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栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

ようこそ! 『栄子ママの箏だより』にお越しいただきありがとうございます。

2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。

方丈記

2006-01-26 23:14:01 | Weblog
ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく
とどまりたる例なし。世中にある人と栖と、またかくのごとし。

 たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き
いやしき、人の住まいは、世々を経てつきせぬものなれど
これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家は稀なり。
或いは去年焼けて今年作れり。或いは大家滅びて小家となる。
住む人もこれに同じ。所も変わらず、人も多かれど、いにしへ
見し人は、ニ三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。
朝に死に、夕に生まるヽならひ、ただ水の泡にぞ似たりける。
      鴨 長明
暗譜はちっともできないのですが‥
暗誦するのはまあまあ得意だったように思います。
午後4時からK公民館でお箏教室のお手伝いに行きました。
お箏のお稽古が一通り終わったところへ裏千家茶道の
Y先生が来られて《百福》の文字の入った、お多福の抹茶碗の
話をしてくださって、みんなでお抹茶をたてていただきました。
夕飯の支度をしながらテレビを見ていて
ふと口をついてでてきたのが『方丈記』でした。
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