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子どもの本の会

子どもたちにはありったけのお話をきかせよう。やがて、どんな運命もドッヂボールのように受け止められるように。(茨木のり子)

『かっきくけっこ』谷川俊太郎・作/堀内誠一・絵

2011年11月11日 | 日記
現在、いわさきちひろ美術館では、企画展「谷川俊太郎と絵本の仲間たち」が開催されています。

本展では、谷川さんが「特別な存在」と語る堀内誠一さん、長新太さん、和田誠さんとの仕事を取り上げ、三者三様の個性光る多彩な絵本の世界を紹介しています。

ぜひ、お時間がある方はお出かけください。2012年1月29日まで。

その他、常設展示のいわさきちひろの原画展では、ちひろがこだわった「白」を基調とした、冬の子どもたちのイラストが多数展示されています。ちひろの描く子ども、昔から大好きで、大ファンでした。

いわさきちひろの生前のアトリエもそのまま残されています。たくさんの児童文学全集の中に、庄司薫さんの「赤頭巾ちゃんきをつけて」が1冊。お気に入りだったのでしょうか、読んでみたくなりました。

独身時代、約20年前によく行っていましたが、2002年リニューアルオープンしてからは初めて。充実したカフェも併設され、静かな住宅街にひっそりとたたずむ癒し空間ともいえます。

印象深かった、いわさきちひろのことば。

「大人というものは、どんなに苦労が多くても、自分の方から人を愛して行ける人間になることなんだと思います」


帰りにポストカードを数枚購入し、谷川さんの有り難い言葉が載っているという「俊みくじ」(1回100円)を引きましたら、なんと、「アタリ」を引きまして…、この「かっきくけっこ」という絵本をGETしました。もちろん、谷川俊太郎さんのサイン入りです!宝物になりました。

言葉遊びの絵本です。五十音順に、あいうえお、かきくけこ…を、ちょっと言い直すだけで、そしてその音の響きに合わせたイラストがあるだけで、こんなに楽しくなるなんて。さすが谷川俊太郎さん。

谷川俊太郎×堀内誠一の37年前の名作の復刻版だそうです。

その他、楽しい絵本をたくさん見てきたので、また後ほどご紹介いたします。

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