ホームページの「写真のギャラリー」と「イラストギャラリー」を
訳あって入れ替える予定をしています。
ここの日記はそのまま続けますので
来年もよろしくお願いいたします。
たぶん今年はこれが最後の記事になると思います。
どうぞ、皆様よいお年をお迎え下さい。
12月15日。鹿苑寺(金閣寺)を出た後、徒歩20分ほどのところにある龍安寺へ。
ここは、この夏にも同業者との旅行で来たことはあったけど、雨が降っていたのと団体旅行だったのとで、ちゃんと見てなかったんです。
…ちゅうこって金閣寺から近いこともあって行きました。
龍安寺も鹿苑寺(金閣寺)と同様、世界文化遺産に指定されとります。
5ヶ月前に一度来ているだけに迷うこともなく勝手知ったる龍安寺
ものどもオレに着いてこんかいッ!
あッ、すみません。ついその…、
一度行っただけなんでえらそうなことは言えないんですけどつまり…そのぅ、何です。
知ったかぶりをしてみたかっただけなんです。
龍安寺の山門をくぐるとすぐ、鏡容池が見えてきます。
冬近しのはずですが、池には鮮やかな紅葉が「まだまだ、咲いてまっせ~。」と言わんばかりにその姿を水面に映していました。
勅使門をくぐれば、有名な石庭があります。
この庭を宇宙に見立てる人もいるようでしたが私にはわかりませんでした。
美しい庭だなあという感覚はありましたが…。
庵の中は薄暗く
屋外の景色が
やけにまぶしく感じられました。
見頃は過ぎたものの
庭には紅葉を見ることができました。
この紅葉の生えている地面は
一面の苔だらけで
一枚目の写真はそこに生えていた
紅葉の子供です。
何年か経ってここを訪れたら
きっと大きくなっていることと思います。
平日ということもあってか、人出もそう多くありませんでした。
デジカメのメディアへの記録は大抵はJPEG形式(低圧縮)で保存しています。
他にも保存形式にはTIFFとかRAWとかあるようですが
K100DはもちろんJPEGの他にRAWでの撮影が可能です。
ご存知の方も多いと思いますがRAWというのは全く圧縮しない生のデータなので
容量が低圧縮のJPEG形式の約4倍くらいになりますが、前から一度使ってみようと思ってました。
この記事にUPしている写真は3枚ともRAWで撮ったものです。
現像はK100Dを買ったときに付属してたRAW現像のためのソフトを使いました。
1枚目の写真は水の動きを止めたかったのでシャッター速度は1/6秒に設定しましたが手ブレ補正が効いていることが実感できます。
これもRAWで撮りましたが、トーンカーブを少しいじってます。
私だけかも知れませんが、神社仏閣はやはり朝早くがいい感じに思えます。
京都のお寺では大概三脚は使えませんので、こんなときはやはり手ブレ補正があると助かります。
金閣寺はやはり写真で見るより実際に見るほうが美しく思えます。
銀閣寺の渋さとはまた違った感じです。
昨日の記事で屋根はおそらく桧皮葺きだと思う旨書きましたが
調べてみると椹(さわら)の薄い板を何枚も重ねて葺かれているそうです。
境内にある「安民澤」では鴨が気持ち良さそうに泳いでいました。
大阪で育ち現在は奈良に住んでいながら、金閣寺を訪れるのが初めてなのですが
何故か前にも来たようなそんな感じを受けます。
ひょっとしたら子供の頃に来たのかもしれないけれど
覚えてないだけなのかも知れません。
ちょうどここで写真を撮ってたら背後から
「Can you take my picture?」(というように聞こえた)
という声がして、どうやら私にシヤッターを押してくれと頼んでいるようす
韓国か中国の人だと思いますが、かわいらしい娘さんでした。
他に頼む人おらんかったんかねえと思いましたが
まだあまり観光客は来てませんでしたから…
まあこのオジサンに頼むしかないかと思ったのかもね(涙)。
金閣寺の写真はまとめてこちらに掲載しましたのでよろしかったらどうぞ。