明けない夜はない

膣ガンステージ、肝臓に遠隔転移あり。只今経過観察中。そんな私の心の叫びと、乗り越えて来た事、あれこれ。

月イチ外来8月編

2008-08-05 22:22:42 | 月イチ外来

皆様、こんにちは
お久しブリです。
不定期更新なこのブログに、いつも沢山の方が見に来て下さり、
嬉しく思っています。どうもありがとうこれからも、よろしくお願い致します

さて。
暑い暑い毎日。
エアコンのタイマーが丁度切れる頃、必ず目が覚めてしまい、
その後眠れない、寝苦しい今日この頃・・・(ノД`)
そんな朝の目覚めが悪い昨日は、月イチ外来DAYでした

今回は、10時にある女性診療科のみの診察なので、
再来受け付けをさっさと済ませ、予約時間よりも少し早く行って、
血液検査(採血)の順番を待つ。
結構昨日は待たされた方だけど、ギリギリ10時には間に合い、
戻るは女性診療科へ。

うちの病院の外来診察では、4人先生が居られるうち、2人は産科の先生、
1人は新患専用の先生、(産科、婦人科両方を診てくれる、准教授)
そしてもう1人が私の主治医で悪性腫瘍の先生。
妊婦さんの検診は、とっても早い。(笑)次々呼ばれていきます。
だけど、悪性腫瘍組みは、話は長くなるし、内診もあるしで、(無い人も居るけど)
待ち人数が少なくても、時間が掛かります。
部屋を移ったり、着替えなどのこの一連の動作に、結構時間が掛かるので、
大半の病院では、最初の問診、若しくは内診が終った後の説明の診察を、
省く病院も増えているらしい。
先生と先に顔を合わす前に、先に内診・・・少し切ないけど、
産婦人科危機となった今、診てもらえると言う事自体に、感謝しなければいけない。
辛い現実だけど。

しかし、幸いにもうちの病院ではアナログ対応で、未だに、
診察室で先生と問診→内診室へ移って内診→再び診察室へ。
先生、ホントに大変だなぁ・・・そんな事を考えながら、
診てもらえる事に感謝しつつ・・・・・・待つわけです。
中待合で待つ事、1時間弱・・・^_^;
今か、今か・・・と自分の順番をドキドキしながら待つわけです。

ようやく私が呼ばれて、先に診察室へ。
挨拶をしようとすると、私の声が枯れているのがおかしいのか、
(先週の熱でまだ、声、治らないっす(ノД`))
笑って、

「あれ、風邪ひいたの?」

と言われましたので、

「いいえ、寝冷えです」

と私が言うと、

「いやいや、どうせ遊び過ぎでしょ?( ´∀`)」

と、根も葉もない事を吹っかけられ、少し心外です。( ´Д⊂(笑)

暫く先生と話をしていると、先生の右横から、ひょこっとナースが現れました。
いつもは、ナースさん、あまり覗きに来ませんけど、なんで今日は覗いてるんかな?もしかして、研修ナース?
とか、妄想してたら、じーと私が気付くまでそのナースはこちらを見ています。
恐る恐る、視線をナースに合わせると!!!
入院中ずっと私の担当看護師だった、Yちゃんでした。゜(゜´Д`゜)゜。
思わず、大きなカスレ声で、

「きゃー、Yちゃん久し振り~ヽ(・∀・)ノ゜+.゜☆」

と、主治医をまたいで、騒いでしまいましたw
Yちゃんも、

「ずっとクランベリーさんに、会いたいって思ってたんですよ、
元気なお姿見れて、私、凄く嬉しいです(ノ∀`♥)」

と。(患者に会いたかったって表現も、ちと微妙なんだけどw)

たまーに病棟より、外来のお手伝いに来るとの事。
今日は、その「たまーに」の日であり、時間帯だった模様。
偶然にしても、嬉しいな。(ノ∀`♥)
有り難い事に、2年前の11月以降、自分の治療で病棟を訪れた事は無く、
山ちゃんと会うのは、約1年ブリ。(最後に会ったのはこの日
主治医と2人キリだと、間も持ちませんが、Yちゃんが居てくれて、
一気にテンションアップです。この後あるであろう内診も、へっちゃらです。(ノ∀`♥)
主治医とのお話もそこそこに、やっぱり次は内診室へ。( ´Д⊂

内診室へ入り、準備が出来たら、内診台へ上って先生を待ちます。
その間、Yちゃんと昔話をしました・・・。(微妙な格好と体勢やけどw)

約3年前、この病院で彼女と初めて会った。
あの頃、私は大変な痛みを持って病院を訪れ、
重篤な状態であり、毎日毎日泣いてばかり。
そんな時、彼女のケアが、どんなに温かかったか。どんなに支えられたか。
いつも話を聞いてくれて、痛い時は手を握ってくれた。
辛い時は、一緒に泣いてくれた。
いつも「手当て」で私を支えてくれてたYちゃん。
彼女なしでは、あの壮絶な道のりを乗り越えて来れなかったと言っても、
過言では無い。
(もちろん他のナースの方々にも、お世話になっています)
ナースって素晴らしい職業だと思う。
彼女はこのナースと言う仕事が天職だと私はつくづく思う。
(前にも何度も書いたけど)
私よりもうんと年下なのに、力もちで頼りがいがあって、
女性としてもとっても素敵。(ノ∀`♥)
私なんて・・・私なんて・・・何も無いやんって、思います。実際。
8つも下の小娘に負けてます、余裕で。(´ヘ`;)(笑)

あれから、約3年が経ち、11月を迎えるとお互いに3つ目の年を取り、
私は、輪を掛けてオバチャンに。
彼女は少し大人っぽくなり、ナースとしても立派なオーラが。
時が経つのは早いな・・・と実感させられました。
未だにYちゃんの中の私は、
『ふわふわロングヘアのクランベリーさん』
らしいけど、

「もうあれから、約3年も経ってるんやで。ハゲになって辛かったし、
 伸ばすのは辞めたんや。これからはショートやで。
 きっともうこの先、伸ばす事は無いと思う。

そう私が言うと、Yちゃんは少し淋しそうな顔をした。(ノД`)

そんな昔話をしている間に、N先生到着。
助手?はYちゃんがやってくれる事に。ヽ(´ー`)ノ安心、安心。
なんだか、昔に入院してた頃を思い出します。
いつもそこには、山ちゃんが居てくれた。
あの頃は痛くて足を開脚する事も出来ず、大変だったなぁ。(笑)
Yちゃんが助手に付いてくれないと、内診しません!とか、主治医Nに
ワガママ言ってたな・・・^_^;恥ずかしい過去です。
あの頃は、1人で内診台に上がれなかったけど、(痛みが凄くて)
今は、当たり前だが、ラクに上ってられる。
とても、この進歩に、Yちゃんは感慨深い様子。
もう、あの頃の私じゃ無いんだよ!Yちゃん。ヽ(´ー`)ノ
あなた達のおかげで、よくなったんだよ。ありがとう☆

今回は、細胞診やる予定です。
又、ブラシ診です・・・。まじ、痛いっすよ。ブラシ診。^_^;
主治医Nは、丁寧で優しいですから、すぐ済ませてくれますけど、
いつもの事だけど、痛いので声を張り上げてしまいます。^_^;
その後、内診する際、クスコのサイズが2S→Sサイズになった事を聞きました。
主治医曰く、

「昇格だね。後もう1歩だよ(^_^)v」

・・・誉め言葉なのかどうなのかは、正直戸惑いありますけど、
日々、進歩している自分の体に不思議な力と、嬉しさが溢れます。
昔を今更、振り返って「あの頃あんなだった・・・」と言っても、
先に進め無いけど、だけど、少しづつでも今、進んでいけているって事を、
認識出来てそれを実感し、嬉しくもあります。

その後、無謀にも主治医Nは、Sサイズになった事を良い事に、
経膣エコーを行おうと試みましたが、私の、

「無理っす

の一言で、入り口のみのエコーで終りました。^_^;
今回の内診は、これでお終い。
又、次は診察室でお話です。

暫く待って、診察室に呼ばれ、さっきのエコーを貼り付けたりしながら、
主治医Nと話をしていたら、又N先生の右横から白衣を着た女性の人影が・・・。
又じーっとこっちを見ています。内心、誰やろ?又見てるし・・・(´д`)
と思ったら、2度目の入院中は担当医、ケモ中はずっとルートを確保してくれ、
励ましてくれた、M女医でした。(ノ∀`♥)(M女医登場記事はコレ
M女医は、これまた、N先生の意見を仰ぎに、病棟よりたまたま今、
外来へ来てたとの事。
こんな偶然もあるんだな~ヽ(・∀・)ノ゜+.゜☆
M女医と会うのも、約1年ブリ
すっかり、医師の風格とちょっとした厳しさが見え、
もう立派な産婦人科医です。(当たり前の事ですけど)

この後、N先生を挟んでYちゃんとM女医と私で、キャキャー昔話をちょっとし、
M女医とYちゃんとは、ここでばいばいしました。(^o^)丿
そして主治医Nと、次の約束をして、私のちょっとした質問に答えてもらって、
診察室を後にしました。
今回は、2人も懐かしのスタッフと会えて、
自分の元気な姿を見せられた嬉しい日。(ノ∀`♥)

次の外来は、来月末9/29の予定ですもう涼しくなってるかな?