この冬の米どころの雪は少ない。
降った雪は雪解け水となってその多くは魚野川水系の破間川に流れ出る。
また一部は伏流水となって湧き水や地下水に。
田植えに大切な水となり、動植物生きとし生けるものすべての命の源となる。
川に流れ出た水はやがて海に。
そして、シベリア生まれの寒気と相まって雪雲となり再び米どころに降る。
大地に浸み入る雪の壮大な壮大な輪廻。
この新潟色のヨンマルを見ているとそんな水資源の輪廻を想像した。
2017年 1月 越後須原~上条 2422D
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その維持管理の都合が独特な風習民俗まで繋がっているように、インフラとは文化を作るものでもあります。
鉄道もまたインフラとしてその土地に溶けこみ、文化を作って来た訳で。
鉄道の風景が心の琴線に触れる理由なのかもしれません。
空を覆う雪雲が印象的です。絵葉書ではなく、その土地に沈殿した文化をも捉えた写真こそが後に残るものです。
朝からずっと雪が降っていたのですが、ここでは珍しく細かい雪でさらさらなため
あまり木々も白くならず、色々とロケハンした結果綺麗に積もった雪原と木立のコントラストが気に入ったこの場所に陣取りました。
奥行き感を出すのに、山並みが見えて欲しかったのですが、うまく雲が取れずまぁこれもここの冬らしい景観かと。