江戸の粋 小物細工、指物師の技法を受継ぐ細工物の小粋な世界をご覧下さい。

江戸には沢山の職人が技を競っていました。その人達が技を磨くため、細工の極致を極めたのが小物細工です。

「フェスティバル」準備OK?

2011年02月13日 | 江戸小物細工 Selections

2月20日(日)に開催される「越谷市生涯学習フェスティバル」で

「お雛さま」作りに参加される方、40名様用「お雛さまセット」の準備ができました。

 

顔などの時間がかかる部分は前々から少しずつ私が作りました。

 

これはお姫様の持つ扇です。

 

台と屏風のセットです。

 

一人分ずつ足りないものがないように全部並べました。

このところずっと部屋の中は商売替えをして

「人形屋さん」になったように和紙などで散らかっています。

 

 

40人分くらいはたいした数ではないかなぁ~と思っていましたが、

こうして並べてみると結構ありますねぇ~

 

顔はティッシュペーパーで作ってありますが、

なかなかいい形にならなくてこれが一番たいへんでした。

 

カーペットの上に並べた「お姫さまセット」を見て、主人がひとこと「大奥みたいだね」と言ったので

おもわず「ほんとうに…」と言って笑ってしまいました。

 

それぞれを分けて袋に入れます。

 

みぞれ混じりの寒い日に主人の手も借りてさらに一人分ずつセットにして

袋に詰めていたら、二人で内職をしているような気分になりました。