ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2020/08/15 「ジェミニマン」

2020-08-15 00:00:00 | 日記
「ジェミニマン」

ヘンリー・ブローガン DIAの元殺し屋(ウィル・スミス)
ジュニア ヘンリーのクローン(ウィル・スミス)
ダニー DIAの監視役(ダイハードの娘)
バロン ヘンリーの仲間(アベンジャーズに出てたアジア系)
ヴェリス DIAの上司(クライブ・オーウェン)

起:DIAの殺し屋ヘンリーは引退を決意する。
承:ヘンリーを始末しようと、DIAは狙撃手を送り込む。
転:狙撃手ジュニアは、ヘンリーのクローンだった。
結:ヘンリーとジュニアは、クローン兵士を増産しようとする黒幕を倒す。

 DIAと言う組織の殺し屋ヘンリーは、
時速238キロで走る列車の乗客の狙撃に成功。
他の4人は失敗しており、ヘンリーは凄腕と讃えられる。
暗殺には成功したが、標的の近くに少女がいると気付いて動揺。
ヘンリーは引退を決める。
 ヘンリーは、標的はテロリストと聞かされていたが、
実際には物理学者ドルモフだったと知る。
さらにヘンリーは、ダニーと言うDIA捜査官に監視されていると気付く。
 襲撃を受けて、仲間のジャックが殺される。DIAの暗殺チームに狙われたようだ。
ダニーも襲われており、彼女は無関係とわかる。
 ヘンリーらは、仲間のバロンと合流。
DIAの一連の動きには、ドルモフ暗殺が関係しているようだ。
かつての上司ヴェリスは、ジェミニと言う組織を作っていた。
暗殺などを請け負う組織だ。
 ヘンリーは正体不明の狙撃手の襲撃を受ける。
狙撃手は凄腕で、ヘンリーは辛くも逃れる。
目撃したダニーは、狙撃手は若いが、ヘンリーに瓜二つだったと言う。
だが、ヘンリーに子供はいない。
 DNA鑑定の結果、狙撃手はヘンリー自身と判明。ヘンリーのクローンなのだ。
黒幕はヴェリスで、クローンを暗殺者に仕立てた。
ドルモフは抜けようとした為、ヴェリスはヘンリーに始末させたのだ。
 ジュニアと呼ばれるクローンは、ダニーを人質にヘンリーを呼び出す。
ヘンリーは、ジュニアが自分の存在に疑いを持っているのではと指摘。
クローンだと言われ、ジュニアは動揺する。
 ジュニアは養父であるヴェリスに、自分の素性にていて聞く。
ヴェリスは、ヘンリーの才能を持ち、迷いのない兵士を育てたと認める。
 改心したジュニアはヘンリーの所へ現れ、
ヘンリーに発信機が埋め込まれていると知らせる。
一味の襲撃を受け、バロンが犠牲に。
テロリストだと称し、ヴェリスはヘンリーを始末しようとしていた。
ヘンリーとジュニアは、一味を次々と倒す。
 2人の前に強敵の殺し屋が現れるが、何とか倒す。
その殺し屋もまたヘンリーのクローンだった。
新たなクローンは、痛みを感じないようだ。
 現れたヴェリスは、湾岸戦争でのヘンリーの活躍を見て、
コピーを作るべきと考えたと言う。欠点のない兵士の軍団を作ろうとしたのだ。
ジュニアはヴェリスを撃とうとするが、ヘンリーが止める。
撃てば心に傷を残すと言って、ヘンリーがヴェリスを射殺する。
ジェミニは解体され、クローンはもういないとされる。
 6か月後。ヘンリーは引退して、平穏な生活をしていた。
一方、ジュニアは新しい身分証も手に入れ、学生として過ごすようになるのだった。

 と言う訳で、ウィル・スミス主演のSF風味のアクション。
殺し屋スミスが、自身のクローンと対決するという展開。
過去にもこんな話はあったが、本作はスミス自身が双方を演じているのが売り。
当然、スミス同士の対決が見せ場のはずだが、それは1回あるだけ。
クローンが簡単に心変わりしてしまって拍子抜け。
クローン兵士の非人道性を訴えるような話にすり替わってしまう。
ところで、「アイ・アム・レジェンド」のヘストン版がジェミニマンだった気がしたが
あれはオメガマンで、
その代わりと言うか、透明人間ジェミニマンと言うのがありました。

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