明けない夜はない

膣ガンステージ、肝臓に遠隔転移あり。只今経過観察中。そんな私の心の叫びと、乗り越えて来た事、あれこれ。

2005年10月の出来事①

2006-08-10 16:17:06 | 病気の経緯と治療とか
市内で大きいと言われている、
この総合病院は、車で何度も通って見た事はあったけど、
中へ入る(受診)するのは初めてだった。

中々キレイだし、大きいし総合病院やし、 今度こそ、治してくれるよな・・・。
しかし、どこの(産)婦人科もパンパカリン。 周りは、お腹のおっきな妊婦さんばっかし。
「私妊婦じゃ無いし、気が引けるな・・・」
とか考えたけど、もう辛抱たまらん!!!状態だったので、
待合でうずくまるように、場所を取り休んで待っていた。
初診となると、待ち時間が2時間以上にもなる。

やっと順番が回って来て診察室へ呼ばれた。
この時、めっちゃくちゃ腫れてきて痛かったので、
診てもらうのを、躊躇したけど、 やっぱし診てもらった。
内診の時、器具を入れて中を見るけど、 入らないくらいに腫れて痛んだ。(でも入れられた)
普通にしてても、ズキズキと痛むのに、
器具を入れるなんて!思わず大きな声を上げていた私。
診察を終え、先生は。

「今までに見た事の無いような症例やなぁ。多分、感染症かなんかだと思うけど・・・。」


へ?なんですか?見た事無いって?どゆこと?
感染症ってなんっすか?ソレ?

「バイ菌が入ったんでしょう。とりあえず今日から1週間くらい、抗生剤を点滴してみましょう。毎日通って下さいね。」

ふーん。バイ菌入ったんや・・・。 でも、心当たり無いんですけど

この日から、1週間ほどの予定で抗生剤を点滴で、 投与する事になった。
人生初の、点滴・・・。おーこわ。
でも、看護師さん上手で、あまり痛くなかった。
30分ほどかけて、点滴を投与。 その間ヒマなので、ラジオを聴きながら横になる。
それまで、点滴なんて打った事も無かったし、 打ってる自分の姿が、妙に「病人」っぽくて、笑えた。
ま、今から考えると、笑えないんだけど。

次の日もその次の日も、休日も毎日点滴に通った。
しかし、一向に良くなる気配無し・・・。
痛みは日に日に増していくし、 6時間に一度しか、飲んではいけないと言う痛み止めが、
待ち遠しいくらい、痛みは消えなかった。

その頃の私は、前から不良だったけど、 輪を掛けて不良になり、家の事全般なーんにも、
出来ないくらい、弱っていた。 夫よごめん。こんな妻で。
痛みに勝てない・・・。

1週間ちょっと経った頃、見るに見かねた先生が、 違う先生を呼び、2人で診察を行った。
(この病院には、婦人科医3人で診ていた)
何やら、2人でこそこそ話しながら、 1番腫れている部分の組織を、注射器で吸い上げ、
それを検査にかけると言う事らしい。
(この時、潰瘍のように大きく腫れていた)

結果が出るまで、1週間。
その間に、MR、血液検査をし、外陰部に潰瘍が出来てる
って事で、もしかして「ベーチェット病」の
疑いもあるとの事で、眼科も受診した。

眼科の結果は、異常なし。
どうやら、ベーチェット病では無いようだ。

次へ続く

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