新型コロナウイルスは今までの生活を一変させるほど社会に大きな影響を与えています。
最近は少しずつ終息のイメージも見えてきましたが、まだほとんどの人が大きな影響を受けているのだと思います。
海外旅行を中心に旅行手配を行っている私の所でも、もちろん大きな影響を受けています。友人やお客様からは”安否確認”のご連絡をいただく事があったりもして、気にかけていただいてありがた . . . 本文を読む
前回書いたように、いざ問題に取り組む必要が発生した場合に、いかに周囲の人の助けを得られるかが結局は重要であるというのが私の考えです。つまり、あなたがどこまで問題を解決できるかは、どういう風に旅先で人と関わってきたのかが結局は問題解決能力に直結するという事ができます。
自分は旅を始めた頃、あまり人と上手く接することができなくて、その結果、いろいろな事をうまくクリアできなかったこともよく覚えていま . . . 本文を読む
前回は旅先で出会う問題と取り組む際に消極的な手段、問題から逃亡するという手を紹介しましたが、いよいよ今回は本当に問題と戦う事になった場合の話です。
前回も書いたように、旅先では問題に直面した途端に日常よりもずっと難しい状況に追い込まれる事がほとんどです。気を回して対応してくれる存在もいなければ、押し付ける相手もいません。日本伝統の会議のように、問題の理由を述べ立てて哀れみを乞うのもなんの解決 . . . 本文を読む
旅行中に問題と取り組む際に、まず、それを問題と考えるのか、”違い”と考えて気にしないのかを考える事について前回書きました。仕事であれば自分や組織の思い通りにならない事は修正していかなければなりませんが、旅の場合は意図と違う事があっても、自分を順応させるという選択肢があるわけです。
さて、それでも解決に向けて取り組まなければならない問題と判断した場合、解決への取り組みは . . . 本文を読む
習慣も考え方も違うところに出かけるわけですから、旅先では様々な問題に向き合わなければならなくなる事が多々あります。
この事が旅に出るときに人を不安にさせる要因の一つだと思うのですが、様々な問題に向き合う事はひいては自分と向き合うことになったり、場合によっては自分の成長にもつながる”旅先での良い経験”の一つでもあるのです。
だいたい、毎日の生活でも、仕事でも、学業で . . . 本文を読む
地図のない旅先週、スーパーカブで旅するタイ北部から帰国しました。 実は今回、いつになくあわただしい出発となったおかげでいくつか忘れ物をしてしまいました。とはいえパスポートや国際免許証は忘れなかったのであとは現地で購入すればよいわけですが、今回、自分にとって案外重要なものが現地では手に入らず少し困惑させられたのでした。 それは何かというと”地図”であります。 幸い、チェンマ . . . 本文を読む
2019年11月のスーパーカブで旅するタイ北部から。
チェンコンからチェンセンへ
タイとラオスの国境を形成するメコン河に沿った風光明媚なルートを走ってチェンセンへ。ここはレンタルバイクショップのオーナーの推薦ルート。
. . . 本文を読む
旅していると偏見と向き合う機会が頻繁に訪れます。自分自身が抱いている偏見に気づかされる事もあれば、偏見に満ちた人々との関係に翻弄されることもあります。あるいは傍観者として”それって偏見でしょ?”と感じる事もあります。誰にとっても日々の暮らしは偏見に満ち満ちているのかもしれません。 数年前のスーパーカブで旅するタイ北部での事でした。チェンマイのゲストハウス付属のレストランで . . . 本文を読む
翌朝、チェンマイのバスターミナルに着いた私たちは送迎用のバンに乗せられてそれぞれの宿泊先へ送り届けられます。私はバンコクの客引きの言いなりに申し込んでいたのですが、当時中級ホテルだったプレジデントホテルへ到着。どうやらここが私の宿泊先のようです。ホテルに着くと、ツアーに食事が含まれているからレストランへと案内されてレストランへ行くとタイカレーの食事が用意されました。 ところがこれが驚くほど辛くて . . . 本文を読む
1983年の事だったと思います。だからこの記事を読んでいる人の中にはまだ生まれてもいない人もたくさんおられるでしょう。
当時の事を表現するのにわかりやすいのはインターネットも、携帯電話も無い時代です。
前年に初めてヨーロッパへ渡航する機会を親に与えてもらった私は、再渡航をもくろんでアルバイトに精出していたのですが、その当時のヨーロッパへの渡航費用は今から想像もできないほど高額で、学生のア . . . 本文を読む