昨日の、エスキモーベッドで寝ていたジャスミン（猫）が、そっと私の手に触れてくれた後、
私はじっとしているつもりだったが、ついジャスミンの頬に置いた手をちょっとムニムニして
顔を撫でてしまった。
ジャスミンはムクッと起きて、立ち去って行ってしまった。
ごめんなさ～い。 我慢出来ずに……つい
そういえば、おやつですよ～、と呼び戻す。
で、下僕は、猫（ジャスミン）に約束のおめざのおやつを差し上げる☆
下では、アリス（犬）がおやつの順番を待っている。
既にホネを持参して、「もってこい」の芸に備えているところがいじらしい。
おねぇちゃん（ジャスミン/猫）は特に「芸」をしなくてもおやつがもらえるのは何故だ！？
と文句を言わないところが可愛い。
夜。
またしてもジャスミン（猫）の姿が見つからなかったが、目星はついている。
やっぱりね。
昨日のカクレンボが楽しかったのかもしれない。
開けた扉をまた閉めてやったのに、チョロッと手だけを出してきた。
実は見つかりたいに違いない。もちろん、すぐに反応するアリス（犬）。
アリス、更にズズンと進み出て、止める間もなく鼻を近づけた。
猫パ～ンチ
……といってもジャスミン（猫）、チョイ))チョイ))と弱々しい。
それでもビックリしたアリス（犬）は、自分の尻尾を追い掛けてクルクルドーナツ
になってガゥアゥアゥアゥ▲＃●＃興奮する。
ほら、言わんこっちゃない。
その後しばらくして見ると、
ひとり、トンボちゃん相手に暴れている犬（アリス）が。
でんぐり返ったり、オマタおっぴろげ、ウップン爆発、八つ当たり？
アリス～、オカァサン知ってるよ。
アリスはおねぇちゃん（ジャスミン/猫）と遊びたいだけなんだよね～。
それでも、最近のふたりの関係は１ミリずつ近づいていると思う。
少なくとも、ジャスミン（猫）が前向きに検討してくれるようになった！と踏んでいる。
あとはアナタがもう少し勢いをセーブしてくれるとね、いいんだけどね♪
アナタの一途におねぇちゃん（ジャスミン/猫）を慕っている気持ちは、
充分伝わっていると思うから。
ただ……もしかしたら、ちょっとウザいかもだけど。
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