その第一報が入ったのは、この日曜日、２日の朝のことだ。
朝早いメール……何だろう？
それは、いつも私のワガママな誘いも気軽に受けてくれる友人Ｒちゃんからだった。
「義母が倒れまして!!」という題名に、一瞬ワナナいた。
お義母さまは、カノジョの家から車で２～３時間ほどの所に一人暮らしをされている。
ご高齢ではあるものの、とにかく元気で丈夫な方らしい。
ところが、最近、２度も転んで２度共腕にケガをして縫ったという。
それでも丈夫な方だから、ちょっとしたケガで済んだのだ。
それは危ないね、これからは気を付けたほうがいいよね、と言っていた矢先のことだ。
８月１日のこと、お義母さまの住んでいる近所の方からカノジョの家に電話があったという。
「電話をしても玄関をドンドン叩いても出ないので、何かあったのでは？」というもの。
駆けつけると、廊下に倒れていらっしゃった……。
救急車で病院に！ 脳も心臓も異常がなく、但し、体温が４０度！
そして、意識が戻らぬまま、その４日後帰らぬ人になってしまわれた。
まさか！！
今しきりと熱中症が話題に出ており、テレビのニュースでも、都内で熱中症でなくなられた方は
５０人を超えたと報じている。
大変だ！怖いことだ！と思っていたものの、こんな身近で、その犠牲者を知って戦慄している。
Ｒちゃんとは美術館に行ったり美味しいものを食べたり…その会う度にお義母さまの話題が出る。
お義母さまとは離れて暮らしているものの、カノジョは毎週その家を訪ねていた。
元気に家事もこなされていらしたが、カノジョはいっぱいのタッパーに手料理を詰め込み、
季節ごとの洋服の入れ替えや片付けを手伝いに行っていたのだ。
『きちんと冷房をつけてくださいね。』と言っているのに、ワタシが行くといつもついていない。
そうこぼしていたっけ……。
そう……小さなグチも、もう聞けない……。
でも、お義母さま、私がＲちゃんと逢う時は、これからも、お義母さまとの小さなグチや
思い出話を、ずっと忘れることなく話題にしますからね～♪
それが私に出来ること。
※本日の記事と写真が不釣り合いであることをお許し下さい。
そして、このことを記事にするか…ずいぶん悩みました。
でも、「熱中症」が、これだけ身近であることをお知らせしたくて書きました。
また、Ｒちゃんのお義母さまへの哀悼の気持ちを表したくて……。
でも、Ｒちゃんには許可なく書きました。ごめんなさい。
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