歴程日誌 ー創造的無と統合的経験ー

Process Diary
Creative Nothingness & Integrative Experience

共生と創造 2

2005-03-06 | 日誌 Diary
「共生と創造」の展示から、枯蓮の写真と、それによせて詠まれた短歌を紹介します。下の写真をご覧下さい。







一茎の蓮の中に込められた履歴の重さを感じました。この蓮の表情の中に人格的なるものを直観します。蓮は生物学的には人ではありませんから、それを人格的存在と呼ぶのはおかしいと思われるかも知れませんが、一個の人格である我が汝と呼びかけうるものは、すべて人格的なるものであると思います。この蓮は、そういうものとして沈黙の中に祈りつつ、無言の言葉を語ります。

      蓮の實の蓮物語耳澄ます
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