ほうら、タンポポさんところは、もう巣立ち間近じゃない。
あなた達もそろそろ巣立ちの準備しなくちゃ間に合わないわよ。
はい。アムロ行きま~す。(機動戦士ガンダムを知らない人にはわからないかも。)
ああ、飛び立って行くのは4人だけなのね。
ホントにもう、ウチの子達ったら甘えん坊なんだから。
いつまでも、お母さんに甘えてちゃダメじゃない。
さあさあ、他の子たちも飛び立っていきなさい。
ほら、ちょうどいい風が吹いてきたわよ。
この風に乗って行きなさい。
よし、オレも行くぞ。
私も行くわよ。
これこれ、そんなに一度に行かなくても…。
みんな、気をつけて飛んでくのよ~。
これでお母さんともお別れだけど、新天地でがんばるのよ~。
ちゃんと地面の上に落ちてくのよ。
間違ってもアスファルトやコンクリートの上に落ちないようにね。
植物の種が地面に落ちて芽を出し花を咲かせるの確立は、動物界よりもずっと厳しいと聞いたことがある。
しかしながら、何千年も前のもみがらが今条件が合って芽を出したという例もあります。
種のままで何千年もの間、土と水と光の条件が揃うまでその中に生命を宿しているというのも驚きだけど、因(種)が果(花や実の結実)となるには、縁(土や水や光)がなければならないということを、改めて思うのであります。
あなた達もそろそろ巣立ちの準備しなくちゃ間に合わないわよ。
はい。アムロ行きま~す。(機動戦士ガンダムを知らない人にはわからないかも。)
ああ、飛び立って行くのは4人だけなのね。
ホントにもう、ウチの子達ったら甘えん坊なんだから。
いつまでも、お母さんに甘えてちゃダメじゃない。
さあさあ、他の子たちも飛び立っていきなさい。
ほら、ちょうどいい風が吹いてきたわよ。
この風に乗って行きなさい。
よし、オレも行くぞ。
私も行くわよ。
これこれ、そんなに一度に行かなくても…。
みんな、気をつけて飛んでくのよ~。
これでお母さんともお別れだけど、新天地でがんばるのよ~。
ちゃんと地面の上に落ちてくのよ。
間違ってもアスファルトやコンクリートの上に落ちないようにね。
植物の種が地面に落ちて芽を出し花を咲かせるの確立は、動物界よりもずっと厳しいと聞いたことがある。
しかしながら、何千年も前のもみがらが今条件が合って芽を出したという例もあります。
種のままで何千年もの間、土と水と光の条件が揃うまでその中に生命を宿しているというのも驚きだけど、因(種)が果(花や実の結実)となるには、縁(土や水や光)がなければならないということを、改めて思うのであります。
(今回はちょっと長いよ。)
アパートに戻るとオフクロから郵便が来ていた。
どうやらオヤジの具合が良くないようだから帰ってこいとのことらしい。
高校を卒業と同時に親の反対を押し切って東京にやって来たオレだが、家業の農業
と牧畜を継ぐのが嫌で、オヤジと大喧嘩した挙句に勘当同然の状態でウチを出た
オレが、ちょっとやそっとのことで帰るわけにはいかないけれど、ひょっとした
らもうオヤジには会えないかも知れないという思いが込み上げてきて、会社には
3日間の休みをもらって帰る事にした。
土、日曜日と祝日を挟むので、都合6日間の休みだ。
実家に帰ってみると、オヤジの意識はなく、医者も時間の問題といったので、そ
れなら薬くさい部屋に閉じ込めておくよりも、自分のうちの畳の上でという方が
良いだろうということになり、自宅に戻ってきたようだ。
眠っているオヤジを見ながら、オレはオヤジのことは嫌いじゃない。いや、むし
ろ好きだと話しかけた。
ただオレもオヤジも意地っ張りなところがあり、オレは帰りたくても帰らなかっ
たし、オヤジもオレに戻ってきて欲しかったのだろうけど口には出さなかったの
だろうと思う。
「ちょっと、散歩してくる。」とオフクロに言って玄関を出た。
8年ぶりに見る故郷だ。
30分ほど行ったところに工業団地ができたせいか、このあたりにも住宅が増え
たようだ。
道に覚えはあるのだが、田園だったところに家が立ち並び昔とは景色が全く違っ
てる。
懐かしい思いと同時に、記憶にない風景に何か違和感を覚えるが、子供の頃遊ん
だ神社は昔のままだ。
いくら住宅が増えたとはいえ、神社は健在だった。
そんなことを考えながら、どんどん歩いた。
記憶にあるようでない道、記憶にないようである道。
かれこれ1時間余り歩いただろうか。
息が切れてる。たった1時間余り歩いただけで息が切れるとは、日頃運動してな
いせいかなと苦笑する。
これだけ見たことのない家が立ち並んでいると、方角がわからなくなるなあと考
えてたら、どうやら本当に方角がわからくなってしまったらしい。
とにかく周りを見渡せるところを探していたら、建物と建物の間に、小高い丘ら
しきものが見えたので、行ってみることにした。
丘の上には数本の楓の木があるだけで、見晴らしは良かった。
家を出て東の方角に向かって歩いたのだが、丘の上から見えた実家のそばの風景
は太陽の位置から考えて東の方角に見えた。
東に向かって歩いてくれば実家のあたりは西に見えるはずなのに、何故東に見え
るのか理解できなかった。
まあ、いいか。早く帰らないとオフクロも心配するだろうから、とにかく実家の
見える方向に向かって丘を下っていった。
来た道と反対方向に向かって歩くというのも変な感じだけれど…。
しばらく歩くと町並みが見えてきた。
ここら辺りも工業団地ができた影響で住宅が増えたのかもしれない。
歩いていてふと思った。
何かさっき歩いてきた道と似ているなあと思いながら、前方に神社を見つけた。
「あッ。」さっき通った子供の頃遊んだ神社だ。
いや、似ているけど違う。
鳥居の中央に「春日神社」と書いてある。
この辺りには春日神社という名の神社が何箇所もあるので、絶対に違うとは言い
切れないが、境内の木の感じが違う。
まったく狐につままれたような感じだけれど、とにかく家路を急がなくては。
しばらく歩くと愕然とした。
また、あの丘が見えたのだ。
「嘘だろ」
丘の上に駆け上っていった。
息が切れている。運動不足とはいえ、体力には自信があったし、まだ26歳である。
丘の上に登ってみると数本の楓の木。
東の方角に実家のあたりの風景が見える。
同じところに戻って来てしまっている。
何がなんだかわからなくなって、駆け出した。
息が切れた。
呼吸が荒い。
途中で走れなくなった。
一瞬のうちに恐ろしく体力がなくなったように感じた。
と、前方に神社が…。
「あッ!」 春日神社だ。
でも境内の木の感じが違う。
訳がわからなくなっていた。
腰が痛いし歩くのも辛くなってる。
途方にくれて気がつくと、あの丘に来ていた。
数本の楓の木。
水溜りが出来ていた。ここらあたりだけ雨が降ってたかのように。
水溜りをみて愕然とした。
白髪でシワだらけの男が映ってる。
「これは…オレか…。」
他には誰もいないから、オレ以外であるはずがない。
オレはまだ26だ。水鏡に映っているのは86歳かと思えるほどの爺さんだ。
これがオレなのか。
何がどうなっているのかわからない。
この丘に来るたびに20年の時間が過ぎてるのか…。
目から大粒の涙が落ちた。
無我夢中で丘を駆け下りようとしたがやめた。
また、この丘に戻ってきた時は106歳。生きちゃおれないだろう。
どうしていいのかわからなくなって、その場にへたり込んでしまった。
オレはもうこの丘から出ることは出来ない。
涙があふれて止まらなかった。
ここで、この丘でオレは一生を終えるのか…。
「オヤジ、オフクロ…。せっかくオレを産んでくれたのに、なにも孝行できず…
すまない。」声にならない声で両親に詫びた。
「どう、なさったのじゃ。」
見上げると一人の老人が目の前に立っていた。
そういえば、オフクロに散歩してくると家を出てから初めて人に会った。
いきさつを話すと、その老人は言った。
「なるほど、お前様は家に帰りたいんじゃな。」
「そうです。家に帰りたいんです。でも、もう無理です。」
「ふ~む。家に帰ろうとすると、またこの丘に舞い戻ってしまうと考えておるの
じゃな。それなら、西へ行ってみなされ。」
「西って、家とは反対の方向じゃありませんか。」
「東に見えているのは虚構じゃ。仮の姿じゃ。」
「え、じゃあ西に行けば我が家に帰れるのですか?」
「我が家というより、お前様が元いた所というべきかな。」
「そこに行けば我が家があるんですね。」
「そうじゃ。」
半信半疑ながら老人の言うとおり、西に向かって丘を降りると、光がさしていた。
覚えている。覚えているぞ。
ここが、こここそがオレがいた場所だ。なつかしい、故郷だ。
老人にお礼を言おうと振り返ったが、老人はそこにはもういなかった。
アパートに戻るとオフクロから郵便が来ていた。
どうやらオヤジの具合が良くないようだから帰ってこいとのことらしい。
高校を卒業と同時に親の反対を押し切って東京にやって来たオレだが、家業の農業
と牧畜を継ぐのが嫌で、オヤジと大喧嘩した挙句に勘当同然の状態でウチを出た
オレが、ちょっとやそっとのことで帰るわけにはいかないけれど、ひょっとした
らもうオヤジには会えないかも知れないという思いが込み上げてきて、会社には
3日間の休みをもらって帰る事にした。
土、日曜日と祝日を挟むので、都合6日間の休みだ。
実家に帰ってみると、オヤジの意識はなく、医者も時間の問題といったので、そ
れなら薬くさい部屋に閉じ込めておくよりも、自分のうちの畳の上でという方が
良いだろうということになり、自宅に戻ってきたようだ。
眠っているオヤジを見ながら、オレはオヤジのことは嫌いじゃない。いや、むし
ろ好きだと話しかけた。
ただオレもオヤジも意地っ張りなところがあり、オレは帰りたくても帰らなかっ
たし、オヤジもオレに戻ってきて欲しかったのだろうけど口には出さなかったの
だろうと思う。
「ちょっと、散歩してくる。」とオフクロに言って玄関を出た。
8年ぶりに見る故郷だ。
30分ほど行ったところに工業団地ができたせいか、このあたりにも住宅が増え
たようだ。
道に覚えはあるのだが、田園だったところに家が立ち並び昔とは景色が全く違っ
てる。
懐かしい思いと同時に、記憶にない風景に何か違和感を覚えるが、子供の頃遊ん
だ神社は昔のままだ。
いくら住宅が増えたとはいえ、神社は健在だった。
そんなことを考えながら、どんどん歩いた。
記憶にあるようでない道、記憶にないようである道。
かれこれ1時間余り歩いただろうか。
息が切れてる。たった1時間余り歩いただけで息が切れるとは、日頃運動してな
いせいかなと苦笑する。
これだけ見たことのない家が立ち並んでいると、方角がわからなくなるなあと考
えてたら、どうやら本当に方角がわからくなってしまったらしい。
とにかく周りを見渡せるところを探していたら、建物と建物の間に、小高い丘ら
しきものが見えたので、行ってみることにした。
丘の上には数本の楓の木があるだけで、見晴らしは良かった。
家を出て東の方角に向かって歩いたのだが、丘の上から見えた実家のそばの風景
は太陽の位置から考えて東の方角に見えた。
東に向かって歩いてくれば実家のあたりは西に見えるはずなのに、何故東に見え
るのか理解できなかった。
まあ、いいか。早く帰らないとオフクロも心配するだろうから、とにかく実家の
見える方向に向かって丘を下っていった。
来た道と反対方向に向かって歩くというのも変な感じだけれど…。
しばらく歩くと町並みが見えてきた。
ここら辺りも工業団地ができた影響で住宅が増えたのかもしれない。
歩いていてふと思った。
何かさっき歩いてきた道と似ているなあと思いながら、前方に神社を見つけた。
「あッ。」さっき通った子供の頃遊んだ神社だ。
いや、似ているけど違う。
鳥居の中央に「春日神社」と書いてある。
この辺りには春日神社という名の神社が何箇所もあるので、絶対に違うとは言い
切れないが、境内の木の感じが違う。
まったく狐につままれたような感じだけれど、とにかく家路を急がなくては。
しばらく歩くと愕然とした。
また、あの丘が見えたのだ。
「嘘だろ」
丘の上に駆け上っていった。
息が切れている。運動不足とはいえ、体力には自信があったし、まだ26歳である。
丘の上に登ってみると数本の楓の木。
東の方角に実家のあたりの風景が見える。
同じところに戻って来てしまっている。
何がなんだかわからなくなって、駆け出した。
息が切れた。
呼吸が荒い。
途中で走れなくなった。
一瞬のうちに恐ろしく体力がなくなったように感じた。
と、前方に神社が…。
「あッ!」 春日神社だ。
でも境内の木の感じが違う。
訳がわからなくなっていた。
腰が痛いし歩くのも辛くなってる。
途方にくれて気がつくと、あの丘に来ていた。
数本の楓の木。
水溜りが出来ていた。ここらあたりだけ雨が降ってたかのように。
水溜りをみて愕然とした。
白髪でシワだらけの男が映ってる。
「これは…オレか…。」
他には誰もいないから、オレ以外であるはずがない。
オレはまだ26だ。水鏡に映っているのは86歳かと思えるほどの爺さんだ。
これがオレなのか。
何がどうなっているのかわからない。
この丘に来るたびに20年の時間が過ぎてるのか…。
目から大粒の涙が落ちた。
無我夢中で丘を駆け下りようとしたがやめた。
また、この丘に戻ってきた時は106歳。生きちゃおれないだろう。
どうしていいのかわからなくなって、その場にへたり込んでしまった。
オレはもうこの丘から出ることは出来ない。
涙があふれて止まらなかった。
ここで、この丘でオレは一生を終えるのか…。
「オヤジ、オフクロ…。せっかくオレを産んでくれたのに、なにも孝行できず…
すまない。」声にならない声で両親に詫びた。
「どう、なさったのじゃ。」
見上げると一人の老人が目の前に立っていた。
そういえば、オフクロに散歩してくると家を出てから初めて人に会った。
いきさつを話すと、その老人は言った。
「なるほど、お前様は家に帰りたいんじゃな。」
「そうです。家に帰りたいんです。でも、もう無理です。」
「ふ~む。家に帰ろうとすると、またこの丘に舞い戻ってしまうと考えておるの
じゃな。それなら、西へ行ってみなされ。」
「西って、家とは反対の方向じゃありませんか。」
「東に見えているのは虚構じゃ。仮の姿じゃ。」
「え、じゃあ西に行けば我が家に帰れるのですか?」
「我が家というより、お前様が元いた所というべきかな。」
「そこに行けば我が家があるんですね。」
「そうじゃ。」
半信半疑ながら老人の言うとおり、西に向かって丘を降りると、光がさしていた。
覚えている。覚えているぞ。
ここが、こここそがオレがいた場所だ。なつかしい、故郷だ。
老人にお礼を言おうと振り返ったが、老人はそこにはもういなかった。
携帯にこんなメールが届いた。
「早く着きすぎたので、先に逝って待ってます。」
えっ、先に逝くって?
待ってるって?
まだ、逝ってもらっては困るし、先に待っててくれても困る。
おわかりのとおり、「先に行って」となるところを
変換間違いで「先に逝って」としてしまったみたい。
しかし、一瞬ギョっとしましたわ。
まあ、私も人のことは言えませんけどね。
「ちょっと疲れてるから、明日はお休みします。」と打つところを
「ちょっと憑かれてるから、明日はお休みします。」とやってしまったことがある。
ま、読んだ相手は誤字だとわかったみたいだからそれでいいけど、
でも見た瞬間はちょっとビックリしたのと違うかな?
書き終えたら、一度、見直すクセをつけたほうがいいかもね。
「早く着きすぎたので、先に逝って待ってます。」
えっ、先に逝くって?
待ってるって?
まだ、逝ってもらっては困るし、先に待っててくれても困る。
おわかりのとおり、「先に行って」となるところを
変換間違いで「先に逝って」としてしまったみたい。
しかし、一瞬ギョっとしましたわ。
まあ、私も人のことは言えませんけどね。
「ちょっと疲れてるから、明日はお休みします。」と打つところを
「ちょっと憑かれてるから、明日はお休みします。」とやってしまったことがある。
ま、読んだ相手は誤字だとわかったみたいだからそれでいいけど、
でも見た瞬間はちょっとビックリしたのと違うかな?
書き終えたら、一度、見直すクセをつけたほうがいいかもね。
澄んだ水は鏡のようです。
天才詩人李白は泥酔して、池に映る月をすくおうとして溺死したそうですが
この池に、もし月が映っていたらどうでしょうか。
少し引いて見るとこんな感じです。
場所は洞川の龍泉寺(奈良県)。
静かでのどかなところです。
一番奥にうっすらと見える山脈は「大台ケ原」です。
はっきりとはわからないけれど
稲村ヶ岳あたりでしょうか。
境内の水の流れは、とても澄んでます。
大台ケ原からの雨水は地下を通って稲村ヶ岳への登山口あたりに湧き出ていて「ゴロゴロ水」と呼ばれています。
何故ゴロゴロ水というのかは以前に聞いたことがあったけど忘れてしまいました。
飲むとお腹をこわすからゴロゴロ水?
なんて訳はないか。
けれど、日本の名水と言われているものの中では、あまり良いことないと、水の研究をしてはる江本さんという方の著書に書かれてありました。
ものすごく透明できれいに見えるんですけどね…。
水面には紅葉した落ち葉が漂っていました。
このあたりが紅葉で一面が赤く染まる頃、平地では紅葉の始まりです。
天才詩人李白は泥酔して、池に映る月をすくおうとして溺死したそうですが
この池に、もし月が映っていたらどうでしょうか。
少し引いて見るとこんな感じです。
場所は洞川の龍泉寺(奈良県)。
静かでのどかなところです。
一番奥にうっすらと見える山脈は「大台ケ原」です。
はっきりとはわからないけれど
稲村ヶ岳あたりでしょうか。
境内の水の流れは、とても澄んでます。
大台ケ原からの雨水は地下を通って稲村ヶ岳への登山口あたりに湧き出ていて「ゴロゴロ水」と呼ばれています。
何故ゴロゴロ水というのかは以前に聞いたことがあったけど忘れてしまいました。
飲むとお腹をこわすからゴロゴロ水?
なんて訳はないか。
けれど、日本の名水と言われているものの中では、あまり良いことないと、水の研究をしてはる江本さんという方の著書に書かれてありました。
ものすごく透明できれいに見えるんですけどね…。
水面には紅葉した落ち葉が漂っていました。
このあたりが紅葉で一面が赤く染まる頃、平地では紅葉の始まりです。
そのうちUpしようと思っていたのやが、来月になれば紅葉をUPする人も増えてくるだろうから、早いうちにUPしときます。
我ながらセコイとは思うけど、実際セコイからしゃあない。
今年は
例年より紅葉の時期が早いという気がしますわ。
この前の日曜日、奈良県天川村に行った時に龍泉寺で撮ったものです。
♪緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ~…ではないけれど、緑の中の赤はものすごく映えます。
ま、色彩的には捕食…もとい補色になるので目立つのですな。
赤と緑で思い出したけど、その昔、透明水彩で絵を描いていた頃はグレーを作るのに、よく赤と緑を混色して作ってましたなあ。
線画を描いて、赤と緑を混ぜて作ったグレーで濃淡をつけていって(グリサイユ技法といいます)、専らその上からいろんな色を重色してました。
透明水彩の場合、下に塗った色が透けて見えるからこんなことが出来たんですな。
ガッシュ(不透明水彩)では、こうはいきません。
今はパソコンでお絵かきばかりしているけど、このやり方はパソコンで描く時も、よく使ってます。
いや、まあ、なにはともあれ、紅葉の写真を早めにUPなんてことする、セコイ私を許してたもれ。
我ながらセコイとは思うけど、実際セコイからしゃあない。
今年は
例年より紅葉の時期が早いという気がしますわ。
この前の日曜日、奈良県天川村に行った時に龍泉寺で撮ったものです。
♪緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ~…ではないけれど、緑の中の赤はものすごく映えます。
ま、色彩的には捕食…もとい補色になるので目立つのですな。
赤と緑で思い出したけど、その昔、透明水彩で絵を描いていた頃はグレーを作るのに、よく赤と緑を混色して作ってましたなあ。
線画を描いて、赤と緑を混ぜて作ったグレーで濃淡をつけていって(グリサイユ技法といいます)、専らその上からいろんな色を重色してました。
透明水彩の場合、下に塗った色が透けて見えるからこんなことが出来たんですな。
ガッシュ(不透明水彩)では、こうはいきません。
今はパソコンでお絵かきばかりしているけど、このやり方はパソコンで描く時も、よく使ってます。
いや、まあ、なにはともあれ、紅葉の写真を早めにUPなんてことする、セコイ私を許してたもれ。
今日は仕事で大阪の難波に行ってました。
高所恐怖症なのに、行き先は大阪中心部の高層マンション。
仕事を終えて窓から外を見ると、なにやら変なものが空中を漂ってるではありませんか。
「ひえ~、UFOかッ!」と思いきや飛行船でした。
今日は上空が曇り空でしかも霞んでいたので、よく確認できないのですが、胴体部分に何か書かれてあります。
それにしても、午前11時頃なのに、空はまるで夕方のようでした。
仕事に行く時は、デジイチはもちろん持ち歩かないので、コンデジ(パナFX01)で撮ったのですが、光量が不足しているのかどうやら感度がISO400に上がっていたようで、ちょっと画像が粗くなってしまいました。(暗いところの撮影はフジのコンデジ・F30なんかは結構きれいに撮れるようですが…)
こうして見ると、ビルだらけですなあ。
これは、大阪市内から和歌山方面の眺めです。
画像ではわかりにくいかも知れませんが、NTTDocomoの宣伝です。
FOMAの受信エリア拡大…というようなことが飛行船の胴体に書かれてありました。
そういえば、今日から携帯のナンバーポータビリティーが開始されたようですが、キャリア乗り換える人はどれくらいいたのでしょうか。
手数料がかかる上に、今までの各種割引がチャラになり、また、アドレスも変えなくちゃならないし、電話番号がそのまま使えるといっても、乗り換える人はあまりいないように思うのですがどうでしょうか。
本文とは関係ないですが、写真の左下に写ってる山は二上山です。
ちょうど難波からは東南の方角になります。
今日お訪ねした所は、南西角のお家で西側のベランダからは六甲の山並みが見えました。ちょっと霞んでいたのが残念ですが…
夜景など撮ったらキレイだろうなあと思います。
高所恐怖症なのに、行き先は大阪中心部の高層マンション。
仕事を終えて窓から外を見ると、なにやら変なものが空中を漂ってるではありませんか。
「ひえ~、UFOかッ!」と思いきや飛行船でした。
今日は上空が曇り空でしかも霞んでいたので、よく確認できないのですが、胴体部分に何か書かれてあります。
それにしても、午前11時頃なのに、空はまるで夕方のようでした。
仕事に行く時は、デジイチはもちろん持ち歩かないので、コンデジ(パナFX01)で撮ったのですが、光量が不足しているのかどうやら感度がISO400に上がっていたようで、ちょっと画像が粗くなってしまいました。(暗いところの撮影はフジのコンデジ・F30なんかは結構きれいに撮れるようですが…)
こうして見ると、ビルだらけですなあ。
これは、大阪市内から和歌山方面の眺めです。
画像ではわかりにくいかも知れませんが、NTTDocomoの宣伝です。
FOMAの受信エリア拡大…というようなことが飛行船の胴体に書かれてありました。
そういえば、今日から携帯のナンバーポータビリティーが開始されたようですが、キャリア乗り換える人はどれくらいいたのでしょうか。
手数料がかかる上に、今までの各種割引がチャラになり、また、アドレスも変えなくちゃならないし、電話番号がそのまま使えるといっても、乗り換える人はあまりいないように思うのですがどうでしょうか。
本文とは関係ないですが、写真の左下に写ってる山は二上山です。
ちょうど難波からは東南の方角になります。
今日お訪ねした所は、南西角のお家で西側のベランダからは六甲の山並みが見えました。ちょっと霞んでいたのが残念ですが…
夜景など撮ったらキレイだろうなあと思います。
遊歩道をしばらく歩くと、川沿いにでました。
渓谷沿いを歩くのは気持ちのいいものです。
川原ではバーベキューをしている人達やお弁当を広げている人達…
ものすごくいい臭いがするので、下の方を覗いて見ると
すき焼きをしている人達がいます。
私もお腹が減ってきたけど、何も食べ物は持って来ていないので、水筒のお茶を飲んで空腹を抑えました。
渓谷沿いはいくつもの滝があって、なかなかいい感じです。
ウチからだと三重県にある「赤目四十八滝」の方が近いのですが
その昔、ある年の10月のこと、赤目四十八滝で、誰かが刺激したのか
スズメバチの群れに追い掛け回されたことがあって、怖い思いをしたので
10月は赤目には、あまり行く気がしません。
スズメバチが最も凶暴になる時期ですし…。
天川に行く用もあったし、今回はみたらい渓谷がそばにあるので歩いてきましたが
赤目四十八滝と違って、小さな子供にはちょっと危険かもしれません。
下が見える金網の、すれ違いもままならない細い橋がいくつも架かっていて
高所恐怖症の私にはちょっとつらいけど、
まわりの景色を見てたら怖さも忘れます。
川の水は澄んでいてとてもキレイです。(飲めるかどうかはわかりません。)
渓谷沿いを歩くのは気持ちのいいものです。
川原ではバーベキューをしている人達やお弁当を広げている人達…
ものすごくいい臭いがするので、下の方を覗いて見ると
すき焼きをしている人達がいます。
私もお腹が減ってきたけど、何も食べ物は持って来ていないので、水筒のお茶を飲んで空腹を抑えました。
渓谷沿いはいくつもの滝があって、なかなかいい感じです。
ウチからだと三重県にある「赤目四十八滝」の方が近いのですが
その昔、ある年の10月のこと、赤目四十八滝で、誰かが刺激したのか
スズメバチの群れに追い掛け回されたことがあって、怖い思いをしたので
10月は赤目には、あまり行く気がしません。
スズメバチが最も凶暴になる時期ですし…。
天川に行く用もあったし、今回はみたらい渓谷がそばにあるので歩いてきましたが
赤目四十八滝と違って、小さな子供にはちょっと危険かもしれません。
下が見える金網の、すれ違いもままならない細い橋がいくつも架かっていて
高所恐怖症の私にはちょっとつらいけど、
まわりの景色を見てたら怖さも忘れます。
川の水は澄んでいてとてもキレイです。(飲めるかどうかはわかりません。)
ちらほらと紅葉が見られるようになってきましたね。
今日は、京都の上賀茂手作り市に行くつもりをしてましたが、用が出来て全く逆
方向に行かなければならなくなったので、手作り市は行けませんでした。
それで、行ってきたのは奈良県天川村。
紅葉にはまだ早いかもなあと思いながら行きましたが、やはりまだ早いようです。
とは言っても、少し色づき始めてるものもありました。
ここ、天川村は奈良県で唯一スキー場のあるところで(とは言ってもリフトは1本だけ。)やはり少しウチよりは寒いのだと思います。
バス停前の休憩所を抜けると吊橋が…。
ここからスタートすることにしました。
橋の上から写真を撮ろうと思ったのですが、
なんといっても吊橋のため揺れるので、
何枚か撮ってみたのですが、ほとんどぶれてました。
なんか、揺れる橋の上でファインダーを覗いていると、
ちょっと気分が悪くなります。
それに誰か来たら邪魔になるので、結局は
橋の手前から撮りました。
吊橋が嫌いな人でも、ここの橋はしっかりしてるので
ま、渡れると思います。
少し歩くと杉の林が現れました。
ここ天川は吉野杉が有名で多く植林されていますが
杉や檜は幹が真っ直ぐなので、建築資材なんかによく使われていました。
最近は木材に代わる建築資材も増えてきたので林業は大変なようです。
その昔、杉や檜を植林しておくと、そのときは投資が大変だけど
何十年後かには大きな利益になると言われて、多くの借入れまでして植林した人達も多かったと聞きます。
でも、今はダメなようです。
伐採して売っても赤字になるらしく、放ったらかしになっているような場所もあるようです。
でも、まあ一つの山に単一の樹木しかないっていうのは、あまり良いことではないのではないでしょうか。
遊歩道を歩いていると、時おり「ゴーッ!」という凄い音が聞こえてきます。
滝がいくつもあるのです。
でも、このあたりの川べりは歩けないようになっています(立入禁止)。
もう少し行けば川伝いに歩いていける筈です。
滝の水しぶきってマイナスイオンが発生するから、体にはとっても良いとオカンが言ってたなあ。
けど、滝のかなり上を歩いてるから、水しぶきは飛んできませんなあ。
早く川べりに降りたいと思う衝動でいてもたってもいられません。
川に早く降りたくて仕方がないのだけれど、ふと前方を見ると山々が幾重にも重なっています。
ジャンプしたら向こうの山まで飛んでいけそうな気がします。
さて、この後いよいよ「みたらい渓谷」に沿って歩くことになります。
よそ見して滝つぼに落ちないようにしなくてはね。
つづく
今日は、京都の上賀茂手作り市に行くつもりをしてましたが、用が出来て全く逆
方向に行かなければならなくなったので、手作り市は行けませんでした。
それで、行ってきたのは奈良県天川村。
紅葉にはまだ早いかもなあと思いながら行きましたが、やはりまだ早いようです。
とは言っても、少し色づき始めてるものもありました。
ここ、天川村は奈良県で唯一スキー場のあるところで(とは言ってもリフトは1本だけ。)やはり少しウチよりは寒いのだと思います。
バス停前の休憩所を抜けると吊橋が…。
ここからスタートすることにしました。
橋の上から写真を撮ろうと思ったのですが、
なんといっても吊橋のため揺れるので、
何枚か撮ってみたのですが、ほとんどぶれてました。
なんか、揺れる橋の上でファインダーを覗いていると、
ちょっと気分が悪くなります。
それに誰か来たら邪魔になるので、結局は
橋の手前から撮りました。
吊橋が嫌いな人でも、ここの橋はしっかりしてるので
ま、渡れると思います。
少し歩くと杉の林が現れました。
ここ天川は吉野杉が有名で多く植林されていますが
杉や檜は幹が真っ直ぐなので、建築資材なんかによく使われていました。
最近は木材に代わる建築資材も増えてきたので林業は大変なようです。
その昔、杉や檜を植林しておくと、そのときは投資が大変だけど
何十年後かには大きな利益になると言われて、多くの借入れまでして植林した人達も多かったと聞きます。
でも、今はダメなようです。
伐採して売っても赤字になるらしく、放ったらかしになっているような場所もあるようです。
でも、まあ一つの山に単一の樹木しかないっていうのは、あまり良いことではないのではないでしょうか。
遊歩道を歩いていると、時おり「ゴーッ!」という凄い音が聞こえてきます。
滝がいくつもあるのです。
でも、このあたりの川べりは歩けないようになっています(立入禁止)。
もう少し行けば川伝いに歩いていける筈です。
滝の水しぶきってマイナスイオンが発生するから、体にはとっても良いとオカンが言ってたなあ。
けど、滝のかなり上を歩いてるから、水しぶきは飛んできませんなあ。
早く川べりに降りたいと思う衝動でいてもたってもいられません。
川に早く降りたくて仕方がないのだけれど、ふと前方を見ると山々が幾重にも重なっています。
ジャンプしたら向こうの山まで飛んでいけそうな気がします。
さて、この後いよいよ「みたらい渓谷」に沿って歩くことになります。
よそ見して滝つぼに落ちないようにしなくてはね。
つづく