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健康的食生活のための情報を発信です。
1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[微生物]食生活について語ろう

2025年05月31日 | 美容ダイエット

・微生物Microorganism びせいぶつ
  古くから人類の生活の中に取り入れられていたが、その存在を確認できたのは17世紀後半の1674年オランダのレーウェンフックによってであった。
その働きが知られるようになったのは19世紀後半フランスのパスツールでその間200年を要した。ぶどう酒の酸敗が酢酸菌の繁殖であることを認め、低温で保存、殺菌することがよいことがわかった。
 肉眼で確認することの困難なごく微小な原生生物として分類し細菌Bacteria、かび(きのこ)、単細胞生物(酵母)、ウイルス、リケッチァなど数多くの種類がある。
微生物は、抗生物質、酵素、有機酸アミノ酸などの製造、産業排水の処理などにも応用しているが他方で動植物の病原菌として、食物の腐敗、品質の劣化などにも関係し毒性物質を産生するものも数多く存在している。
 地表は、微生物による腐敗、分解作用によって浄化されている。食物との関係が深いものは、酵母、細菌(きのこかび)がある。発酵は、一般に微生物がその酵素により有機化合物が、分解、合成されて別の有機化合物となって有用な化学変化をすることをいう。有用でなければ腐敗になる。

 

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[ビタミンU]食生活について語ろう

2025年05月30日 | 美容ダイエット

・ビタミンU:VitaminU びたみんゆー
  キャベツよりアメリカで1950年に発見しCabaginともいうアミノ酸の一種メチオニンの誘導体の構造を持つビタミン様物質で75mg程度で胃潰瘍修復作用がある。
潰瘍Ulcerの予防因子としてビタミンUとも呼ぶ。化学名で塩化メチルメチオニンスルホニウムクロライド(MMSC:S-methyl methionine sulfonium chloride)といい水溶性で熱に弱く100度で10分の加熱で破壊する。
タンパク質の合成を促進、粘膜再生保護し解毒作用があり胃潰瘍を予防、免疫力を強化、その後肝機能改善に有効であることを確認している。
セリ科やナス科やユリ科の野菜には1〜4mg%、緑茶は乾物量あたり1〜9mg%、アブラナ科の野菜には4〜20mg%含有されていた。アブラナ科野菜中でもクレソン、白菜、キャベツは2〜4mg%と比較的少なく、カリフラワー、🥦ブロッコリー、コールラビ、菜の花は10〜20mg%と多く含有している。野菜以外では青のり、ほしのりについて分析したところ乾物量あたりそれぞれ7mg%、3mg%であった。100gあたりキャベツ350μg、ブロッコリー590μg、セロリー、大根260μg、レタス、アスパラガス400μg、ピーマン180μg、パセリ、青海苔に含む。
ビタミンU含有率は夏どり型で高く、秋どり型で低い傾向にあった。また窒素供給能の高い栽培圃場でビタミンU含有率は高かった。
水にキャベツを長時間水に晒すのは、ビタミンUの損失を招く。ビタミンUは胃の粘膜のムチン層の量を増やすことで粘膜を保護することを示唆している。イソチオシアネード、インドールの発ガン物質の活性を抑制し整腸作用がある。さらに発酵(乳酸菌・糠漬け)で吸収率が上がる。

 

 


[新牛蒡]食生活について語ろう

2025年05月29日 | 美容ダイエット
・新牛蒡New Burdock しんごぼう
  キク科ゴボウ属の2年草で、中国東北部からシベリア、北欧にかけての広い範 囲が原産地といわれる。日本だけの特有の野菜で9~10月にかけて、おもに九州など温暖な土地で多く栽培し種がまかれ翌年の初夏の時期5~6月に旬を迎え通常より早く収穫した若取りごぼうのこと。別名「春ごぼう」や「夏ごぼう」とも呼ばれ、春から初夏にかけ採取の一般的牛蒡に比べて細く、皮の色は全体的に白っぽく、軟らかいで風味がある。
アクが少なく茹でて特にサラダ・たたき牛蒡・パスタに、普通の牛蒡同様に炊き込みご飯、豚汁、煮物、炒め物、金平、柳川鍋、かき揚げなどさまざまな料理に用いる。

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[ヘキサメチレンテトラミン]食生活について語ろう

2025年05月28日 | 美容ダイエット

・ヘキサメチレンテトラミンHexamethylene tetramine  へきさめちれんてとらみん
  常温では無臭の無色で光沢のある結晶か白い粉末状、263℃で昇華Sublimation(固体から直接気体となる現象)する。別名をヘキサミンhexamine、ウロトロピンUrotropinともいう。
水中で塩素オゾンと反応すると、分解してホルムアルデヒドやアンモニアなどの有毒ガスが発生する。ホルムアルデヒドはアンモニアと反応、縮合して毒性の少ないヘキサメチレンテトラミンに変化する。
急性毒性マウス経口でLD550mg/kg、皮膚、粘膜を刺激することがあり繰り返し吸入すると、ぜんそくを引き起こすおそれのあることの報告がある。

医薬で尿路感染症、発泡剤、火薬、合成ゴムの硬化剤などに使われる。2012,5月にホルムアルデヒドが水道水の基準値0.08mg/Lを超えて、通常より高い0.168~0.044mg検出され問題となっていた。

 

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[褐藻類]食生活について語ろう

2025年05月27日 | 美容ダイエット

・褐藻類Brown algae かっそうるい
  
褐藻類のうち食用としているものに、あらめ(コンブ科)、昆布(コンブ科)、かじめ(チガイソ科)、もずく(モズク科、ナガマツモ科)、ワカメ(チガイソ科)、はばのり(カヤモノリ科)、ひじき(ホンダワラ科)、ほんだわら(ホンダワラ科)、マツモ(ホンダワラ科)などがある。褐藻類は、光合成によってアルギン酸、マンニットなどの糖質を合成する。キサントフィルを含みは光阻害からの防御に役立っていると 考えられているアルギン酸は乳化剤としてジャム、ケチャップ、ソース、アイスクリーム、麺類に利用している。

 


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[紅富貴]食生活について語ろ

2025年05月26日 | 美容ダイエット
・紅富貴 べにふうき
  やや渋味があるお茶で日本のべにほまれ(印度産の改良品種)と中国系のダージリンを交配して作られた当初紅茶用としていたツバキ科の茶樹。ベニフウキには緑茶とするとメチル化カテキンが多い事がわかり、注目される。
もともと紅茶用に開発してきたが、メチル化カテキンは紅茶を作る工程で消滅してしまい緑茶として加工するようになった。
1995年に独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構によって登録している。花粉症、アトピーなどのアレルギー症状に改善することがわかった。ストリクチニンStrictinin(ポリフェノール)を含み抗アレルギー成分で原因となる抗体の産生を抑制する。5分以上煮出す、茶葉そのものを粉末にして利用するのが効果的という。メチル化カテキンを茶葉2,000mg/100g中に含む。



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[Kの流失]食生活について語ろう

2025年05月25日 | 美容ダイエット
・Kの流失Potassium lossかりうむのりゅうしつ 
  食塩(Na)の摂取量の気になる日々、カリウムを取り入れる量を増減することになり食塩の摂取量が多い傾向からカリウムを取ることによってNa(ナトリウム)の排泄を促し血圧を上昇を抑えることに働きます。Na:K比2:1以下として摂取することを奨励しています。
そんなカリウム(K:kalium)Potassiumの発見は、イギリスのデイビーHumphreyDavyによって1807年植物を燃やして発生した灰からポタシ(苛性カリ)、水酸化カリウム(KOH)を電気分解にすることにより分離していました。ポタシは壺potと灰ashの合成語で、壺の中の灰を指し、カリウムの名称は、カリウム(ドイツ語でKaliumであり、新ラテン語: kaliumでありドイツ語の「Kalium」を経由し日本に伝わっています。日本語で肥料として加里(光合成を助ける)が使われ植物中のデンプン、タンパク質の生成、移動、蓄積に役立ち水分の蒸散作用を調節、根の発育を早め開花、結実を促進します。
  食塩も、体内にとってとても大切な働きをしています。浸透圧の調整、食欲増進に関与しNaとしていらいら解消、Cl(塩素)として胃液の成分となっており不可欠な成分です。
最小必要量はNa500mg(食塩相当量1.3g)、この量は自然の食品そのものだけを取ることによって充分に賄える量です。体内の塩分量は、成人の体重の0.3~0.4%、子どもで約0.2%、体重50kgの成人なら、体内の塩分量は約200g程度です。体内の塩分は、主に血液や消化液の体液中に含まれ、1リットルの血液中で約9gの塩分が含まれます。点滴によく生理食塩水が用いられ体液の調整が行なわれます。熱中症などで脱水症状になった場合にうすい塩分を含んだ水、スポーツドリンクを補給しています。
  しかしながら過剰摂取が問題になっています。塩分(塩化ナトリウムNaCl)は、水分を貯留する性質があります。日本人は古来より米食中心食でそれに漬物、佃煮類の塩分を多く含む食品と相性良く過剰に食塩を取りやすい環境にあったともいえます。戦前は1日当たり食塩を20~30gも1950年代は、15g摂取していたともいわれ脳いっ血、高血圧症が多発していたのではと推測しています。

カリウムは、魚・肉類、野菜・果物に多く含み小腸で吸収され汗、尿中よりに排泄しています。人体で約0.2%を占め体重50kgでKは100g程度で多くは細胞内に存在します。浸透圧の調整、神経・心機能の調整、利尿作用、タンパク質の代謝、筋肉の収縮に関与し不足することによって筋力低下、腸閉塞、味覚・反射機能の低下がみられています。過剰摂取で吐き気、倦怠感、筋力の麻痺、高カリウム血症(心機能障害)などを起こす事が知られています。食塩(Na)の摂取量によって摂取量を増減することになるのです。カリウムを取ることによってNa(ナトリウム)の排泄を促し血圧を上昇させません。高血圧予防に野菜350g/1日の摂取を奨励しています。腎機能が低下してK制限のある場合Na,K共に制限し腎臓への負担の軽減から魚、蓄肉類、軟弱野菜等は、カリウムは、熱に弱く加熱によって分解、水溶性で水に溶け出すので茹でこぼしによって減少させています。
カリウムはクエン酸で吸収をよくし、その補給は生でとることができる生野菜、フルーツがよいでしょう。バナナ(Na微量,K360mg)、小松菜(Na15mg,K500mg)、鮭(Na40mg,K400mgを含みます。上限量Na(3.94gで食塩10g):K(2g~4g)比で2:1以下、1日の目標量として2~4gとなります。
 繊キャベツが、千切りで洗わずにそのままで食べられる宣伝で市販している昨今です。
ここ数年、スーパーやコンビニなどで売り場面積を増やしているカット野菜が多く見られるようになりました。数種類の野菜が1パックになって、忙しくて野菜をとりたい人にとって手軽に料理に使えて便利です。
市販の千切りキャベツ120gエネルギー:23kcal、たんぱく質:1.3g、脂質:0.2g、炭水化物:5.2g、食塩相当量:0.01gとの記載で洗った後でも60%以上の水溶性ビタミンミネラルが残っていることが確認といわれています。千切りにしたキャベツを約15分間、水に浸した後のビタミンC残存率は約85%という結果もあるようです。一般のキャベツではカリウム200mg/100g中で市販の繊キャベツでは60%の残存率で換算すると120mg/100gで144mg/120g中となります。

生キャベツ100g中で21kcal、水分92.7g、タンパク質1.3g、脂質0.2g、炭水化物5.2g、灰分0.5g、ナトリウム5mg、カリウム200mg、カルシウム43mg、マグネシウム14mg、リン27mg、鉄0.3mg、亜鉛0.2mg、銅0.02mg、マンガン0.15mg、ビタミンA:8μg、ビタミンD:(0)μg、ビタミンE:0.1mg、ビタミンK:78μg、ビタミンB1:0.04mg、ビタミンB2:0.03mg、ナイアシン0.2mg、ビタミンB6:0.11mg、ビタミンB12:(0)μg、葉酸78μg、パントテン酸0.22mg、ビタミンC41mg 、食物繊維1.8gを含みます。
市販120gの繊キャベツKのは、およそ生キャベツ100gと同程度ということになります。
  食中毒を防ぐための次亜塩素酸ナトリウムが使われている場合がありますが、これは水道水にも使われているもので気になる場合は、サッと洗い流し、さらに加熱で、ほとんど分解するようです。
  生鮮野菜と比べれば栄養価は水溶性ビタミン・ミネラルで低く、値段95円/120gも割高で味に多少変化が感じられるといいますが、手間なく手軽に野菜を取り入れたいときには、上手に使って食生活向上に役立ちそうです。

カリウムは、100g中で人参(Na15mg,K340mg)、ほうれん草(Na16mg,K690mg)、小松菜(Na15mg,K500mg)、きゃべつ(Na5mg,K200mg)、🥦ブロッコリー(なまNa7mg,K460mg・茹でNa5mg,K210mg・電子レンジNa8mg,K500mg)、たまねぎ(Na2mg,K150mg)、大根生(Na14mg,K230mg)、みかん(Na1mg,K150mg)、りんご(Na微量,K110mg)、キウイ(Na2mg,K290mg)、ぶどう(Na1mg,K130mg)、バナナ(Na微量,K360mg)、なし(Na微量,K140mg)、うなぎ(Na74mg,K230mg)、かれい(Na110mg,K330mg)、さんま(Na140mg,K200mg)、さば(Na110mg,K330mg)、ぶり(Na32mg,K380mg)、いわし(Na81mg,K270mg)、鮭(Na40mg,K400mg)、湯通し塩抜きわかめ(Na530mg,K10mg)、めかぶ(Na170mg,K88mg)、豚肉(Na50mg,K240mg)、鶏皮付きもも肉(Na62mg,K290mg)、鶏卵((Na140mg,K130mg)、玄米(Na1mg,K230mg%)、白米(Na1mg,K89mg%)、うるち米めし(Na1mg,K29mg)、馬鈴薯では灰分0.9g中の(Na1mg,K410mg)、国産乾燥大豆 灰分5g(4-5%)中(Na1mg,,K1800mg)、水煮缶(Na210mg[塩添加?],K250mg)、とうもろこし茹で(NaTrmg,K290)/100g中です。
 むき出しになっている、白米では、洗米で流出しやすく、豆類では流出は少ないようです。洗米は手早く、煮豆は汁ごと利用するのがよいでしょう。そしてカリウムの補給は生でとることができる生野菜、フルーツがよいようです。厚生労働省では、1日あたりの食事摂取基準における野菜と果物の推奨量を野菜を350g以上と果物を200g程度としています。
令和元年国民健康・栄養調査結果によるカリウムの1日の摂取量は平均で2,299.4mgで食品群別の摂取量をみると野菜類からの摂取が最も多く、次いで肉類、乳類、果実類、魚介類でした。




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[グルテリン]食生活について語ろう

2025年05月24日 | 美容ダイエット
・グルテリンGlutelin ぐるてりん
  
単純タンパク質でタンパク質を溶解する性質によって分類したものであり希アルカリ、希酸で可溶、水、中性塩に不溶な、熱により凝固する物質をグルテリンとしている。
小麦のグルテニン、大麦からのホルデニン、からのオリゼニンなど植物の種子、とくに穀類に含む。コムギ、オオムギにはグルテリンがプロラミンとともにかなり多く含むが、トウモロコシ、エンバクではグルテリンは少なくプロラミンが多い。普通の米では逆にプロラミンが少なくオリゼニンが大部分を占める。アミノ酸組成はグルタミン酸を多く含み、プロリンは少ない。低グルテリン米は、消化されやすいグルテリンが少なく難消化性のタンパク質プロラミンの割合が高くなっている米でタンパク質の量そのものは変わらない。
 
 
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[キサントフィル]食生活について語ろう

2025年05月23日 | 美容ダイエット
・キサントフィルXanthophyll きさんとふぃる
  カロテノイド(カロテン類、キサントフィル類)の一種であり脂溶性、熱に比較的安定、空気中で酸化を受けやすいが色は比較的安定している。カロテンが弱く酸化されたものでわずかにクリプトキサンチンにビタミンA効力が認められる。アルコール類(クリプトキサンチン、ゼアキサンチン、ルティン)、ケトン類(カプサンチンCapsanthin、フコキサンチン)など多くの種類がある。キサントフィルには黄色の色素(卵黄、さつま芋、黄色のトウモロコシ、黄色のピーマン、緑葉)が多く、赤色の色素(唐辛子、カプサンチン)などもある。光合成の補助酵素として働きクロロフイル(葉緑素)が分解し黄色くなるのは、カロテノイド色素であるキサントフィルによるものとされる。ビタミンA効力(プロビタミンA)をもつのはクリプトキサンチンで柑橘類、トウモロコシの果皮に多く含む。ルティンLutein は、目の網膜を紫外線から保護する作用、抗酸化作用をもつ。 




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[マンニット]食生活について語ろう

2025年05月22日 | 美容ダイエット
・マンニットMannit まんにっと
  褐藻類(干し真昆布25%・干しわかめ10%)、野菜、果物、きのこ(干し椎茸8%)にも含まれる。マンナ樹皮の主成分とし見出されるが植物の葉、茎、根などにも含む。
乾燥させた昆布、干し柿の白い粉が吹き出ている成分をマンニットといいマンニトールともいう。融点168℃、針、粒状をして水溶性であるが吸湿性はないマンノースMannoseを還元して得られ糖アルコールとし存在する。
蔗糖から合成もしソルビット(無色無臭の甘味(蔗糖の60%)のある粉末で吸湿性がある)とともに得られる。吸湿性がないので飴、チューインガムの粘着防止剤として使われている。 



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[フラバン]食生活について語ろう

2025年05月21日 | 美容ダイエット

・フラバンFlavan ふらばん
 フラボノイドの基本構造だが単体では天然にほとんど存在しない。ポリフェノールの一種でフラボノイドの骨格として自然界に存在、フラバノール、フラバノン、フラボン、フラボノールの基本となる構造を持つ。
 主なものにカテキンタンニン(フラバノール類)、ヘスペリジンHesperidin(フラバノン類)、ナリンギンNaringin(フラバノン類)、アピゲニンApigenin(フラボン類)、アピインApiin(フラボン類)、ケルセチンQuercetin、ルチン(フラボノール類)、ダイジンDaidzin(イソフラボン:ポリフェノール)、ルチンRutin(ポリフェノール)、トリシンTricin(ひえの種実や小麦の葉やクマザサの葉等に含む:フラボン類)などがある。

 

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[生馬]食生活について語ろう

2025年05月20日 | 美容ダイエット

・生馬 イケマ
  キョウチクトウ科
ガガイモ亜科イケマ属のつる性の多年草。別名ヤマコガメ、コサとも、さらに上部に対し根が大きいためについたアイヌ語で「それの足」を意味する「イ・ケマ」に由来、名付けている。

 つる性の多年草で 茎は長く伸び、幼茎に微毛があり、成長すると 葉は対生、卵形で、長さ5~15cm、幅4~10cmで、初夏に白い球形の散形花序を咲かせる。枝を折ると有毒の乳汁が出る。

山菜として5~6月にワラビのように地面からのびた若芽は、ゆでて、アク出しして、食べられる。アスパラガスに似た味という。秋に結実する熟していない若い実はてんぷらで、さらに漬物に、保存食にもしている。

乳汁、根には、アルカロイド、シナンコトキシン(シナンコトキシンSinankotokisin)など有毒の成分があり、大量摂取、誤食で中毒し死に至ることもある。干したものを牛皮消根ごひしょうこん)と呼び、利尿、強心の薬とする。

 

  


[βーカゾモルフィン]食生活について語ろう

2025年05月19日 | 美容ダイエット
・βーカゾモルフィンBeta-Casomorphin  べーた かぞもるふぃん
  乳類が体内で分解し合成する。カゼインから体内で分解の過程でできる、たんぱく質、アミノ酸の集合体で、母乳、ミルクを飲んだ乳児が直ぐにすやすやと寝入ることに着目し研究が続き、精神を安定させ、痛みを和らげる作用のある成分とし取り出している。鎮痛、鎮静、消化吸収を促進する。



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[加工食品]食生活について語ろう

2025年05月18日 | 美容ダイエット

・加工食品Processed food かこうしょくひん
 市販の加工食品の中には、見た目はいいのですが、食べてみて、美味しくないものが、数多く見られています。
そんな中から少し拾い出し、生鮮食品並びにそれに近いものとの栄養成分などの比較をしてみました。
◇鮭のフレークの瓶詰め
白鮭を原料にしています。100g 450円(税抜き)
100gでエネルギー380kcal、水分-g、タンパク質24.1g、脂質28.9g、炭水化物5.9g、ナトリウム1,381 mg、食塩相当量3.5g
焼き白鮭100gでエネルギー171kcal、水分64.2g、タンパク質29.1g、脂質5.1g、炭水化物0.1g、灰分1.5gナトリウム82mg、食塩相当量0.2g
 鮭のフレークは、骨をきれいに除いているのはいいのですが見栄えを良くするために、血合い、皮の部分を除いているようなので、栄養的価値は劣っているように見えます。血合いには脂肪、タウリン(血合100g中に1.5g~0.1g)、ビタミンB群、鉄を多く含んで普通の肉に比べ数倍から数10倍に達します。皮、うろこにはヒアルロン酸を多く含み栄養的価値が高い部位です。
さらに、脂肪、食塩、澱粉類を添加しているようです。本物の味が忘れ去られてしまいそうです。
カラフトマス水煮缶詰100gでエネルギー156kcal、水分69.7g、タンパク質20.7g、脂質7.2g、炭水化物0.1g、灰分2.3gナトリウム360mg、食塩相当量0.9gであり、缶詰の方がお勧めです。開封が手軽なレトルトパウチ食品となっているのもよいでしょう。骨まで口の中でほぐれがよくカルシウムの摂取も望めます。焼き魚のレトルト食品は高温(120℃~130℃)高圧(1~2kg/c㎡)で骨まで柔らかくすることができます。
◇小田原かまぼこ
原料 しろぐち・きぐちを主にして
添加物 食塩3.5~4%、ジャガイモ澱粉0~5%、砂糖10~15%、グルタミン酸ソーダ1~1.5%、みりん4~5%、卵白若干
色の白い弾力に富んだ蒲鉾です。
製法は、充分に、水にさらして脱脂、脱血、脱色し不純物を取り除き白くなった弾力のあるグチ肉に塩などの添加物が加えられています。
採肉→水さらし→脱水→空ずり→本ずり→裏ごし又は肉挽き→成型→焙焼→蒸し煮→冷水浸漬→殺菌・漂白→放冷→包装→製品
水さらしによって水溶性の旨味成分が失われます。裏ごしで筋の部分を取り除きます。
添加は光沢、香り、弾力、旨味を出す為におこなうものです。殺菌・変色防止には、0.3%~1%の過酸化水素水によって浸漬(しんせき)しおこなわれます。
 高級な蒲鉾といわれていますが、作業工程から価格が決められることは理解できます。栄養の摂取から考えると色白の練り製品となります。
冠婚葬祭に彩として使うぐらいはよいでしょう。
仙台の笹かまぼこの良質のものでは、ヒラメが使われ、水さらしをしないで調味し魚の旨味のある製品となっています。
◇ソーセージ類の練り製品は、増量の度合いにもよりますが、一説にはベーコンは140%、ハムは160%ほど原料肉よりも製品が「重くなる」といわれています。
澱粉、大豆蛋白、小麦粉類を混合、水増ししているものが見受けられます。デンプンは肉類より価格が安価で増量に用いていることが多い傾向です。コーデックスの規格(FAOとWHOが合同で設立した国際食品規格委員会)においては、原材料として水を表示すべきとの規定があるが、我が国の加工食品品質表示基準には水の表示についての規定がなく、ミネラルウオーター等を除き多くの加工食品では原材料に水の表示が見られていません。ソーセージ類で粗挽きで粒が残っているぐらいのほうが美味しいです。
◇練り製品は、物によっては、澱粉類、ジャム類では、砂糖で増量をして何が入っているのか分からないぐらいに練り上げられ市販しているのが見受けられます。
ヨーグルト和えに、フルーツをと、さいの目切りのフルーツは、ペースト状のジャムらしきものより値段が高くなっています。一般に粒々のあるほうが、歯ごたえもあるし、自然の美味しさを感じられるようです。
◇干しソバ(乾麺)乾めんのそばの容器や包袋には、使用した原材料が重量の割合順に表示されているだけで、そば粉の配合割合が表示されていないものがあります。そば粉の配合割合の表示は、乾麺そば(干し蕎麦)で、配合割合の表示は、「乾めん類品質表示基準」により、配合割合が30%以上で表示義務がないのです。JASマークの規定で干蕎麦は標準では配合割合は40%以上、上級では50%以上を定めています。低価格帯では小麦粉・そば粉の順に、この干しソバでは名前は干しソバですが、小麦粉の多い干しソバのようです。
 加工食品の消費者にとって、あまり分かりにくい、そして栄養的にどうかなと思われるような商品ばかりを掲げてきましたが、中には、以前は、最近では、魚を刺身にして、廃棄、肥料、家畜の餌でしかなかった、骨を商品としての価値のある、健康食品として食べやすくした製品を市販しています。これは嬉しいですね。子供のころ、カタクチイワシを七輪で焼きながら、残った骨をさらに焼いて食べやすくしたのを思い出しました。
  近年は、食べ物は、丸ごと、いわしでしたら頭から尻尾(しっぽ)まで内臓ごと食べることを奨励しています。加工技術も、丸ごと手軽に食べられるレトルト食品のような技術革新に向けられることを願わずにはいられません。よりよう商品開発が進むことは良いことですが、最近の個包装の一食・一回ごとの包装で、後始末に、その都度廃棄処分する量の多いことには閉口です。ゴミを減らしましょうが、企業でゴミになるものを付けて販売することは、ゴミを減らすことの出発発点ではないでしょうか。

 

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[酸素Oxygen]食生活について語ろう

2025年05月17日 | 美容ダイエット
・酸素Oxygen さんそ
  地球が誕生した46億年前、地球上にはほとんど酸素はなかった。現在の生物にとってなくてはならない酸素は、海で発生した藻類などが光合成をし20億年以上もかけて作られている。元素記号O、原子番号8、原子量15.9994、比重1.105(空気に対し)、融点-214.8℃、沸点-182.97℃、原子価2、溶解度0℃で4.89mL/100mL、空気中の1/5量と主要成分で化合物としても多量に存在する。
無色無味無臭の気体。化学的には反応性で多くの物質と化合する。動物の呼吸、燃料の燃焼に不可欠な物質とし存在する。酸素族元素Oxygen group elementsとして酸素O、イオウS、セレンSe、テルルTeの4元素をいい、酸素と類似した性質がある。人体の無機質の割合で65%を占める。人体では呼吸によって肺に送り込まれ、血液中に入り体内に送られ、酸素を受け取った組織は栄養素を燃焼させ、エネルギーを発生する。ここでいう燃焼とは栄養素が酸化(燃焼)することであり、物質中の原子の一部が破壊され電子が飛び出し、エネルギーを発生させる。通常呼吸で取り込まれた酸素のうちの3%ほどは、活性酸素化している。
人間が生きていくためのエネルギー代謝に必要な酸素の量は1時間で10リットル、1回に行われる呼吸量は500ccといい、呼吸ができなくなって体内に酸素がなくなると数分から10分で生命の危機に陥る。1日に約500~250リットルの酸素を必要としている。基礎代謝量は呼吸 による酸素と二酸化炭素の消費量から算定され体表面積に比例し、体表面積当たり では若年者で大で2~3歳時近辺で最も高く、年齢が進むにしたがい低い値を示す。
 


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