goo blog サービス終了のお知らせ 

Eko's スクール日記

米国ロースクールJD課程に在籍中です。こちらは旧ブログなので更新はありません。

ザンビアのチャイルド & 甥のビデオ

2008-02-10 11:02:21 |  アフリカ系
今日、ザンビアのチャイルドからの最新の便りが届きました。
今回は、人が乗ったバス(カラー!Busと注意書きつき)と、女の人の絵(私???)と、そしてとても嬉しいことに、初めてチャイルドが自分のフルネームを、しっかりきれいな字で書いていました。
もうちゃんと字が書けるようになったんだなぁ。

去年の最終試験直前に、プランからのチャイルドとその家族、コミュニティについての年次報告と、チャイルドやコミュニティの写真が届いたのですが、それを見たときも嬉しい驚きでした。
1年前の写真と比べて、うんと背も手足も伸びて、美しい少年に成長していました。
粗末な服を着て足は裸足なのだけど、かわいい弟くんと一緒にニコニコと笑っていて、これはあと10年もすれば、sugaにも劣らない美青年になりそう。楽しみだ。
レポートでは、妹さんがマラリアで亡くなったという悲しいニュースはあるものの、本人は元気で、コミュニティの状況も少しずつ改善されてきているということでした。


あと、うちの甥がめちゃめちゃかわいい、こんなかわいい赤ちゃんは見たことない、こりゃーそのうちコマーシャルとかのスカウト来るね、っていうのは、以前も書いたとおりなのですが、
彼は最近寝返りができるようになりました。

弟や義妹が送ってくれる動画の中で、大きな声をあげながら嬉しそうに、でもまだそんなに器用にコロコロ転がれないから時々もどかしそうに、一生懸命夢中で寝返りを打つ彼の姿を見ていると、
また、パパから名前を呼ばれて、ニッコーーーーッ と嬉しそうに笑う彼を見ていると、
そう、私たちの喜びというのは、本当はとてもシンプルなもののはずなのだよね、と改めて気づかされます。

ところで、おもしろいと思うのは、まあ学校の友だちとかにも甥の写真を見せびらかしたりしてるんですけど、そんなときレイフファインズなんかが、
「アメリカ人の赤ちゃんってかわいくないけど、アジア人の赤ちゃんってすごくかわいいよね~」とか言うこと。
一般の日本人の認識は逆だと思いますが(=「外人の子どもはかわいい」)、あっちはあっちで、やっぱり外人の子どもの方がかわいく見える、ということなんでしょうかね。

よかった

2007-01-24 22:42:41 |  アフリカ系
今日は、スポンサーをしている プラン・ジャパン のマンスリーサロンに行って来ました。
西アフリカの小さな国の例を挙げて、実際に各地で行われているプランの地域開発プロジェクトとその評価手法について分かりやすい説明がありました。

私がプランを好きなのは、何といってもやはり「子ども」を中心に置いたアプローチをやっているところ。(詳しくはプラン・ジャパンのサイトまで。)
今回も、子どもたちの自発性と能力を大事にし、持続可能なプロジェクトとして機能している様子を見せていただき、感動すら覚えました。

気になっていたのが、アメリカに行ってしまうと今のチャイルドとのつながりがどうなるのかということでした。
スタッフの方に尋ねたところ、引き続き同じチャイルドとの交流をすることが可能だと分かり、ほっとしました。よかった。

そのチャイルドが、先日また手紙をくれました。
前回は、小さい絵をいくつか描いてくれて、サッカーボールと思しき絵に「Pbll」とそえてあって、「ボールの意味かな?」と思っていたのですが、今回は便箋一杯にバスケットボールを描いて、そこにしっかり「Ball」とありました。
小学校に上がって、着実に読み書きを学んでいるんだな、と嬉しくなりました。

教育で開くドアはたくさん、時に無限にあると思っていますし、自分はこれまでその恩恵を十分に受けてきたと思います。
地球上のここではない別の地域に生まれたことで、毎日水を運ぶ重労働に何時間も費やしたり、エイズで亡くなった両親に代わり幼い弟妹を育てなければならなかったりして、最低限の教育すら受けられない子どもが数多くいるということが、残念です。
環境さえ整えば数々の才能を花開かせることができるかもしれないのに、そのチャンスすら与えられず一生を終わる子どもが、少しでも減ってくれるといいなと思います。

・・また関係ないけど、今週のキャット・ディーリーは別人のように素敵な格好。やればできるじゃない!最後の方までいいのはとっておいた?それとも、スタイリストを変えた?新しいスタイリストが、キャットの手足を押さえつけてちゃんとした服を着せた?よかったよかった。

手紙

2006-08-29 17:14:25 |  アフリカ系
先日、プラン・ジャパンを通じてスポンサーをしているチャイルドについて、この1年間の成長などをボランティアの人が記録してくれた手紙が来ました。

私のチャイルドは、アフリカのザンビア(大陸のやや右下のほうのちょうちょのような形をした国です。)に住む男の子。写真も2枚ついていました。
草地の中で、お姉さん(日本語に訳すと「恵み」という素敵な名前)と二人で満開の笑いを浮かべカメラに向かって手を振っています。思わずこちらも微笑んでしまう素敵な写真です。
1年半前の写真と比べると大きくなりましたが、人懐こい笑顔はそのまま。今年から小学校に通っています。その小学校、徒歩で1時間半かかるところにあるそうです。
他にも、チャイルドの家族のこと、コミュニティがどのくらい改善したかなどが書かれた詳細なレポートでした。書くのはとても大変だっただろうとありがたく思いました。

途上国の人の支援のために何かしたいと思ったとき、直接手紙などのやりとりで交流できるということでこれを始めました。
もともと外国の人との手紙などを通じた交流が好きで、中学2年生から海外文通(当時はメールなんてなかったので。。)を始め、最盛期?には南米以外の4大陸に計10人のペンパルがいました。
国でいうと、アメリカ、シンガポール、オーストラリア、オーストリア、フィンランド、デンマーク、ガーナ、そしてケニアです。他にも手紙を出したところはありますが、返事が来てつながったのはこれだけでした。日本の西の端っこの小さな町にも、遠い外国からの手紙は届くのです。郵便受けの中に、外国の切手が貼られた封筒を見つけるときのあの喜び。「いつかきっと大きな世界に出て行きたい。」と、FEN(当時)を分かりもしないくせに聞いて、日本の紙とは違う匂いの手紙を読みながら夢見ていました。
一番古いアメリカとシンガポールの人(どちらも同じ年の女性)とは、今でも続いています。

シンガポールの人とはまだ会ったことがないですが、アメリカの人とは一度会ったことがあります。
実に、15年の手紙の交換の末の対面でした。

初めて会った彼女は、手紙の印象よりもずっとずっとおとなしくて、そのご主人もまたすごく静かな人だったので、ちょっと戸惑いました。
あんなにおとなしいアメリカ人は初めてでした。
でも、一生懸命もてなしてくれて、イエローストーンに連れて行ってくれたり、近所の人たちに紹介してくれたり、教会に連れて行ってくれたりしました。
(余談ですが、教会で子どもたちのための日曜学校を見学したら、「ジーザスは生前アメリカにも来て、ネイティブ・アメリカンの人たちに教えを広めました。」と紙芝居で教えていて、「おいおい、明らかに世界史に反するだろう。」と思いましたが、「まあでもアメリカ人は世界史を学ばないからいいのか。」ということで問題ないかとも思いました。)

・・ザンビアから届くチャイルドの絵(まだ字が書けないので)やそのお父さんの手紙を受け取るとき、田舎の中学生だった頃の胸の躍るような喜びが、鮮やかによみがえるのです。

アフリカの風

2006-06-17 17:45:25 |  アフリカ系
行きたい・・。すっごく行きたい。
アフリカに。

個人的に、少し前からアフリカの風が吹いているのですが、最近急激にその風が強まっています。
今回就職が決まって仕事が始まるまでちょっとあるから、どこか旅行でも行こうかな、て、やっぱアフリカかな!!と思ったのですが。
アフリカ専門旅行会社のサイトをチェックして、がっくりしました。

それは、黄熱病の予防接種。アフリカに行くにはマストです。
これが、都内では2箇所で受けられるようなんですが、効果があるのが接種後10日後から10年間とのことでした。
つまり、今すぐ受けても10日以上たたないとアフリカに入れない・・。
がくー。残念無念。こんなことなら先を見越して(?)予防接種受けとけばよかった、どうせヒマだったんだから。でもいつか絶対行く。

行きたいところは色々あるんですが、とりあえず初めはもっともアフリカ色の強いケニアかタンザニアのサファリに行きたいですね。マサイマラとかセレンゲティとかアンボセリとか。あとビクトリアの滝も見たい。あと西アフリカのマリとかセネガルで音楽も聞きたい。あとサハラ砂漠もちょっと行ってみたい。あとエチオピアとザンビアも外せない。あと、・・・。

ということで、私のエクスプローラお気に入りには現在、「日本検疫衛生協会」のサイトが入っています。

アフリカ紛争

2006-02-23 17:45:04 |  アフリカ系
実は,プラン・ジャパン(ちょっと前までフォスター・プラン)のスポンサーをやっています。
私のフォスター・チャイルドは,ザンビアの6歳の男の子。
笑顔がとっても可愛くて,先日初めて絵を描いて送ってきてくれました。
サッカーボール,自転車,自動車が鉛筆で描いてあって,なかなか上手。
嬉しくて,部屋に飾っています。

そもそもは,ブラック・カルチャーが好きだったことから,アメリカ黒人の歴史→アフリカの歴史,また,Hip Hop→アフリカ音楽,といった感じで興味が広がり,今アフリカには個人的にとても関心があります。
そんなことから,フォスター・チャイルドについても,アフリカの子を希望しました。

プラン・ジャパンでは,支援者等を対象に,毎月1回支援国の状況などのレク・講演があります。
今月は,講師にフリージャーナリストの大津司郎さんを迎えて,ソマリア,ルワンダ及びスーダンの紛争等の状況について講義があり,私ももちろん参加してきました。

長年の生の経験に裏打ちされたお話は,大変迫力があり,リアルでした。
アフリカの状況を読み解くキーワードや視点についても,借り物ではない,自分の目,耳,肌で感じたことから考えられたもので,説得力がありました。
強烈な印象を受けるお話がたくさんあったのですが,その中で一つ,日本の状況について考えさせられたのは,「2000年代に入ってからアフリカについて日本のメディアは何も報道しない。」ということでした。
大津さんが取材した映像等を,10年以上前の「ニュースステーション」で放映した際の録画も上映されたのですが,今ではニュース番組がそのようにアフリカの問題を取り上げることはないそうです。
大津さんもいくつも企画を各社に持ち込むのですが,ほとんどが「数字(視聴率)が取れない」として,ボツになってしまうのだそうです。
私は日本の地上波の番組は朝のNHKニュースを除いてほとんど見ない(つまらないし必ずと言っていいほど出てくる字幕?文字?などがとても嫌い。)ので分かりませんが,ちょっと恐ろしい気がしました。
どうでもいいようなことはしつこいくらいにセンセーショナルに放送されて刷り込まれていくのに,実はメディアによって目も耳も塞がれてしまいしかもそれに慣れてしまっている状態,って怖い。

色んなことを考えさせられる夜でした。