てんやわんやの犬猫生活

~猫(ジャスミン/ブリショ)と私のワンダーランドにアリス(チワワ)がやってきて右往左往な日々~

遠慮も罪

2016年05月01日 | 日記

ジャスミ~ン(猫)、お早う~。



朝、カーテンを開けてからもトロトロまどろんでいたら、ジャスミンが朝ごはんの催促に来た。



あら、アリス(犬)も来ていたの?



すみません、すぐごはんにします。

連休前半はお天気が良くて良かった良かった
……といっても、私は今日はどこにも出掛けないけど。



ところで、一昨日、ひとりで日本橋まで出掛けて来た時のこと。

例の、怪しい注意書きを見た帰り、地下鉄に乗ったら運よく席が空いて座れた。
そして、次の駅で人が乗って来た。と同時に、隣に座っていた女の人がスッと立って、
『どうぞ。』と年配の女性に席を譲った。




見ると、高齢と思われる女性が二人。一人はその隣の空いている席に即座に座っていた。
その二人はお友達のようだ。

譲られた女性が『いえいえ、どうぞ。』と立ち上がった女性に座るように促している。



『いえ、どうぞ。』『いえいえ、どうぞ。』 3回もやりとりしているッ!
サッサと座れッ!

席を譲られたのが、年寄りに見られてイヤだったのだろうか?

銀座から乗られた年配女性は、二人とも綺麗にお洒落な格好をしている。
それでも、譲られても納得。しかも譲ったのはその人よりも数段若い女性である。



立ち上がった女性も引くにも引けず立ったままだ。

お腹立ちかもしれないが、ここはひとつ座ってはもらえまいか!……どちらの人でもいいからッ!



納得いかないのは、連れの、先に座っているもうひとりの年配の人である。

私だったら、「A子さん、あなた座ったら? せっかくあぁ言ってくださってるんだから。」と
座らない友人を諭すだろう。



あるいは、譲って下さった女性に、「どうもすみません。本人はいいそうですから、
あなた、どうぞ
座ってて下さいな。」

そうとりなせばいいのだ。
よっぽど私が代弁してやりたかった。 でも、私がしゃしゃり出る幕ではないのである。

あ~~! イライラするッ!



結局私の左隣の席は空いたまま、私の目の前には譲った女性と、その隣には頑として座らない
年配女性が立ったまま二駅が過ぎた。

私は目のやり場にも困り、目を閉じる。
そして、次の駅で人が賑やかに乗り込んで来る気配があった。



目を開けると、私の左隣、あの席に、小さな女の子が座っている!
譲った女性も座らない女性も、立ったまま、まだそこに居た。

とりあえず良かった!と思ってふと気が付いた。私の右隣には小さな男の子が座っている。
ん? 兄妹? 男の子の前にはお父さんらしき人が立っていた。



あら、やだ! 目をつぶっていたので気が付かなかった。
私は慌てて左隣に座った女の子に『お席、替わりましょう』と言って立ち上がった。

女の子は無邪気に席を移動し、立っていたお父さんにお礼を言われる。



で、結局私は、あの遠慮のカタマリだったその席に座ることになった。

私は考えた。席を譲られたのに座らないのは、もしかしたらそれなりの理由があるのかもしれない。
座ると腰が痛いとか、座ると立ち上がる時に膝が痛いとか……。そうだ、そうに違いない。



そういう結論に達した時、先に座った女性の、その左隣の席が空いた。
……と、絶対に座らなかったその女性が、何の躊躇もなくスルリと座ったのであるッ!

バカーーーーッ!



ジャスミン、ただいま。



ただいま、アリス。



今日もオカァサン、楽しいことに出くわしたよ~。

他人のフリ見て我がフリ直せ。 気を付けようっと、自分。


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