a narcissus & a crape myrtle.

二人の育児、手作り、自分のことについて

読書の(過ぎ去りし)秋

2007年12月11日 16時14分43秒 | 自分のこと
カート・ヴォネガットという方をご存知でしょうか?
私はぜんぜーん知りませんでした。

でも、9月頃の新聞にこの方の本の紹介が載っていてどうしても読みたくなり、10月、ようやく入手し読みました。

NHK出版の「国のない男」という本です。

アメリカの方ですがかなりきつーい皮肉で自国を批判し、そして地球全体や自国がよくなるように考え方や実践方法を示唆します。

経済的な知識がないと若干分かりにくい部分があるのですが、分かるところもある。
それが「幸せなときは、幸せなんだと気づいてほしい」という言葉に表されています。
私は自己啓発の本は苦手だけど、ファンタジーであれ、識者の書いた本であれ、「あ!」と思う言葉や文を見つけると、何だか救われたような気持ちになってしまう。

小さい時から、どうしても自己中な考え方に陥って視野が狭くなったりする。
そんな視野をどーんと強烈に広げてくれたのがこのヴォネガットの一文。
今でも、この本をキッチンにおいて、何かダメだなぁという気分の時に本を開き、この文を読みます。

最近は旦那さんがヴィレッジヴァンガードで買った「しつけの知恵」をチラチラ読んで「ほほぅ」と、行き詰まり育児の突破口を見出してみたり。

何にせよ、本を読むのは楽しい。

…どうでもいいけど、同じ日にたくさんの記事をアップする私はやっぱりブログ下手だわ。

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