・山菜 さんさい
関東では桜の開花が見られる時期になりました。野山に出掛け山菜取りも始まります。近頃の山菜についての情報です。
のびる、じゅんさい、せり、たらの芽、ぜんまい、ふきのとう、わらび、つくしなど一般に山で採られていた食用とされる山草といわれていますが特に明確な区別がなくなってきています。
近頃での山菜といわれるものの多くは、ハウス栽培、輸入によってどんどん季節の先取りがされています。
山菜と呼ばれるものは、一般にあく強く茹でて水にさらしてぬくことができますが、またそのあくが持ち味を生かしてもいるので適当に残っているのがいいわけです。ハウス栽培されたものではあくがかなり少なくなってきていますし、あく抜きされたものが多く出回っています。
本当の味わいは、自宅で茹でたものを食べるのが一番美味しいかもしれませんよ。1度は試してみたいものですね。
年中食べるものでもありませんし、水に晒(さら)すので水溶性のミネラル、ビタミンの流失が相当あるので栄養的には、食物繊維の整腸、食欲増進作用になります。
春のいぶきを感じさせる山菜は、私達の心の扉まで開けてくれるようで新鮮さを感じさせてくれます。こころゆくまでどうぞ適度にご堪能下さいませ。
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