今日のあるある2は、
「たった1本で脳力アップバナナだけの底力」。
◆問題です
シューマッハ、シャラポワ、タイガーウッズ、宮里藍の共通点は何でしょうか?
それは・・・勝負に挑む前にバナナを食べるのです。
バナナは吸収がよく、様々なエネルギーを効率よく補給できます。そこで、スポーツ選手では好んで食べる人が多いのです。しかし、バナナは栄養補給だけでなく、脳に効果的なことが分かってきました。
◆脳をパワーアップするバナナ
バナナは、必要な糖を脳細胞に到達させ、脳を活性化させる優れた食材だということがわかってきました。実際に計算問題を解かせる実験を行ったところ、バナナを食べたグループは大幅にアップしました。
◆バナナパワーのヒミツ
脳には、クリア細胞という血液脳関門があります。脳細胞に、血管から悪い物質が入らないようにしているところ。脳の栄養補給は糖質。体内に取り込まれた糖は、腸から肝臓を通って、優先的に脳に向かいます。糖が血管から脳関門を通るとき、糖質だけでは通過できません。つまり、ただ糖を摂取しても、脳の細胞まではたどり着けません。脂肪になってしまいます。脳関門を通過するためには、「3人衆」とよばれる3つの栄養素が必要。それは、
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ビタミンB6:脳関門の手前で、関門を通過できるように糖の物質を変化させてくれます。
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ビタミンB1:糖質を脳のエネルギーにしてくれます。
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カリウム:細胞間の移動をスムーズにしてくれます。
これらと一緒に摂取することによって、はじめて脳まで糖質がたどり着いて、エネルギーとなるのです。
これらの栄養素を全て含んでいるのが、「バナナ」なのです。したがって、必ず脳の栄養補給になるのです。
玄米、うなぎ、大豆、豚肉なども、糖と3人衆を含んでいます。しかし、例えば、玄米に含んでいる糖は、ぶどう糖に分解する必要があるため、3人衆と一緒に脳関門に到達できないのです。バナナは、糖が吸収しやすいため、3人衆と一緒に脳関門に到達できます。
◆バナナのお得な食べ方
ここ1番、脳をパワーアップさせるバナナの食べ方は・・・。
<タイミング>
バナナを食べてから、どのぐらいで脳に影響が出るか実験してみました。すると、変化が出始めたのが15分後。約2時間後まで持続します。
バナナには22.5gの糖が含まれており、これは約2時間で脳が燃え尽きます。
したがって、15分前にバナナを食べるのが効果的。2時間後には、効果がなくなります。
<量>
食べるのは1本。2本以上食べても、効果がありません。
<食べ方>
シュガースポットの多い熟したバナナは、糖の吸収率が良いです。さらに、バナナの筋には多くの栄養素が残っているので、一緒に食べた方が良いのです。
◆さらにパワーアップさせるためには・・・
カルシウムを一緒に摂取すると、さらに効果があります。興奮や緊張の状態でも、脳の細胞を安定させ、情報のやりとりをスムーズにしてくれます。
バナナオーレ、バナナヨーグルトなどは、非常に効果があるのです!
参考までに(杏J夫)
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