ゲール語6数字５

ゲール語の数1,2,3,4,5・・・は、
a haon, a do^, a tri^, a ceathair, a cu^ig・・・
ァヒーン,ァドー,ァチリー,ァカハル,ァクーガ・・・
と数えます。
古代ケルト時代アイルランドでは、トゥアtuath
という人々のグループに分かれて住んでいた。たとえば
Tuatha De^ Danannトゥアハジェーダナン
人々　(Dia神)の　Danuの
Tuatha:tuathの複数形

「ダヌ女神の部族」（日本語では「トゥアハ・デ・ダナーン」
とされている)のような名前を持っていた。
トゥアはやがて領土をも意味するようになる。
リー　トゥアハ　Ri^Tuaithe(tuathの）はその部族
トゥアの王であり、領土トゥアは王のものであった。
トゥアは、現在の「郡county」になっている。
トゥアが集まり、より大きい地域クーガcu^ige へと
結合される。その王がリークーガRi^Cu^ige
であった。そして、それらの上にアルドリーArd Ri^大王が
いた。クーガは現在のアイルランドの４地方になっている。
すなわち
アルスターUlster Cu^ige Uladh
レインスターLeinster Cu^ige Laighean
コナフト Connaught　 Cu^ige Chonnacht
マンスターMunster　 Cu^ige Mumhan
クーガcu^igeは、(国内の)地方、州　の意味になったが、
５分の１のcu^ige (cu^ig５)に由来している。
当時、現在はレインスター地方の一部になっている
ミースMeath郡An Mhi^アンヴィーを加えた５地方
であったのです
photo:ディングル半島
→タラの丘、大王(アルド・リー)