レンタル版はパッケージが違っていて、主演のペ・ドゥナのアップ。
そんなジャケットに惹かれて借りてみた。
証券会社に勤めるヘジュ以外は定職に就かず、実家の風呂屋を手伝ったり、日々の生活に疲れたり、道ばたでアクセサリーを売ったり。
ヘジュも高卒のため単なる雑用係。
それぞれにやりたいことがあるようなのだけどうまくいかない。
高校生の時にはあんなに仲良しで楽しかったのに、社会に出てみるとなんだかぎこちなくなり…という展開(ま、原因はヘジュなのだけれど)。
男尊女卑とか社会の底辺みたいなところも描かれていて、なかなかヘビー。
恋愛色も薄くて、大騒ぎする女の子たちを描きつつも、浮ついたところの少ない青春劇。
最後、テヒとジヨンは旅に出るのだが、「カッコーの巣の上で」のラストシーンと重ねちゃうのは…ちょっと無理があるかな。
監督:チョン・ジェウン 2001年 韓国映画