聖コルムキル

聖コルムキルColm Cilleコルムキラ(521-597) 　
英St Colmcille/St Columba
初期キリスト教において、聖パトリック後の最も影響
の大きい聖者。ドネガルで生まれる。ラテン語の呼び名
の聖コロンバで知られている。
ゲール語名の「教会の鳩」(colm:鳩, cille:教会の)の
ようにおとなしくはなく、精力的で強い個性は行くとこ
ろの人々を自然に惹きつけたという。
ドネガルのコルムキル、レインスターのダロウ、
アルスターのデリー 、離島のトリーほか多くの場所に
修道院を設立した。スコットランドのアイオナ島Iona
にも僧院を建設、そこを根拠地としてスコットランド中
で布教活動をした。僧院の中の祈りはラテン語で民衆へ
の布教はゲール語であったという
→グレンコルムキル