alacarte

旅・花..雑多に
*ゲール語の「ファダ」文字は
 A^a^O^o^U^u^E^e^I^i^,で代用
     

山頭火2

2006-09-30 17:35:00 | museum
句集「草木塔」から(英訳:三浦久、ジェイムス・グリ-ン)
まっすぐな道でさみしい
Stretching ahead -
The straight road,
Loneliness.
だまって今日の草鞋(わらじ)穿(は)く
Putting on,
Without a word,
Today's straw-sandals.
また見ることもない山が遠ざかる
This mountain,
Which I will never see again,
Becoming farther and farther away.
雪がふるふる雪見てをれば
The snow,
As I watch,
Keeps falling and falling.
影もはっきりと若葉
The shadows,
Very clear -
Young leaves.
最も短い詩といわれる五七五の俳句より時にはもっと
短い自由律俳句、詩とはいわないのであろうか?
山頭火は「私は詩として自分自身を表現しなければ
ならない」といっている。俳句でも詩でもいいのだろう。
それにしても俳句は「日本語」のものとつくづく思う

山頭火1

2006-09-30 17:31:02 | museum
天領の里、時代館外部展示パネル。種田山頭火(1882
-1940)は自由律俳句の第一人者といわれている。酒で
身を持ち崩し、妻子、生活を捨て43歳で出家得度。
乞食(こつじき:托鉢僧)として放浪する。「山陽道、
山陰道、四国九州をあてもなくさまよふ」
庵に戻っても落ちつかず「またもや旅から旅へ旅しつづ
けるばかりである」と。(「孤高」というと時には
「尊大なヤツ」と同義語だ、であるから)「孤寒」という
語が表現する限界を彷徨している、とも記している。
歩きつづけたが、57年の生涯を松山市の「一草庵」で閉じた。

道の駅出雲崎

2006-09-29 17:12:51 | 道の駅PA
道の駅越後出雲崎天領の里、R352。天領とは江戸幕府の
直轄領のこと。出雲崎は佐渡からの金銀の陸揚げ地として
越後で初めての天領となった。当時の賑わいを再現した
のが、「天領出雲崎時代館」(入館料500円)。また石油産業
発祥の地でもあり「出雲崎石油記念館」もある

道の駅じょんのび

2006-09-28 16:40:39 | 道の駅PA
道の駅じょんのびの里高柳、R252より2km入る。
「じょんのび」とはこの地方の言葉で「ゆったりのんびり
気持ちがいい」という意味。じょんのび温泉、レストラン、
宿泊施設、体験工房、県立こども自然王国などが揃って
い「じょんのび村」です

瀬替えの郷

2006-09-27 19:30:29 | 道の駅PA
道の駅瀬替えの郷せんだ。瀬替えとは?河川の人工的な
流路変更のこと、と辞書にある。ここ仙田郷は山間地で
渋海(シブミ)川が蛇行し、耕地に乏しく、洪水被害にも
遭っていた。そこで、川の屈曲した部分を埋め立てて
耕地にし、新しい真っ直ぐな流れに変更した。江戸時代
前期?(資料が残っていないという)から、人力で始まり、
近代まで工事が続いた。瀬替えは10数ヶ所あるという、
今では豊かな棚田の田園風景になっている