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[フラボノイド系色素]食生活について語ろう

2025年07月13日 | 美容ダイエット

・フラボノイド系色素Flavonoid pigment  ふらぼのいどけいしきそ
  フラボノイドFlavonoid系には構造の違いによってフラボノール類、アントシアニン類、フラバノール類(カテキン等の渋み成分)、フラバン、フラボン類Flavones、フラバノン類、イソフラボン類、アントシアニジン類、カルコン類などに分けられ数千種確認している。
そのうちカルコン類Calcones、フラボン類Flavones、フラボノール類Flavonols、アントシアニン類Anthocyaninsを有するものが色素として存在する。緑黄色野菜、野菜、柑橘類の皮に多く、ほとんど全ての植物に配糖体として、樹皮、木質部にはアグリコン(非糖質成分)が見られる。フラボノイド自体は難水溶性物質だが、糖と結合することで水に溶けやすくなり、一般に表皮細胞の液胞に溶けた状態で存在する。アピゲニン、アビイン apiin、ケルセチン、シトロニン、ヘスペリジン、ナリンジン、ダイジン、トリシン、ルチンなどがある。一般にフラボン類は、酸性にすると黄色は淡くなり、アルカリ性になると濃くなる。多くの動物では、体内で作り出すことができず食物より摂取しなければならない。
テトラヒドロキシカルコンは黄色だが、カルコン異性化酵素(CHI)の働きで、一旦無色のフラバノン化合物のナリンゲニンに変換し、ナリンゲニンに水酸化酵素の働きによもり水酸基が付与され、ジヒドロフラボノールDihydroflavonolを合成する。ジヒドロフラボノールはジヒドロフラボノール還元酵素 (DFR)、アントシアニジン合成酵素(ANS)の働きによりアントシアニジンに変換している。一方、ジヒドロフラボノールにフラボノール合成酵素(FNS)が働くとフラボノールを合成している。
それぞれの部分(果皮、果肉、殻、葉、根皮など)、完熟、保存によりさまざまの濃度、種類のフラボノイドを含む。
 露地物>ハウス、皮>果肉、未熟>完熟の順に含む。抗酸化物質が多く毛細血管の強化、保護する。活性酸素の抑制、血流を改善し動脈硬化を予防、育毛にも利用する。フラボノイドは、緑茶より紅茶、赤ワインに多く含まれる。イチョウの葉(フラボノイド:プロアントシアニジンProanthocyanidin )に多く含むとして抗酸化作用、毛細血管を丈夫にし血中の血液凝固を抑制、肝機能改善に働く。摂取基準は定まっていないが人で20mg~1g/1日程度摂取しているといわれる。

 

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