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モテ男

2006年08月14日 | 過去の記事

「タコ検定」という話をラジオの番組でいっていた。
町おこしや村おこしの一つの形として、ご当地検定というものがいろいろあるらしい。
タコ検定というのは、兵庫県明石がタコの名産地であることから、行われているようで、その中に、メスのタコにもてるのは、大きく立派な吸盤を持っているタコだという。

セミにしても、もう本当に耳障りなくらいの音で鳴いてる。
「わかった。わかった。そんなに主張せんでも、アンタがセミやちゅうことはわかったから、ちょっと静かにしてんか。」といいたくもなるけど、鳴くのはオスのセミだけでメスは鳴かない。
何でオスだけが鳴くのかというと、おそらくメスにもてるための求愛行動なんやろうね。
つまり、より大きな音で鳴くオスがよりモテるのではないかと、そう思うのですわ。
そう考えるとちょっと健気にも思えてくる。黙ってじっとしていてもメスにモテモテということは、どうもないみたいです。無駄な体力使っても思いっきり鳴かなくてはモテないからこそ、鳴くのでしょう。

クジャクもメスが地味なのに比べて、オスは派手です。
不思議なことにクジャクのメスは一瞬にしてオスの羽の目玉模様の数を見分ける能力があるそうで、目玉模様の数の多いオスほどモテるんやそうです。

魚の世界でも派手なオスがモテるということは、よくあるみたいですが
人間界ではそういう訳にもいきません。
着飾って化粧しても「キモ~。」と言われるのが関の山ですわな。
ま、ワタクシ自身、着飾ったり化粧する気もありませんがね。

こうしてみて見ると、タコの立派な吸盤も、クジャクの見事な羽も
その固体が体力があって栄養も行き渡ってるという証でしょうから、種の保存という見地から見れば、やはり生き抜いていく力のあるオスの子を産みたいというメスの本能があるのかも知れませんね。

オスにしたら自分の子孫を残すには、より多くのメスと交わるという「ばらまき遺伝子」が組み込まれているのかも知れないし、メスの立場からしたら生存の可能性の高い子を産むということからすれば、オスを選ぶということになるのかも知れませんな。

人間の男性がモテる条件はクジャクやタコのように一律ではないから、優しさ、賢さ、体力、包容力、資金力、容姿…要件はいろいろあって難しいし、全て備えてますというのは、まあ不可能に近いから難儀ですな。

まあ、誠実さがあれば、何とかなるのかなとは思いますが…。
ああ、モテ男クンがうらやましい&あやかりたい(苦笑)