本日はアルハンブラ宮殿を目指します。昨日行った日本語情報センターのおじさんから、「アルハンブラ宮殿も歩いていくと、たま～に強盗でるよ。この前強盗にあったと言う人がきたけどね。バスで行けば～」なんて言われていましたが、まぁ出会ったときは出会ったときだよね～と一応用心深く歩き出しました。ゴメレス坂の入り口からアルハンブラ入り口まで８５０ｍという標識、しかしすごい急勾配の坂です。砂利道で両側はうっそうとした緑、でも気持ちいい、強盗出そうだよなぁ、、と思いながら、3人の強そうなアメリカ人が前を歩いていたので、これなら強盗も手をださないだろう、、と後ろにくっついて歩きます。それにしてもきつい、、坂、立派な有酸素運動です。ようやく着いた入場券売り場では、今買うチケットだと14時入場だとの表示。まだ3時間もある、、ということで、有料分は明日にとっておき、今日はチケットの必要のないカール5世宮殿を中心に見学。入り口で会った日本人のシニアのご夫婦と歩く。なんでもタスマニアに移住されて10年近いそうです。写真も撮らない、もう長くないのだから写真は不要、頭にいれておくのよ、なんて奥様。聞くとあちこちご夫婦で気ままに旅されているそう。オーストラリアの生活は最高よ！むむむ、いいなぁ。日本のニュースを聞かれて、ＪＲの脱線事故の話をしたら、娘さんが福知山線沿いに住んでいるとか。電話をかけてみましょう、とおっしゃっていました。まぁ何かあったらしょうがないわね、とも。ちょっとした不幸とかだともう日本には行かないと決めているとか、「そうしないと切りがないのよ」。きっぱりとした生き方、とても素敵なご夫婦でした。これも旅の醍醐味ですね。
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