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子どもの本の会

子どもたちにはありったけのお話をきかせよう。やがて、どんな運命もドッヂボールのように受け止められるように。(茨木のり子)

『いじめと戦おう!』玉聞伸啓

2012年07月16日 | 日記
著者自身が、いじめっ子といじめられっ子を経験。

いじめの「しくみ」が、子どもにも分かりやすく書かれています。

いじめをどのように克服したか、多くの体験談も載っていて、参考になります。

著者は、いじめっ子を改心させるのは難しいし、無理だと言っている。

私も、残念ながら、そう思う。

大事なのは、いじめを見たら、周りの人がどうするか。


仲間外れを怖がって、いじめられていると言えない子ども。

仲間外れを怖がって、いじめに加担する子ども。

仲間って、怖いときは怖い。


「集団になるとねぇ…」と、それで終ってしまっている親が多い。

ならば、その集団心理とやらについて、大人がよく理解しておいた方がよいかと。
子どもの世界のことだけではないのだから。

世の中を驚かせる大きな事件は、意外にささいなことから発生することが多いものです。集団効果でその問題を大きく発展させることのないように、一人ひとりが集団心理 の特性を理解しておくことが、大切なリスク管理につながるのではないかと思います。

【いじめ、暴行・・・集団心理が危険な結果を招くわけ】より
http://allabout.co.jp/gm/gc/395998/

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