句集「草木塔」から(英訳:三浦久、ジェイムス・グリ-ン)
まっすぐな道でさみしい
Stretching ahead -
The straight road,
Loneliness.
だまって今日の草鞋(わらじ)穿(は)く
Putting on,
Without a word,
Today's straw-sandals.
また見ることもない山が遠ざかる
This mountain,
Which I will never see again,
Becoming farther and farther away.
雪がふるふる雪見てをれば
The snow,
As I watch,
Keeps falling and falling.
影もはっきりと若葉
The shadows,
Very clear -
Young leaves.
最も短い詩といわれる五七五の俳句より時にはもっと
短い自由律俳句、詩とはいわないのであろうか?
山頭火は「私は詩として自分自身を表現しなければ
ならない」といっている。俳句でも詩でもいいのだろう。
それにしても俳句は「日本語」のものとつくづく思う
まっすぐな道でさみしい
Stretching ahead -
The straight road,
Loneliness.
だまって今日の草鞋(わらじ)穿(は)く
Putting on,
Without a word,
Today's straw-sandals.
また見ることもない山が遠ざかる
This mountain,
Which I will never see again,
Becoming farther and farther away.
雪がふるふる雪見てをれば
The snow,
As I watch,
Keeps falling and falling.
影もはっきりと若葉
The shadows,
Very clear -
Young leaves.
最も短い詩といわれる五七五の俳句より時にはもっと
短い自由律俳句、詩とはいわないのであろうか?
山頭火は「私は詩として自分自身を表現しなければ
ならない」といっている。俳句でも詩でもいいのだろう。
それにしても俳句は「日本語」のものとつくづく思う