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あるある2のおさらい 心臓病と心拍数

2006-01-29 | 自然治癒力
今日のあるある2は、「心臓研究の最前線 心拍数でわかる?! あなたの寿命」です。

 心臓が1日に送り出す血液量は、7.2t。ポリタンク400個分です。 最も大切な臓器と知りながらも、普段気に掛ける人は少ない「心臓」。しかし最近、年齢を問わず心臓疾患が増えていて、日本人の死因の2位。脳梗塞の1/3も心臓に原因があるそうです。さらに女性は更年期になるとエストロゲンが減少して心臓に負担がかかり、心筋梗塞が増えているのだとか。

 米国の最新研究では、心拍数が少ないほど寿命が長いということがわかってきました。人間は、一生に20億~25億回の心拍数とほぼ決まっているのだとか。人間は、起きているときに60~70回/分がアベレージ。つまり、心拍数が多いということは、それだけ心臓を酷使するために、心臓の寿命が短くなるのだとか。まず、心拍数を計ってみましょう。「4376÷(1分間の心拍回数)=心臓寿命」となります(ただし、寝ているときは心拍数が少ないので、実際の心臓寿命はもう少し長くなります)。

 普通の生活では、身体を動かせば心拍数が上がります。通常は5分程度でもとに戻りますが、、、上がった心拍数が下がり難いことがあります。その原因の1つめはストレス。ストレスがかかると、それを退けるために全身が血液を必要とするため、心拍数が上がります。このとき分泌されるホルモンであるカテコールアミンは、その後もしばらく分泌され続けるため、心拍数が下がり難くなります。この分泌を抑えるためには、副交感神経を働かせる「呼吸」が有効。その呼吸法は、「4x2=8呼吸法」。
 1)目を閉じて、お腹が膨らむように4秒間吸い込む
 2)2秒間息を止める。
 3)8秒間かけて息を吐き出す(副交感神経が働く)

 心拍数が下がり難い2つめの原因は、高カロリー、高脂肪からくる血管トラブル。血管が硬くなると血液が流れ難くなり、全身へ血液を送ろうと心拍数が上がるのです。さらに、流れ難くなると、細胞が死滅しはじめ、心筋梗塞を引き起こします。心臓の機能を維持するには、サプリが最適。というか、サプリで補うしかありません。なかでも、
 1)コエンザイムQ10・・・心臓が最も必要とする成分。もともとは心臓病の薬.
 2)葉酸・・・動脈硬化を防ぐ(1日400μg以上)
がベスト。
 ちなみに、1粒にCoQ10を100mg、葉酸を200μg含んだサプリとしては、ナチュメディカのコエンザイムQ10などがあります。

 さらに、心臓の最新研究として紹介されたのは、
 1)睡眠時間が長い人(10時間以上)は死亡率が高くなる(米国研究)
   →急性心筋梗塞を招きやすい(原因未解明)。4時間以下もだめ。
 2)歯周病は、心臓病を招きやすい(日本研究)
   →心臓欠陥は3倍以上。歯周病菌は口の中をぬるぬるし、傷口から体内に侵入すると、心筋梗塞の原因に。
参考にどうぞ。(杏J夫)

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