ジャスミン（猫）が、
どうした心境の変化か、
一昨日、急にこのエスキモーベッドの存在を思い出し、
以来頻繁にここをねぐらにしている。
朝のひとときも、
午後のお昼寝も、気づけばここに居るのだが、
籠もるにはさすがに暑いらしく、大抵流れ出ている。
ところで、風呂場には見晴らし台付洗濯カゴ巣窟を置いてやっている。
いつもは窓に対して横に置いているのだが、今朝はうっかり雑に、縦に置いてしまった。
そうだそうだ、と向きを変えようとして、お、重たいッ！
ジャスミンは、わざわざ強引に、わずかばかりの隙間から中に入り込んだと思われる。
あ、寛いでいるのなら、そのままでいいですよ。
と言っているのに、
にゅぅ～と、カゴから出て来た。
びっくり仰天のアリス（犬）が可笑しい。
そりゃあびっくりするよね、突然出て来られたら。
そんなアリスに、今朝は私がびっくりさせられた。
アリスに催促されてソファにカバーを被せた後のこと。
朝食の皿洗いを済ませ、後ろを振り向いた私の目に飛び込んできたのは、
ん？ んんん＝＝＝＝ッ！！
何？ あのカバーの上にコロンとある小さな茶色いブツは！
（びっくり過ぎてこの時の写真はありません。）
アリスは、朝、ごはんの後にちゃんとケージの中のトイレで用を済ませている。
で、でも、あの小さな茶コロンは！？ 最後のひとヒネリだったのか？！
と思った瞬間、アリスがパクッと咥えた＝＝＝ッ！
ひゃあああ＝＝＝ッ！
もしかして、私に粗相を見つかっては大変と、証拠隠滅で食べてしまったのかッ？！
そう思っていると、アリスがポロッと口からブツを床に吐き出した。
「コロン。」
うへッ！そうだろう、そうだろう
…… ん？ コロンって、音……硬すぎ。
そこで、やっとブツの正体がわかったが、今度は飲み込まれては大変だ。
またもや「おいも」と物々交換をしてもらう。
これが、ブツ。
（事後の撮影）
そしてアリスにお説教をする。
正体は、
押入れ扉の開閉防止用の伸縮棒の部品。
押入れを開けた時にでも転がり出たのだろうか……。一瞬の隙も油断が出来ないのである。
油断と隙だらけの私。
それでいて、その都度びっくりさせられているのだから、我ながら……楽しい。
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