凧師のひとり言

江戸角凧に魅せられて40数年。東京生まれ!江戸っ子? 実は三代続いていないので「東京っ子」かな? 千葉県九十九里に在住。

凧絵を描く 3.『薄墨入れ』

2010年07月20日 | 凧の制作


ネットショプ 【 凧職人のお店 
お江戸の凧屋さん 】



墨が完全に乾いたところで、薄墨を入れる。
薄墨を入れる事により、濃淡ができて絵に立体感ができる。
















髪の毛の部分には、やや濃いめの薄墨を入れる。









鯉の体は立体感を出すために、中心を明るく、両端を暗くしたいので、
まず、明るくしたい部分に水を差す。






暗くしたい部分に濃いめの薄墨を入れ、徐々に濃さを加減しながら、
水を差したところまで入れる。




























これで薄墨が入った。
さあ、今度は色差しだ。
色は明るい色から差していく。

続きはまた明日。




----------------------------------------------------------
 ネットショプ 【 凧職人のお店 
お江戸の凧屋さん 】

 伝統江戸凧を制作販売。凧にお名前をお入れ出来ます。
 お誕生祝い、ご長寿祝い・開店祝い等に最適!

---------------------------------------------------




最新の画像もっと見る

コメントを投稿