ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2013/12/11「マダガスカル3」

2013-12-11 00:00:00 | 日記
「マダガスカル3」

アレックス ライオン(ベン・スティラー)
マーティ シマウマ(クリス・ロック)
グロリア カバ(ウイル・スミスの奥さん)
メルマン キリン(デヴィッド・シュワイマー)
キング・ジュリアン 島の王

デュボア警部 動物管理局
ビターリ サーカスのトラ
ジア サーカスのヒョウ
ステファノ サーカスのアシカ

 NYに戻りたいと考えるアレックスらは、
ペンギンたちを追ってモンテカルロへ泳いで渡る。
だが、動物管理局のデュボア警部に追い回される羽目に。
サーカス列車に逃げ込み、ペンギンたちがサーカス自体を買い取りローマへ。
ショーがマンネリ化していると指摘したアレックスは、斬新なショーに変更。
伝統芸だと言うビターリは反対するが、結局参加する事に。
ロンドンでは成功し、次はNYへ到着。ついに動物園に戻る事に。
だが、外の世界では生きていたと感じたアレックスらは、再び外へ出たいと考える。
ビターリらがかけつけて救出。
追ってきたデュボア警部は箱に入れられ、マダガスカル島へ船で送られる。

 と言うわけで、マダガスカルの第3弾。
前作でアフリカに戻った一行は、あくまでNYに戻りたいが、
そのためにはペンギンズの協力が必要。
彼らを追ってモンテカルロへ来るが(それが出来るなら、自力でNYも行けそう)、
動物管理局に追われる羽目に。
管理局の女性警部は、動物顔負けのアクロバティックな動きで追跡してくる。
一行はサーカス団を買い取り、世界を旅する事に。
サーカスの連中はアレックスらが動物園出身と知り、ショックを受ける。
サーカスの動物と動物園の動物は違うぜと言うようなこだわりがあるらしいが、
ちょっと微妙。
動物仲間だけの世界観に、人間が割り込んできた事にも違和感があるが、
基本はドタバタしたあげく丸く収まると言うパターンなので、まあいいかな。
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2013/12/10「超高層プロフェッショナル」

2013-12-10 00:00:00 | 日記
「超高層プロフェッショナル」

マイク・キャットン 建築のプロ(リー・メジャース)
ルー・キャシディ 建築業者(ジョージ・ケネディ)
キャス ルーの娘
エディ ルーのライバル

 建築業者ルーは、自ら高層ビル建設の現場で作業するが、事故で転落死してしまう。
3週間で9階分作らねば、ライバルのエディに仕事を奪われてしまうため、
娘キャスは父の旧友マイクに仕事を依頼する事に。
トラック運転手をしていたマイクは最初拒否するが、結局引き受ける事に。
マイクはクセのあるメンバーを揃えて作業に当たる。
一方、エディ一味は何かと妨害し、鉄骨が手に入らない事態に。
だが、マイクらはエディの倉庫から盗み出して調達する。
事故で死者が出て士気が落ちるが、マイクが高所恐怖症を克服して現場へ。
完成間近になり、エディ一味の妨害で鉄骨を上げられなくなるが、
ヘリで吊り下げて現場へ。期限までに何とか最上階まで組み立てるのであった。

 と言うわけで、TVスターと言うイメージのメジャース主演映画。
ジョージ・ケネディ扮する建設会社社長が、高層ビル(超ではない)から転落死。
期日までに完成させないと会社が乗っ取られると、
社長の娘はメジャースらその道のプロを集めると言う訳。
ライバルの妨害はあったりするが、
高層ビルならではの、アクロバティックな技を見せる訳ではない。
工事は割に粗雑で、期日に間に合ったからいいでしょと言いたげだが、
入るのはちょっといやかも。
雰囲気的には、Aチームの1エピソードと言う感じ。
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2013/12/09「人喰いアメーバの恐怖2(悪魔のエイリアン)」

2013-12-09 00:00:00 | 日記
人喰いアメーバの恐怖2(1971年米) (悪魔のエイリアン)

リサ・クラーク チェスターの知人
ボビー リサの恋人(宇宙大作戦のピーター)
チェスター 釣り人
マリアン チェスターの妻
ジョーンズ保安官
ファジオ ボーリング場のオーナー

 釣り人チェスターは正体不明の筒を持ち帰るが、
中から現れたゼリー状の生物に襲われる。
知人リサはその様子を目撃。恋人ボビーらに知らせるが、保安官は取り合わない。
そうする間に、町では生物に襲われる者が多発。
ボビーらはボーリング場に危機を伝えるが、生物は巨大になり、閉じ込められる。
生物が寒さに弱いと気付いたボビーは、
スケートリンクの装置を作動させ、生物を凍らせる事に成功。
そうとは知らない保安官は、建物を焼き払おうとするが、ボビーが間一髪止める。
テレビ局の取材を受け保安官は自慢気に語るが、ライトの熱で生物が蘇りつつあった。

 と言うわけで、スティーブ・マックイーン主演絶対の危機の続編。
前作で凍り漬けにされた人食いアメーバを、なぜか釣り人が回収し田舎町に持ち帰る。
アメーバは次々人を襲い、最後にはボーリング場を包み込むサイズに。
襲われる人の恐怖や、倒そうとする人の作戦はほとんどなく、
淡々とアメーバによる人食いの様子が描かれるだけ。
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2013/12/08「巨大クモ軍団の襲撃」

2013-12-08 00:00:00 | 日記
「巨大クモ軍団の襲撃」

ラック・ハンセン 獣医(ウイリアム・シャトナー)
ダイアン・アシュレー 虫の権威
テリー ラックの義妹
リンダ テリーの娘
エマ ロッジの主人
コルビー 黒人の農夫
パーチ コルビーの妻
市長
ジーン保安官

 獣医ラックは変死した子牛を調査する。
虫の権威であるダイアンは、クモの毒によると判断。
農薬で食物を失ったクモが、家畜を襲うようになったらしい。
クモの巣を焼き払うが、別の穴から逃げて、農夫コルビーが襲われる。
この事態に市長は殺虫剤をまく事を決定。
それは逆効果で、逃げ出した大量のクモが人々を襲い始めた。
町はパニックになり、ラックらはロッジに逃げ込む。
侵入してくるクモを防ぐため、必死に防戦。
翌朝、静かになるが、ラジオでは特に異変を伝えていない。
だが、その時、町全体がクモの巣に覆われていたのだった。

 と言うわけで、ウィリアム・シャトナー主演のクモもの。
クモ軍団は出てくるが、巨大クモは出てこない。
田舎町に毒クモ(タランチュラ)が大量発生。
市長が農薬をまく事を決めるが、逆効果で町中にクモが出現し、人々を襲う訳。
ありがちな動物パニックものの展開で、目新しさはないんだが、
ラストはちょっとショッキング。
巨大クモが出てきても、あらへんあらへんと笑っていられるが、
このラストは起こり得るかも?
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2013/12/08「ドッジボール」

2013-12-08 00:00:00 | 日記
「ドッジボール」(2004年米)

ホワイト 大手ジムのオーナー(ベン・スティラー)
ピーター 零細ジムのオーナー(ビンス・ボーン)
ケート・ビーチ 銀行員
パッチーズ・オフーリハン コーチ(リップ・トーン)
ミシェル ホワイトのトレーナー
ドイツチームのコーチ (デビッド・ハッセルホフ)
委員長 (ウイリアム・シャトナー)
委員 (チャック・ノリス)

起:零細ジムのピーターは、ドッジボールの試合の賞金を狙う。
承:買収しようとするホワイトのチームも参加する。
転:ピーターは買収に応じる代わりに、チームから離脱する。
結:改心したピーターはチームに復帰。優勝する。

 ピーターは零細ジムのオーナー。
銀行から来たケートは、30日間で5万ドルを払わねば差し押さえすると告げる。
大手ジムのオーナーであるホワイトは、ピーターのジムを買収しようと狙っていた。
 ピーターらは洗車で金を集めようとするが失敗。
ドッジボールのトーナメントがあり、優勝賞金が5万ドルだと知る。
ルールも知らないが、これに参加する事に。

 予選出場は2チームしかおらず、1勝すれば本選に出場できる。
それでもガールスカウトチームに惨敗するが、相手チームはドーピングで失格に。
ピーターらのチームが本選に出る事となる。
 ベガスでの本大会には、ホワイトのチームも参加すると言う。
彼らは予選に参加していないが、委員長がホワイトの友人である為に参加できる事に。
 往年の名選手オフーリハンがピーターらのコーチとなり、特訓する。
ピーターはケートも誘うが、彼女はホワイトとの契約を気にしていた。
ホワイトはピーターと親しいと知ってケートをクビに。
晴れて、ケートはピーターのチームに参加する事になる。

 本大会が開始される。
誤ってSMの衣装が届いてしまい、ピーターらはそれを着てドイツチームに勝利。
正規のユニホームも届き、木こり軍団、カミカゼ軍団、
さらにスラム街のラッパーに連勝して準決勝へ。
準決勝では、妻の浮気に気付いた選手が奮起して大逆転する。
 そんな中、看板が落ちて、オフーリハンコーチが即死してしまう。
さらにホワイトは、10万ドルでジムを売れとピーターを誘う。
 ピーターは決勝から逃げ出すが、
空港でファンだと言う自転車選手に声をかけられ、思い直す。
 選手が足らないチームは失格になるが、ピーターがかけつける。
出場を認めるか否かでもめるが、委員会の判断で出場が認められる。

 試合開始。ピーターのチームは劣勢だが、反撃してサドンデスに。
ピーターは亡きコーチの言葉を思い出し、ホワイトを倒して勝利する。
 怒ったホワイトは、ピーターがジムを売却したと明かす。
だがピーターは、売却で得た10万ドルを自身のチームの50倍のオッズに賭け、
500万ドルを入手していた。
逆にホワイトのジムを買収。優勝賞金は選手たちと山分けする。
ピーターのジムは評判になるのだった。

 と言うわけで、ベン・スティラーのコメディ。
今回スティラーは悪役で、共演作が多いビンス・ボーンを主役に据える。
ビンスは零細ジムのオーナーで、大手ジムのスティラーに乗っ取られそうに。
そうはさせじと、ビンスらはドッジボールの大会に出て賞金を得ようとする。
だが、意外に強豪揃いで、おまけにスティラーのチームも参加してくると言う訳。
とは言え、お約束の展開でビンスらは優勝するんだけどね。
ちょい役でデビッド・ハッセルホフ、ウィリアム・シャトナー、
そしてチャック・ノリスが登場するのが楽しい。
ドッジボールのルールは、日本流とは少し違うみたい。
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2013/12/08「SAFE/セイフ」

2013-12-08 00:00:00 | 日記
「SAFE/セイフ」

ルーク・ライト 元刑事(ジェイソン・ステイサム)
メイ 中国人の少女
ハン 中国人のボス(ジェームズ・ホン)
ウルフ警部 組織に通じる(ロボコップ3の主役)
エミール・ドチェスキー ロシアのボス
アレックス 妻の仇

 元刑事のルークは、八百長ボクシングで相手を倒してしまい、組織に狙われる。
妻を殺され、家も追い出される。
 中国人少女メイは、一度聞いた数字を忘れない才能を持つが、
中国組織のハンにさらわれてしまう。
米国に連れてこられた彼女は、店の帳簿代わりに使われる。
だが、ロシア組織に拉致されかかる。
 行き場を失ったルークは、地下鉄に飛び込もうとするが、
メイがロシア組織に追われていると気付いて助ける。
彼女がハンの金庫の番号を覚えていたと知る。
 だが、メイが再び中国側に捕らわれた為、ロシア側と接触。
金庫には3000万ドルがあると聞き出す。
 因縁のあるウルフ警部に協力させて、中国カジノを襲撃。
警部を置き去りにして、金庫の金をいただく。
 今度は、妻の仇であるアレックスに接触。
ルークは組織の情報を入手し、恐喝に使えると告げる。
アレックスが中国側を襲撃し、メイを連れ去った為、情報と交換する事に。
ルークとアレックスは格闘になるが、
メイがアレックスを撃ち、さらにルークが射殺する。
 ルークは5万ドルを警部に渡し、
残りはハンに返すが、追跡すれば組織の情報流すと警告。
ルークとメイは町を出る事になり、一生友達でいると約束するのだった。

 と言うわけで、またジェイソン出演の小粒系アクション。
話は四つ巴みたいな感じで、中国マフィアとロシアマフィア、
悪徳警官、そしてジェイソンの対決と言う訳。
八百長ボクシングに逆らったジェイソンはロシアマフィアに目をつけられ、
彼自身ではなく、周囲の者が殺されると言う仕打ちを受ける。
耐えかねた彼は自殺を考えるが、
ロシアマフィアに中国人少女が追われているのに気づき、彼女を助ける事に。
少女は、大金と中国マフィアを窮地に追い込む情報が入った
金庫の番号を暗記していたのだ。
ジェイソンは実は元警官で、少女を救出するため、
かつて裏切った悪徳警官と組んで中国マフィアを襲撃。
襲撃だけ手伝わせて悪徳警官は始末。さらにロシアマフィアも襲撃する訳。
設定がややこしく、悪徳警官の中で、警部だけは始末しなかったりして、
お互いの関係はわかりにくい。ただし無愛想な中国娘とのコンビはなかなか面白い。
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2013/12/07「地球へ2千万マイル」

2013-12-07 00:00:00 | 日記
「地球へ2千万マイル」

カルダー大佐 米宇宙船乗員
レオナルド医師 獣医
マリサ レオナルドの孫娘。女医
ペペ 少年
マッキントッシュ少将 米軍
ウント署長

 シシリー沖に米宇宙船が墜落し、漁師が乗員を救出する。
8名が死亡するが、カルダー大佐は無事だった。
漁師の子供ペペは容器を持ち出し、獣医に売ってしまう。
中にいた生物は急速に成長。獣医は動物園に売れると考える。
実は大佐らは金星探検から帰還。宇宙船は隕石に衝突し大破したのだ。
金星へのさらなる探査のため、紛失した容器を捜し出すよう伊政府に協力を求める。
生物は見つかるが、人間大に成長。
電気ショックで捕らえ、ローマで研究する事に。
地球の大気の影響でさらに成長した生物は、象を倒して町へ。
コロセウムに登るが、かけつけた軍の攻撃で落下して死ぬ。

 と言うわけで、ハリーハウゼンによる特撮もの。
シチリア沖にマグマ大使みたいな宇宙船が墜落。
実は米国の金星探険船で、そこにいた生物を持ち帰り、分析しようとしたのだ。
(乗員は病気で大佐以外全滅するが、生物の仕業と言う訳ではない)
だが、生物は地球の大気で急成長。
何とか捕らえて研究する事になるが、また暴れて街へ出るあたりは、
キングコングを思わせる。
地球代表の象が戦うが歯が立たず、怪物はコロセウムヘ。
軍が到着し、コロセウムが破壊される事などお構いなしの攻撃の末倒す。
ていねいな特撮はほとんど違和感なし。
怪物を倒し、コロセウムも破壊して、複雑な想いの大佐と獣医の孫娘が、
じゃそういう事でとばかりにデートするのは違和感あり。
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2013/12/07「PARKER/パーカー」

2013-12-07 00:00:00 | 日記
パーカー (ジェイソン・ステイタム)
レスリー 不動産屋(ジェニファー・ロペス)
ハーリー パーカーの仲間(ニック・ノルティ)
クレア パーカーの恋人。ハーリーの娘
メランダー 泥棒仲間(ファンタスティックフォーの怪力の人)
ハードウィック 泥棒仲間
ボビー ハードウィックの兄

 プロの泥棒パーカーは、庶民からは盗まない、誰も殺さないと言う主義だ。
だが、組んだメランダーに裏切られ、撃たれてしまう。
農夫に助けられたパーカーは、メランダーの居場所を探る事に。
メランダーもまたパーカーが生きていると知り、身辺を探る。
 豪邸を探していると称して不動産屋レスリーに近づいたパーカーは、
彼女を利用してメランダーの動きを探る。
仕事に嫌気が差していたレスリーは、パーカーの目的を知って協力すると言う。
メランダー一味は5000万ドル以上の宝石を狙っているらしく、
パーカーはそれをいただく計画だ。
 屋敷を襲撃したパーカーは殺し屋たちを始末するが、自らも負傷。
レスリーは心配するが、パーカーは恋人クレアに手当てさせる。
再びパーカーは一味の屋敷を襲撃。
格闘の上、メランダーを倒す。
一味ハードウィックはレスリーを人質にとるが、弾が出ずパーカーに射殺される。
 数ヶ月後、パーカーは黒幕ダンシンガーを射殺。
いただいた宝石で金を作り、レスリーには現金、
助けられた農夫には家を贈るのだった。

 と言うわけで、ジェイソンの小粒系アクション。
強盗チームのリーダーだったジェイソンは、仲間に裏切られ、半殺しにされる。
(一味は殺したつもり)
やられたらやり返すと、一味の次の仕事を妨害する事に。
一味が根城を構える地の不動産屋ジェニファー・ロペスと組んで、
連中の計画を探ると言う訳。
微妙なのは、ジェイソンとジェニロペはひっつかず、
ここぞと言う時に助けに来る別の彼女がいるあたり。
ひねりたくなるのはわかるけど、おかげで何かしっくり来ない。
別の彼女の父親がニック・ノルティで、いろいろ情報をくれるのだが、
きっと一味に違いないと思わせて、結局そうでないのも拍子抜け。
ひねりは別として、全体の構成はジェイソン主演作では珍しいくらいまとも。
半殺しの時に助けた農夫に恩返しする律儀さも好感が持てる。
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2013/12/06「ボビー」

2013-12-06 00:00:00 | 日記
「ボビー」

ティモンズ ホテルの飲料品マネージャー(クリスチャン・スレーター)
ポール ホテルの支配人(ウイリアム・H・メイシー)
電話オペレーター ポールの愛人(ヘザー・グラハム)
クーパー ボランティア(シャイア・ラブーフ)
ダイアン (リンジー・ローハン)
ダイアンの結婚相手 (イライジャウッド)
厨房で働く黒人 (ローレンス・フィッシュバーン)

ジョン 元従業員(アンソニー・ホプキンス)
バンドマン (エミリオ・エステベス)
客 (マーチン・シーン)
サマンサ 彼の妻(ヘレン・ハント)
ファロン 有名人(デミー・ムーア)
ミリアム 客(シャロン・ストーン)

 ロバート・ケネディは大統領選への立候補を宣言する。
 ホテルマンのティモンズは、
従業員が選挙に行く事を禁じたため、支配人ポールにクビにされる。
そのポールは、電話オペレーターの女性と不倫していた。
 共産党系の記者は、ボビーへの取材を求めるが、認められない。
 クーパーらはボランティアで、人々を選挙会場まで送る仕事をする事に。
だがサボってマリファナを吸ってしまい、それでボビーが落選するかもと悔やむ。
 ダイアンは、同級生と結婚する事で、彼が戦場へ行く事から救おうとする。
 厨房で働く黒人は、メキシコ系の連中にからかわれる。
 カリフォルニアの集計で勝利したボビーは、演説で人々の喝采を受ける。
だが、厨房を抜けて移動する際、若者に撃たれてしまう。
 1968年ロバート・ケネディは暗殺された。
周囲の者も大勢負傷したが、全員が死は免れた。

 と言うわけで、暗殺されたケネディ大統領の弟ボビーが暗殺された日の人間模様。
豪華キャストだが、彼らがボビーに絡んだり、暗殺に関与する事はない。
暗殺の真相が描かれる訳でもない。
個々のドラマが盛り上がる事もなく、細切れで描かれるものだから、
豪華だなあと感心はすれど、物語的に引き込まれたりはしない。
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2013/12/05「Gガール 破壊的な彼女」

2013-12-05 00:00:00 | 日記
「Gガール 破壊的な彼女」

ジェニー Gガール(ユマ・サーマン)
マット・サンダース ジェニーの恋人(ルーク・ウィルソン)
ハンナ マットの同僚
ヴォーン マットの友人
ベットラム教授 Gガールの宿敵。実は同級生バリー

 スーパーパワーを持つGガールことジェニーは各地で活躍。
ある時、ひったくりにカバンを奪われるが、マットが追跡して取り戻す。
助けられたのは初めてとジェニーは感激し、マットと付き合うように。
マットはベッドラム教授に襲われ、ジェニーがGガールだと知らされる。
ベッドラムは高校の同級生バリーだったが、
ジェニーが隕石の力でパワーを得たため、嫉妬して悪者になったのだ。
ジェニーはマットとのデートを重ねるが、マットの同僚ハンナに嫉妬するように。
常に監視されたため、マットのジェニーへの気持ちは消え、ハンナに惹かれる。
ジェニーの嫌がらせで会社をクビになったマットは、
バリーと手を組み、彼女のパワーを無力化しようと考える。
呼び出したジェニーに隕石を近付けてパワーを奪うが、
隕石に触れたハンナが逆にパワーを持つように。
窮地に陥るジェニーだが、バリーが愛していたと告白。
ジェニーとバリー、マットとハンナが付き合う事になり、丸く収まる。
だが飛行機事故が発生したと知り、
パワーが回復したジェニーとハンナがかけつけるのであった。

 と言うわけで、スーパーヒーローものが乱立する中、
視点を変えてプライベートを中心に描いた作品。
ユマ・サーマンはデザインの仕事をしているが、実はスーパーパワーを持つ女性。
ある日、マットと言う男にひったくりから助けられ
(もちろん自力で解決できたのだが)、彼と付き合うように。
愛される事に飢えていた彼女は、マットが同僚の女性と話すのにも嫉妬。
耐えかねたマットは別れようとするが、
そうはさせじと、スーパーパワーで嫌がらせする展開。
似たような設定のハンコックに比べると、
起承転結がしっかりしていて分かりやすいが、アイデア自体は目新しい訳ではない。
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2013/12/04「HACHI 約束の犬」

2013-12-04 00:00:00 | 日記
「HACHI 約束の犬」

パーカー・ウイルソン 大学教授(リチャード・ギア)
ケイト パーカーの妻(ジョアン・アレン)
アンディ パーカーの娘 
ケン パーカーの友人(ケーリー・ヒロユキ・タガワ)
カール 駅員
ロニー パーカーの孫

 ロニー少年は、学校で祖父の犬の話を発表する。
 大学教授だった祖父パーカーは、駅で迷い犬を拾うが、
駅や保健所では預かれないと言う。
妻ケイトは、前の飼い犬が死んだショックがあり、新たに犬を飼う事には反対。
だが、パーカーの溺愛ぶりに、最後には認める。
日本人の友人ケンによれば、秋田犬でハチと言う名だと言う。
ハチは毎日駅でパーカーの帰宅を待つように。だが、パーカーは急死してしまう。
それでもハチは駅に通うが、パーカーの娘アンディ夫婦に引き取られる。
しかし、ハチは駅へ行きたがり、やむなくアンディは手放す事に。
毎日駅に通うハチの姿は話題になり、新聞記事に。
話題になり、エサ代にと金を振込んでくる者も現れる。
パーカーの墓参りに訪れたケイトは、
ハチが主人を待ち続けていた事を知り、感激するのだった。
 ロニーはハチの話を聞くと、祖父を理解した気がすると感じると語る。
実際のハチは9年間主人を待ち続け、渋谷駅前に銅像が立てられた。

 と言うわけで、ご存じ忠犬ハチ公の話をハリウッドでリメイク。
日本人にしか伝わらないような物語をあちら版にしてもダメやろと思ったが、
なかなか上出来。
吠えたりしないハチが駅で待ち続ける姿に、
周囲の人間たちは、帰らぬ主人を待ってるんだねと勝手に解釈して、
感激する様は、日本人の心と言う感じ。
しかも、ギアを日本に住む外国人教授とかにせず、
アメリカ人によるアメリカの物語に仕立ててる所も好感が持てる。
一番のツボは、最初ハチを嫌がってた奥さんが、
夫の墓参りの帰りに、駅でハチに気付くシーン。
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2013/12/03「獣人ゴリラ男」

2013-12-03 00:00:00 | 日記
獣人ゴリラ男(1956年メキシコ)

ロブレス警部
ギレルモ レスラー。警部の友人
ルシア ジムの女性
博士

 人気レスラーの死体が盗まれ、頭骨が取り出される事件が発生。
ロブレス警部が捜査を担当する。同様の事件が連続しており、同一犯の仕業らしい。
実は博士がレスラーを襲い、改造しようとしていたのだ。
警部は、友人ギレルモを無敵のレスラーに仕立て、犯人をおびき出そうとする。
ギレルモは、覆面レスラーバンパイアとして連戦連勝。
だが、試合で倒れて死に、その死体が盗まれる。
博士はギレルモの死体を改造し、ついに生きた怪物を誕生させる事に成功。
怪物となったギレルモは試合会場に現れ大騒ぎに。博士の命令も聞かず殺害。
警部が説得を試みるがかなわず、警官に撃たれて死ぬ。

 と言うわけで、三昔くらい前に多発されたマッドサイエンティストによる怪物もの。
メキシコ産だからか、プロレスのシーンが妙に多いのが珍妙な感じ。
怪しげな博士が、死体蘇生の実験をする。
できるだけ強い奴でなければ体が耐えられないと言う理屈で、
レスラーをわざわざ殺して被験体に。
失敗すると、わざわざジムの近くに捨てるものだから、
警察も気付いて、連続死体泥棒事件として捜査。
警部は友人のレスラーを囮にするが、まんまと殺され、死体が盗まれる。
この友人で、博士はついに蘇生に成功。
たった1体、ちょっと動いただけで、私は創造主になったと喜ぶ博士。
ところが、被験体に体毛がはえ始め(ゴリラと言う程ではない)、
凶暴化して博士にも制御不能に。もともと制御してるようには見えなかったけどね。
警部も博士も、何がしたかったかは、いまいちわからない。
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2013/12/02「太陽にかける橋/ペーパー・タイガー」

2013-12-02 00:00:00 | 日記
「太陽にかける橋/ペーパー・タイガー」

ブラッドベリー少佐 (デビッド・ニーブン)
日本大使 (三船敏郎)
弘一 大使の息子
ミュラー ドイツの記者(ハーディ・クリューガー)

 ブラッドベリー少佐は、某国に駐在する日本大使の息子弘一の家庭教師をする事に。
少佐は大戦中に勲章をもらったほどの人物で、弘一はその武勇伝を聞きたがる。
ある時、反政府ゲリラの襲撃を受け、少佐と弘一は人質にとられてしまうが、
弘一は、少佐ならば簡単に脱出できると信じる。
そんな頃、記者ミュラーは、少佐の経歴がデタラメだと気付き、大使に報告。
アジトを脱出した少佐らは、一味の襲撃をかいくぐり、軍のヘリに救出される。
生還した少佐は、一連の話はほら話で、実際には軍にいなかったと告白。
大使は意に介さず、あなたの過去よりも、息子の未来が大切だと語るのだった。

 と言うわけで、デビッド・ニブンと三船敏郎競演の作品。
ニブンは、某国の日本大使である三船の息子の家庭教師に。
彼は戦争の英雄だったと武勇伝(ほら話)を語る。
その調子は、ニブン自身の80日間世界一周あたりを連想させるとぼけた感じ。
こんな役、彼しか出来ません。
そんな中、政治犯釈放を求める一味が、ニブンと大使の息子を誘拐。
息子はニブンの話を本気にしていて、彼と協力すれば脱出できると奮戦。
その頑張りに、ニブンは自らを恥じると言う訳。
三船大使はニブンを責めず、大事なのはあなたの過去ではなく、息子の未来だと言う。
凄く面白いと言う訳ではないけど、
なかなか良質の作品で、その物語に日本が絡んだ事にうれしくなる。
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2013/12/01「キャプテン・フィリップス」

2013-12-01 00:00:00 | 日記
「キャプテン・フィリップス」(2013年米)を見た。

ボーンシリーズの他、ユナイテッド93を監督したポール・グリーングラス監督作品。
ボーンはもちろん、ユナイテッドでは実際にあった911のテロを、
これまた緊迫感あふれた演出で見せた。
前作グリーンゾーンは、フィクションにしては派手さが足らずいまいちだったが、
今回は実際にあったソマリアの海賊による事件を描いており、
ユナイテッドの出来を期待させられる。
主役の船長はトム・ハンクスで、
またアカデミー賞なんて話もあるくらいだから、見るしかない。

フィリップス 貨物船船長(トム・ハンクス)
ムセ 一味のリーダー
ビラル 一味の少年
ナジェとエルミ 一味

 フィリップス船長は妻と車で移動。彼は貨物船船長で、今回も長い不在となるのだ。
一方、ソマリアの海岸では、
今日の仕事があるぞと男が言うと、参加したい連中が集まってくる。
まるで日雇い労働者を集めているようだが、実は海賊のメンバーを集めているのだ。
どうやら、ここでは日常的な光景と言う事らしい。
その様子を撮影するのは、グリーングラスお得意の揺れるカメラ。
最後までこれだったらキツいな(眼が疲れる)と思ったが、
気になったのはこのシーンだけ。
船長は貨物船に到着。今回は、アフリカの角と言われるソマリアを回るルート。
海賊が多い地区とあって、船長は警戒。海賊よけの柵に鍵がかかってないと指摘。
出航すると、ただちに海賊に襲われた想定の演習をしたりする。
そんな中、船長は貨物船に近づく2隻のボートがいる事に気付く。
スピードを上げたり、コースを変えても着いてくるので、海賊である事は間違いない。
海上保安庁みたいな所へ連絡。
受け付けられるが、たぶん漁船ですよと言う始末で、頼りにならない。
やむなく、海賊が傍受している事を承知で、海軍と通信するフリをする。
海賊が近づいており、武器はあるので撃退可能だが、念のため来てほしいと依頼。
それを軍が受けたと言う設定だ。これが効果あって1隻が退散。
もう1隻はあきらめないが、
貨物船がリミッターを外して全速を出したため、逃げられる。
一安心した船員たちに、よくやったとほめる船長。
だが組合関係の船員は、連中はまた来る、海賊と戦う給料はもらっていないと、
安全なルートで行く事を主張。
船長は、貨物の到着を遅らせる事はしたくない、
いやなら降りろと言ったため、結局船員たちは従う事に。

 翌日、海賊のボートが再び現れる。
今度はエンジンを2つつけているので、昨日より速いと言う事らしい。
接近したボートに対し、放水したり蛇行したりするが、
一ヶ所ホースが違う方向を向いていたため、そこから接近。
発煙筒を撃ち込んだりするが効果なく、はしごをかけて4人の海賊が乗り込んでくる。
この事態に、船長は船内に放送。
海賊が乗り込んできたが、連中は船内の構造を知らないという強みがある。
照明を消して、隠れていろと指示。
事態が解決した場合は「食事の時間だ」と言う。それ以外の呼び掛けには答えるなと。
海賊は柵の鍵を銃で壊して簡単に侵入。ブリッジに乗り込んでくる。
船長がアイルランド系である事から、アイリッシュと呼び、
銃を突き付けたりして、身代金を要求すると言う。
船長は金庫にある3万ドルを渡すと言うが、海賊は300万ドルを要求。
以前、ギリシャの船を乗っ取り、100万ドル近く手に入れたと言うのだ。
彼らが漁師だと知った船長は、国で漁をしろと言うが、
大国が魚をさらってしまい、俺たちの魚は残っていないと言う海賊。
他にも船員がいるはずと、船内を探すと言い出す。
船長は時間稼ぎをしようと別の場所に誘導するが、
海賊はずばりエンジンルームを見たいと言う。
やむなく、エンジンルームは暑いから、水を取ってから行こうと、何とか時間を稼ぐ。
その会話を無線で聞いたエンジンルームの連中は、このままでは見つかると、
あわてて配電盤みたいな所へ行ってエンジンルームの電源を切り、真っ暗にする。
その際、船員は船長らにニアミス。
船長に着いてきた海賊の1人(少年)が裸足である事に気付く。
急いで戻った船員は仲間に知らせ、入り口付近に割れたガラスをばらまく事に。
作戦は成功し、少年はガラスをふんずけて負傷。
船長は真っ暗の室内には誰もいないと言うが、
もう1人の海賊(リーダー)は納得せず、探そうとする。
だが、少年は深手だったようで、騒いだものだから、
船長がブリッジへ連れていって治療する事に。
1人はエンジンルームに残るが、潜んでいた船員たちも、
1人なら何とかなると考えて取り押さえる。
無線でブリッジの海賊に連絡し、
人質となっている船長と、海賊のリーダーを交換する事に。
船員らの抵抗に動揺する海賊に対し、船長は3万ドルを渡すから、国へ帰れと言う。
乗ってきたボートは壊れただろうから、救命艇を譲ると言う。
海賊たちはこの話に乗る事にするが、
簡単に立ち去る訳ではなく、船長に案内しろと言う。
救命艇(カプセルみたいな船)に乗り込んだ船長は、操縦方法を教え、
貨物船に戻ろうとするが、海賊は救命艇を離脱させてしまった。

 救命艇は航行するが、船長とはぐれまいと貨物船は追跡。やがて米海軍が到着する。
シールズとかが救命艇を捕捉したため、貨物船には立ち去らせる。
米軍は交渉を求めるが、海賊は再び高額な身代金を要求。
ソマリア人の通訳はすぐには無理だと言い、様子を見る事に。
救命艇の中は換気が悪く、暑い状態。
海賊たちは内輪もめしたり、船長に八つ当りしたり。
船長は少年の足を心配し、治療するが、思わしくない。
思い立った船長は、小便がしたいと言って外へ出ると、
海に飛び込み泳いで逃げようとする。
だが、軍もすぐには気づかず、結局海賊に捕まってしまう。
軍は、ソマリアの長老を呼んだので、
身代金の交渉のため、リーダーに戦艦まで来るよう要求。
海賊内部で罠だともめるが、リーダーは大金をせしめてくると乗り込む事に。
救命艇は曳航され、軍は救命艇に水などを差し入れ。
船長に服が濡れたろうと、赤いTシャツに着替えるよう指示。
普通のTシャツだと、海賊は船長に渡すが、これは明らかに軍が目印にするためだ。
救命艇にはマイクがつけられ、中の会話は筒抜に。
軍は船長に、家族に言いたい事はないか聞くと、
解決したらいつもの15番の座席に乗って帰る等と言う。
実は船長が座ってる席が15番なのだ。
これで船長の位置も把握し、軍は海賊を射殺する用意。
3人のスナイパーがそれぞれ海賊を狙う。
確実に捕捉すると、モニターが緑になるが、捕捉できないと赤に。
全員緑になるまで行動を起こすなと言う上官。
戦艦に到着したリーダーは、長老に会いたいと言うが、
なぜか足止めさせられ、状況がわからない。
軍が海賊を射殺する気だと考えた船長は、
少年に両手を挙げれば撃たれない等と話すが、少年には何の事か理解できない様子。
残る海賊はまたも内輪もめ。長老なんか来てない、だまされたんだと言い出す。
高まる緊張感の中、船長は近くにあった紙に遺言を書き始める。
危険だからよせと言う少年。
気づいた残る海賊が船長を立たせて、何してやがるとどなる。
一同激しく動いたため、3人とも赤の状態に。
緊張感が極まり、もう耐えられないと叫ぶ船長。その声は戦艦も捕らえていた。
救命艇内がやや落ち着き、3人が緑の状態に。
指令が出て、たちまち3人は射殺され、船長は彼らの血を浴びて血だらけに。
戦艦にいるリーダーは逮捕されるが、まだ事情がわかってない様子。
船長は戦艦に収容され、検診を受ける事に。だが、まだ放心状態だ。
看護士は体のあちこちを触るが、たいしたケガはしていない様だ。
体についた血を見て、これはあなたの血ですか?と聞くと、
違うと思うと答えつつ、緊張感がとけた船長は泣き叫ぶのであった。
その後、フィリップスは1年ほどで船長職に復帰し、
逮捕されたリーダーは30年の刑で収監された。

 と言うわけで、この物語は、大きく3つのフェイズに分かれていた。
1は貨物船を乗っ取らせまいとする船長の奮戦。
2は貨物船を乗っ取った一味と船員の攻防。
3は救命艇に乗った一味と海軍の攻防。および人質にされた船長の奮戦。
見る前に予想していたのは1と2。3がウェイトを占めるはちょっと想定外だった。
ソマリア沖を航行するのは、海賊との戦いだと考えていた船長は、
海賊防止用の柵を確認したり、訓練したり警戒に余念がない。
ありがちな、ちょっと油断していた、と言う話ではないようだ。
一味はソマリアの漁師で、今日の漁に出る者を集める感覚で、海賊を募る。
グリーングラスお得意の揺れるカメラで、この後大変な事になりそうと予感させる。
最初2隻のボートで迫るが、船長が軍が近くにいるような演技をしたため1隻は退散。
だが、残り1隻の連中は諦めず、最終的に追いついてしまう。
一味(4人)はまずブリッジを制圧。
船長は3万ドル渡して退散させようとするが、
それでは足らないと引き下がらない一味と船員の攻防があり、一味の少年が負傷。
混乱する中、3万ドルを受け取り、救命艇で帰国すると言う、
船長のアイデアに乗ったかに思えた。
ところが、一味はここで船長を人質に取り、救命艇で貨物船を離れてしまう。
海賊にとってこれは最悪の決断で、ただちに米海軍が救命艇を包囲。
もはや誰の目にも、一味が射殺されるのは明らか。
そこにある選択肢は、船長も死ぬか否かだ。
一味もそれはわかっていて(認めたがらないが)、
自棄になれば船長を道連れにする可能性もある。
そんな中でも船長は、一味に同情的になっていて、
負傷した少年だけでも救えないか考える。
そんな船長の気持ちも知らず、一味は船長を脅し続けて、緊張感は最高に。
最終的に、一味は射殺され、船長は無事救出。
米海軍にとって最良の結果となるが、
船長にとっては必ずしも最良とは言えないものだった。
なるほど、この第3フェイズこそ、
本作の描きたかった部分であると言うのは理解できる。
ただし、ボーンシリーズみたいな攻防は2フェイズまでなので、
そういうのを期待していた向きには、ちょっと物足りない結末かも。
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2013/12/01「フランケンウィニー」

2013-12-01 00:00:00 | 日記

 ティム・バートンが自身の短編をリメイク。
白黒の人形アニメ風で、物語はフランケンシュタインの話を子供に置き換えた感じ。
主人公の少年がそのものずばりのビクター・フランケンシュタイン。
同級生の娘がエルザ・バン・ヘルシング。
エルザはフランケンシュタインの花嫁を演じた女優の名で、
ヘルシングはドラキュラ退治の専門家。エルザの愛犬は花嫁の髪型。
イゴール風、フランケンシュタインの怪物風の同級生。風車小屋の戦いもある。
。。と来たら、あの手の映画が好きな人をニヤリとさせる設定。
さらに、危険な実験で怪物が次々生まれる様はグレムリン風(それも2)
バットマンを思わせる怪物、ガメラにしか見えない怪物も登場。
ニヤニヤさせられる上、少年と愛犬の、ちょっと危険な愛情関係もぼちぼちツボ。
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