単純タンパク質で水、アンモニア溶液に可溶な熱で凝固しない強塩基性(アルカリ性)のたんぱく質(アルギニン6割)として存在する。
天然既存食品添加物、保存料として、アルカリ側領域で制菌作用が強く耐熱性芽胞菌に対して細胞膜の溶解、透過性亢進を引き起こすことなくネバネバの発生を防ぎ抗菌する。麺、デンプン質の洋菓子、和菓子、水産・畜産練製品、惣菜、核酸系調味料等に用いている。
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・ガラクツロン酸Galacturonic acid がらくつろんさん
ガラクトースを酸化しガラクトン酸Galactonic acidとガラクツロン酸が得られるウロン酸(単糖類の誘導体)の一種で自然界には多糖類として植物に広く存在しペクチンの主要な構造の元になっている。
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◎食物連鎖Food chain しょくもつれんさ
生態系の中で捕食、腐食、分解に分けて考えられています。最も多くいわれていることは食べる(捕食)ものと食べられる(被食)もの、寄生との関係で結びついている連鎖的つながりのことです。1927年にイギリスのエルトンC.S.Eltonによって動物生態学Animal ecologyのなかで初めて自然をピラミッドの体系として明らかにし用いています。
生物は同種、他種を問わず、様々な形で自分以外の生物個体を利用して生き抜いています。最も典型的に見られるのが他者の捕食行為になります。
陸上の生物では、植物(生産者)は昆虫(植食性動物)に食べられ、昆虫は小鳥(小形肉食性動物)に、小鳥は大きな鳥のタカ、ワシ(大形肉食性動物)などに食べられ、それぞれ昆虫は第一消費者、鳥は第二、第三消費者となっていきます。このような生物間のつながりがあります。海水などの水中でも同じように、植物プランクトン→動物プランクトン→イワシ→イカ→マグロ→人などのつながりの捕食行為があります。
このような捕食の食う・食われるの関係をたどっていくと、ある一定の場所の生物間に、1つの鎖状の関係を見いだすことができます。これを一連の鎖として見出し食物連鎖と呼ばれています。このような関係は、関係する生物が可能な行動範囲における同じ場所で行なわれ食物連鎖はある一定の生物群集の中の構造の一つとなっています。
通常、食う側の方が食われる側よりも大きく、この連鎖において、一般に、下位のものほど個体が小さく、その個体数が多い傾向があります。上位にゆくほど数が少なくピラミッド型になり、これを生態ピラミッドといわれています。
現実には複数の種類を餌としており、また複数の種類に食べられることもあり、それらを考慮して図を描くと食べる食べられるの関係の入り乱れた複雑な網目が描けます。このことから食物連鎖全体の構造をあらわす食物網Food webともいわれています。
生物の栄養供給の形態は、さらに寄生する者と宿主の関係もあり寄生者が宿主から栄養を得ている寄生関係による食物連鎖もあります。人体における腸内細菌との関係があります。この場合、寄生する者は宿主より小さいのが普通なので、段階を追うごとに小さくなります。寄生食物連鎖は、通常の食物連鎖ほど段階が多くならならないようです。
腐食系の生物は、死骸や排泄物を食べ無機物化するほか、自ら餌となり、無機物が捕食系の中に組み込まれていきます。分解系の生物は、捕食系・腐食系の生物の死骸や排泄物を分解し、生成された物質は植物の栄養源となります。
植物の枯れ葉、枯れ木となったもの主成分のセルロースやリグニンが分解されていく過程があり、これらを腐食連鎖(デトライタス・サイクル)と呼んでいます。腐食連鎖は水中生態系でも、枯れ葉、枯れ木の植物が大量に流れ込む汽水(きすい)域の河川の河口付近、干潟、マングローブ林などにおいて非常におおきな役割を果たしているのです。
生きている植物を食べることから始まる食物連鎖、即ち生食連鎖(グレイジング・サイクル)とともに腐食連鎖(デトライタス・サイクル)は食物連鎖の2大潮流を形作っています。
すべての生物のエネルギーは、元をたどれば光合成に依存しています。そしてそれを利用するものに、光合成するもの、それを食うもの、さらにそれを食べるもの、のような段階があることがわかります。これを栄養段階と呼んでいます。生産者といくつかの段階の消費者、そして分解者という三者で構成されていることになります。
植物は、太陽の光エネルギーと水と二酸化炭素を利用して光合成をおこない、有機物の合成をして多くのデンプンや糖を作り酸素を放出し、窒素や各種ミネラルを組み合わせて、タンパク質や脂肪などを作り出しています。
多くが植物(生産者)を餌とする草食動物が第一次消費者となり、草食動物を食べる肉食動物が第二次消費者となっていきます。雑食の動物もいるので、消費者間の捕食の関係は複雑になっています。一般に上位にある消費者ほど個体数が少ないのが普通です。
寿命を迎えた生物の死骸やフンなどは、さらにほかの動物に食べられたり、細菌類などの働きによって分解されます。生物を構成していた有機物は、やがて無機物と水と二酸化炭素まで分解されます。
食物連鎖がおこなわれた結果、生物に蓄積しやすい物質が上位捕食者に集中していく生物濃縮という現象が生じます。水産物の毒魚類、貝毒などは、いずれもプランクトンによって合成された物質が筋肉、内臓に蓄積され食物連鎖の過程で濃縮されたものです。
食物連鎖による生物濃縮は、ダイオキシン類、重金属、農薬等の有害物質が問題としてとりあげられることも多くあります。湾内は閉鎖性水域のため、水質汚染の影響を受けやすくなります。人類は地球上の食物連鎖の頂点に位置しており、食物を通して生物濃縮によって蓄積された有害な成分を摂取していることにもなります。
一般には、上位に位置する動物ほど数が少なく、底辺に生存するほど多く生存していることからエルトンは、この現象を数のピラミッドと名づけました。
自家栄養生物の植物は、光合成を行い必要な栄養を合成していることから生産者という言い方もされています。食物連鎖によるピラミッドの最上位、頂点の最終生物の消費者は人ということになります。しかしながら、動物も植物もいずれは、死後に地中の微生物によって分解され、ふたたび生産者である植物の栄養源として、食べられるものと食べるものの関係となる、ひとつのサイクルの食物環を形成しています。自然界では、網目のように複雑で、これを食物網と呼んでいます。この食物網があることによって、地球全体の生物の集団が一定の秩序によって保たれてきました。
生物の進化として
46億年前 地球が誕生し原始地球は、現在の大気層はなく、地表に様々な放射線が降り注いでいたと言われています。
38億年前 生物は放射線の一種となる宇宙線を避けるように深い海で嫌気性細菌誕生したといわれています。
30億年前 酸素非発生型光合成細菌の登場しています。
27億年前 地球磁場の形成により宇宙線が遮蔽(しゃへい)され酸素発生型光合成細菌(シアノバクテリア)が登場しました。やがて糖からエネルギー物質を効率的につくり出す好気性細菌が登場しています。
20億年前 DNAを保護する核を持った真核生物の祖先が誕生しています。地球の酸素濃度上昇によりオゾン層の形成されましたが現在の5分の1程度です。
10億年前 植物の祖先の誕生で徐々に多細胞生物の出現してきました。
5.5億年前 酸素の急上昇により現在のオゾン層の形成に至っています。紫外線の遮蔽により、陸上生物の植物、動物登場してきました。
微生物の中には、太陽光線からの放射線をエネルギー源として炭酸ガスと水から体細胞を合成する光合成細菌の存在が明らかにされています。チェルノブイリ原発周辺では放射線を吸収する菌類が発見されています。植物が光合成によって「可視光線」をエネルギー源にしていると同様、この菌類は放射線を吸収できるように進化して、「放射線」をエネルギー源として利用しているというのです。
食物連鎖の底辺には、一般に自家栄養生物(独立栄養生物)の植物があり連鎖の上位に他家栄養生物(従属栄養生物)の動物がいて、その頂点に人が位置しています。上位の動物ほど数が少ないとしていますが、人為的な行為が入ることによってその体系は脅かされ破壊されています。農薬、工場廃棄物からの汚染物質の無機物は、植物に取り込まれ、やがては人の体内に入り、身体に悪影響を及ぼし公害の発生をみています。
きのこは、菌類であり生態系の重要な役割を果たしており腐葉土(動植物の排出物)に発生し有機物を無機質に変える働きをします。キノコは特に環境汚染の影響を受けやすく汚染物質(金属類)の吸収をし人体に悪い影響を与える物質を蓄積させていることもあります。環境の衛生状態のよいところで自生、栽培されているものを利用するようにしましょう。
・ブラマンジェBlancmange ぶらまんじゅ
香りつけにアーモンドの胚乳をひいて布でこした牛乳状の液に、砂糖・香料・生クリームなどを加え、ゼラチンで固めたものでフランス生まれの伝統的なデザート。または、牛乳・コーンスターチ・砂糖を合わせ加熱後、冷やし固めた冷菓。
とうもろこしでん粉で作るブラマンジェは、分量の牛乳100ccに対し、砂糖10g、バニラエッセンスと、液体の10~15%にあたるでん粉(コンスターチ10~15g[大匙【15cc】2杯]又はゼラチン1.5g[小匙【5cc】1/2])をよく混ぜ合わせ、撹拌を続けながら弱火で100℃近くまで加熱してでん粉を糊化させ、型に入れて冷やしたもの。
加熱終了の目安は、鍋底から大きな泡が出はじめてから2~3分の加熱をしたのち放冷後冷蔵庫で冷やし固める。ジャムで作ったソースなどを添え食べられている。
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・ベンズアルデヒドBenzaldehyde べんずあるでひど
芳香ある揮発しやすい水に難溶の無色の液体で代表的芳香属アルデヒドに分類している有機化合物のひとつ。
アーモンド、杏仁(杏の種子)、桃の独特の香り成分として知られる。塩化ベンザルBenzal chloride(ジクロロメチルベンゼンDichloromethylbenzene)を加水分解して工業生産している。融点-56.5℃、沸点179℃で香料、染料に用いている。抗炎作用がある。
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・健康食育の日Healthy food education dayけんこうしょくいくのひ
健康食育の日(8月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介 | PR TIMES MAGAZINE
8月18日は「健康食育の日」です。「米」が八・十・八からの構成を由来として、お米を中心に、日本型食生活を推進する一般社団法人・日本健康食育協会によっての制定です。
穀物を中心とする食の大切さを伝え、健康食育を普及させるのが記念日制定の目的です。
食育は、生きる生命維持のための基本となり、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けられ、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人々を育むことです。
農林水産省は、食育推進基本計画の作成及び推進に関する事務を担っており、食品安全委員会、消費者庁、文部科学省、厚生労働省等の関係各府省庁等との連携を図りながら、政府として一体的に食育を推進しています。
地域においては、様々な立場の関係者の緊密な連携・協働の下、国民運動として食育を推進します。
食育基本法は2005年に制定で、国民の健康増進や豊かな人間形成、さらには食に関する感謝の念を深めることを目指した食育を推進するための基盤を整備する法律です。食育とは、単に食事に関する知識を習得するだけでなく、食に関する様々な体験活動を通して、食料の生産から消費に至るまで、食に関する理解を深める活動を指します。
食育基本法の目的として国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむ食育の推進です。
食に関する適切な判断力を養い、健全な食生活を実践できるようサポートする。
国民の食生活が自然の恩恵の上に成り立っていること、そして食に関わる人々の活動に支えられていることを理解し、感謝の念を深める。
我が国の食文化や地域の特色を活かし、食料の生産者と消費者との交流を図り、農山漁村の活性化と食料自給率の向上に貢献する。
としています。
食育基本法が定める事項
食育基本法は、少子高齢化や食生活の西洋化、食の安全に対する不安などが高まる中、国民の健康増進と食文化の継承、食料自給率の向上を目指し制定しています。
食育基本法の現状は、現在も食育の推進を支える重要な法律として機能しており、学校給食における食育、家庭での食育、地域での食育など、様々な形で食育を実践しています。
第4次食育推進基本計画はこちらから
重点事項:生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進
持続可能な職を支える食育の推進
横断的な重要事項:新たな日常やデジタル化に対応した食育の推進。
食育白書はこちらから
令和5年度食育白書(令和6年6月7日閣議決定)の普及啓発資料
「みんなの食育白書ー令和5年度ー」
食育の普及啓発のために、食育関係者向けの研修会、セミナー等の食育活動で活用していただけるよう、食育白書の内容を基に作成しています。
令和5年度
食育推進施策:家庭、地域社会における食育の推進・ 食育推進運動の展開・生産者と消費者との交流の促進、環境と調和のとれた農林漁業の活性化等です。
食育に対する国民の関心や意識を高めていくためには、対象者の特性や多様なニーズも考慮しつつ、国民の意見や考え方等を積極的に把握し、できる限り施策に反映させていくことが必要であることから、その促進に努めることが求められています。
お米を中心に、展開しているこの協会では、記念日に関連した事例ではないとしながらも、今後「健康食育の日」を食育をテーマにした「稲刈り体験」などの開催等を予定しています。さらに食育をテーマにしたSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の取り組みやCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)活動への想いが記載された参考事例です。
食品の製造・販売に携わっている方、食育関連の企画・検討に、「健康食育の日」を特に意識してよりよい食育活動の推進を継続して行っていく日の目標としていければと願うのです。
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・南瓜Pumpkin/ Squash かぼちゃ
ウリ科、中南米原産。アメリカ大陸発見(1492年)後にアジアに広がりカンボジアより伝わってカボチャの名前がつけられたという。7~10月にかけて鹿児島産から順次北の北海道産ものへと市場に出荷している。
種類がおおく品種によって成分が異なるが栗南瓜(西洋南瓜)といわれる品種が糖分も多く、カロテンも普通の南瓜の数倍も多く含む。炭水化物も多くエネルギー源として終戦前後に主食としても用いられていた。水分が少なくてほくほくしており果肉の硬い完熟したものがおいしい。
夏野菜のビタミンA(カロテン:皮膚粘膜、括約筋の強化)給源であり、保存がきいて冬至南瓜として利用されてきた。煮物、揚げ物、ポタージュの料理に適す。欧米では、パイ、スープに利用されることが多く、粉末にしたもの、缶詰もある。
珍しいものとして、いと南瓜(金糸瓜:きんしうり)といわれる茹で上がると繊維質だけにな糸のようになってシャキシャキとして食感がよく、それを三杯酢、出し汁での煮物にしているとのこと。冬瓜を小さくした皮が黄色をしているという。
南瓜の表皮部分には、ビタミンC(アスコルビン酸)酸化酵素を含み貯蔵中にビタミンCが激減してしまう。20℃以上のところでは、2週間~1ヶ月もしないで半減してしまうので5~10℃位で保存するのがよい。南瓜のわたには、βーカロテンが実の5倍も含み乾燥のさせたわたの部分をオイルに漬け抽出させて利用するのもよい。
西洋南瓜100g中でエネルギー91kcal、たんぱく質1.9g、脂質0.3g、炭水化物20.6g、水分76.2g、カロチン4,000μg(ビタミンA660μg)、B1:0.07mg、ビタミンC43mg、食物繊維3.5g、フリーズドライ粉末でかぼちゃ100gあたり)エネルギー 331kcal、たんぱく質 7.0g、脂質 2.3g、炭水化物 70.6g、ビタミンA 912μg、ビタミンB1:0.18mg、ビタミンC 33mg、食物繊維 12.2gを含む。
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・戦中と原発ゼロWartime and zero nuclear power せんちゅうとげんぱつぜろ
2011年3月11日からの大地震、大津波により原子力発電の事故により、多くの人がまだこれから先も苦しむことの事態が発生しました。
テレビでの報道、コマーシャルで盛んに、原子力発電を推進した、火力、水力、風力などの混合型の発電の方法を報じています。世界三大原発事故とは、1979年のスリーマイル島原子力発電所事故 (アメリカ)、1986年のチェルノブイリ原発事故 (ウクライナ)、2011年の福島第一原子力発電所事故 (日本)のようです。
しかしながら、あの大きな事故を起こしても、まだ原子力のエネルギーに頼ろうとしています。 東日本大震災によりすべての原子力発電の停止がありましたが、いまだに、その反省も、薄く何処へ、いまだに原子力発電の稼働に歩みを進めています。日本では初の試験炉が1963年10月26日に運転を開始し、原子力発電が始まり、後に1966年に商業用の東海発電所が実現しています。今日まで約50年間稼動していた原子炉を再稼動させ、今日までも事故を起こしていたことが報じられてきました。
原発による水漏れ、主軸の事故などは、東日本大震災以前より発生していたようです。
1978年に日本で最初の臨界事故で東京電力福島第一原子力発電所3号機事故、1991年に美浜発電所2号機蒸気発生器伝熱細管破断 、1991年に浜岡原子力発電所3号機原子炉給水量減少、1995年に福井県のもんじゅナトリウム漏洩事故、1999年にJCOウラン加工工場事故、2001年に浜岡原子力発電所1号機事故 、2004年美浜発電所3号機3号機で充てんポンプC号機の封水部から1次冷却水の漏洩が発生事故 、2004年3月に四国電力の愛媛県伊方原発、2007年に 新潟県中越沖地震に伴う東京電力柏崎刈羽原子力発電所での一連の事故、2008年4月には九電の鹿児島県川内原発で主軸の損傷、2011年に福島第一原子力発電所事故、2013年8月に伊方原発で16の機器が点検漏れとの報道がありました。
2013年8月に、福島第1原子力発電所の汚染水貯蔵タンクのうち2個の底付近での乾燥地では初めての1時間あたり70~100mSv(ミリシーベルト)の高放射線領域を発見しています。限界線量を職業人で250mSv/年、一般の人20mSv/年です。100mSv/年を一生を通して被曝でリンパ球の減少、白血病、ガンの危険性が高まります。
2015年福島第一原発で、ホースに開いた穴から汚染水が漏れ出しているのが見つかって比較的高い濃度の汚染水を運ぶためのもので、原発の港湾内に流出しています。
福井県・関西電力「高浜原発4号機」の事故2連発です。最初の事故は2016年、2月に原子炉建屋の外に延びた「1次冷却水」パイプが破損し、汚染された冷却水約30リットルが漏れ出し、修理後29日から発電・送電を始めた途端に警報音が鳴って原子炉は緊急自動停止し安全確保のために4号機の冷温停止作業を始めたといいます。2016年4月に福島第1原発の地上タンクに汚染水を移送する配管で水漏れが 見つかり、ベータ線を出す放射性物質が26万Bq(ベクレル)/1L当たりと高い濃度で検出しています。 2016年6月、福島第1原発敷地内で、汚染水保管の地上タンクの側壁より量は推定約72L、ベータ線を出す放射性物質は9万6千Bq/1L当たりの検出です。2016年に四国電力は愛媛県伊方原発冷却水ポンプから内部洗浄用の水が漏れたことを発表しています。
原子炉があれば原子爆弾の製造も可能といわれます。武力よりも知力で例えば原子力爆弾にも負けない強固な防空壕の開発が望まれます。知力で原子爆弾にも負けないくらいの施設を作ることにお金を使ったほうが良いかと思われます。
日本は、男社会といわれ以前は、女は三従を強いられてきました。World Economic Forumによる世界男女格差指数(Global Gender Gap Index)、世界146カ国の男女格差報告2024.6.12の発表では、総合で118位(1位アイスランド 、2位フィンランド、3位ノルウェー)、教育:米国1位 中国81位 日本91位、 経済:米国6位 中国62位 日本104位、 政治:中国59位 米国60位 日本118位、 健康:米国33位 日本34位 中国133位でした。韓国の場合は、女性議員の割合を法律で決めて増やしているようです。このところ日本の順位は低下傾向と伝えています。2024年の総合は146カ国中、日本は118位でした。
戦中戦後の混乱期には、女性の活躍によって、戦争している間に、日本を守ってきました。戦時中には、田畑を耕し、交通機関の維持に勤めてきたようですがあまり語られることはありません。米に頼らずに、すいとんに見られるように、食べられるものの工夫があります。
戦争が終わると、復員兵の職場復帰で仕事を与える為に、女性は、家庭に入ればいいということで次々と解雇です。武井照子(タケイテルコ)さんは、19歳でNHKアナウンサーとして採用で語っていました。
女性の目線で、企業が動いていたら、もっと暮らしやすかったのではないでしょうか。重いものを運ぶ技術、家事も家電の使いやすくもっと便利なものが、早くに完成、動線を考えた間取り、高齢になっても広い段差のないトイレなどといった工夫されたつくり配置が考えられたのではないでしょうか。
他にも女性アナウンサーの採用が数多くあったのですが、女性は家庭にということで、退職を余儀なくされていたようです。
裁判官長の女性進出により、判決内容が、以前より随分と納得できるようになってきていると思われます。一人一人の幸福、女性の見本となるべき皇室では、ひとりの女性が苦しんでいます。
皇室の一人の女性に救いの手を述べられないような政治です。ということは、まだまだ多くの女性が苦しんでいる、日本の政治に不満を持っていることに他ならないと思われます。
ウクライナ侵攻と日本の別姓問題、どちらも同じような考え方で庶民にとっては上につく文字が単に変えられるだけで大筋は変わらないことのように思われます。30年もの別姓について審議され続けていること事態も政策の不思議な出来事のように思えて成りません。
クールビスCoolbizが、いわれている割りには、テレビで見られている伝統的な背広にネクタイ、革新的に白の開襟シャツでいいではないですか。その点女性は、洋服、和服にとあらゆる面で流動的です。身体全体を覆(おお)い、作業のしやすい、軽くて涼しくなる、ないし暖かくできる衣服の開発で部屋中全体の広い範囲を、冷暖房の軽減できることと思います。
企業の仕事、家事仕事をできるだけ、早朝とする、サマータイムSammertimeが叫ばれている割には、進んでいないように思えます。
ネットによる紙の請求書削減を推進して、一方的に紙利用には紙代を請求加算してきいますが、技術革新により、数年でネット通信が不能となり10年もパーソナルコンピューターPersonal computerを使用することなく買い替えでは、消費者の経済力ではついていけません。
それよりも企業でしている大きく見せるための過剰包装をやめて、消費によって出る包装ゴミの削減に協力してほしいと思います。これも、エネルギーの削減に大いに貢献できることではないでしょうか。
戦争に備えて原発の推進をしているように思えてなりません。自爆テロで人類が滅びることも無きにしも非(あら)ず、原発事故が複数発生したら人類の滅亡です。武力・戦力よりも、もっと女性の知力の活躍が待たれます。
電力は、使い方によって減らせるような技術革新が求められます。私たちの日常の生活においても、夜間のエネルギーが無駄になっていたようなので夜のエネルギーの有効活用が必要なのです。なにも暑い日中に無理に身体を動かすことは、電力を使うことはありません。
調理の大まかな電力を使うことは早朝に、ある程度の下ごしらえをして置きましょう。電力を見直すことで、ここ数年で特に昼の電力使用量も減少しています。
涼しい日の出も早い早朝に仕事を、お店を、買出しを始めればいいことなのです。暑い午後からは、昼寝を早寝早起きで、節電に大いに貢献できます。農業、漁業の第一次産業は、早朝、真夜中の仕事が多いようです。原点に振り返って、日常生活を見直してみませんか。
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・カプサンチン Capsanthinかぷさんちん
カロテノイド・キサントフィルの一種の赤色色素、脂溶性で赤ピーマン、赤唐辛子のナス科トウガラシ属に多く含みトウガラシ属を意味するCapsicumから、カプサンチンと名づけられる。細胞に含む緑色の色素クロロフィルの分解で、赤色の色素カプサンチンを生成する。脂質代謝改善、抗酸化作用がある。
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・トビウオ科Exocetidae とびうおか
動物界Animalia、脊索動物門Chordata、脊椎動物亜門 Vertebrata、条鰭綱Actinopterygii、新鰭亜綱 Neopterygii、棘鰭上目Acanthopterygii、ダツ目Beloniformes(硬骨魚類220種)には2亜目Suborder(①ダツ亜目Belonoidei[トビウオ上科・ダツ上科]・②メダカ亜目Adrianichthyoidei)、トビウオ上科Exocoetoidea(2科:トビウオカ科・サヨリ科)、トビウオ科は、ダツ目、ダツ亜目、トビウオ上科、トビウオ科とし、5亜科8属52種に分類している。1)サヨリトビウオ亜科 Oxyporhamphinae 1属[サヨリトビウオ属]2種、2)ツマリトビウオ亜科 Parexocoetinae 1属[ツマリトビウオ属]3種、3)イダテントビウオ亜科 Exocoetinae 1属[イダテントビウオ属]3種、4)Cypselurinae 亜科 4属[ハマトビウオ属Cypselurus,ニノジトビウオ属Hirundichthys,ツクシトビウオ属 Cheilopogon,ダルマトビウオ属 Prognichthys]48種の8属52種が知られる。
世界で50種ほど、日本近海でも6属約30種程度が見られる。中型の本トビウオ(アキツトビウオ:ハマトビウオ属)、ツクシトビウオ(ハマトビウオ属)、小型の ホソトビウオ(ハマトビウオ属)などで漁業の対象としているのはハマトビウオ属に含まれ最も多いのは本トビウオ、人気のあるのはハマトビウオで大型で30cm以上になる。
日本では特に初夏から夏にかけてが最も美味しい時期という。
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・備前水母・海月BizenJellyfishびぜんくらげ
鉢虫綱Scyphozoa、 根口(ねくち)クラゲ目Rhizostomeae、ビゼンクラゲ科、ビゼンクラゲ属、食用となるくらげで半透明の寒天質で硬く半円形の傘を持ちうっすらと青色をしている。ビゼンクラゲ(地方名あかくらげ)は、有明海、瀬戸内海に生息し古くから岡山県の児島湾産のものが7~10月に獲られるが最近では数が減っている。
古事記に記載があり、また、平城京から出土した木簡に備前産のクラゲについての記述があることから、 クラゲの食習慣も古くからあり珍重していたと推測できる。越前くらげ(径2m、重さ200kg)より、小さいが30cm~50cm、50kgと大きいものもある。食塩とミョウバンを使い加工品とし傘の部分を食用とし塩蔵品を塩抜きし、こりこりとした食感がよく酢のものが好まれ、生姜、辛子、ウニ和え、胡麻酢和えで中華料理の前菜とし歯ざわりを楽しむ。
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