今回は、「呉須手 盃」の紹介です。
これも、古陶磁勉強のための教材の意味で手に入れたものです。
といっても、買って手に入れたものではなく、骨董屋からタダでもらったものです(^_^)
ノートを見ますと、これは、昭和59年に(今から39年前に)、或る地方都市のデパートの大催事場で行われた「大骨董市」で、骨董屋から「オマケ」としていただいたものであると記されています。
今では、「骨董市」といいますと、神社の境内などで、しかも、あちこちで頻繁に行われていますが、昭和59年(今から39年前)頃は、デパートの大催事場などで行われていました。また、滅多に行われませんで、年に2回程度だったものですから、それだけに待ち遠しく、楽しみでもありましたので、勇んで買いに行ったものです。
そんなことで、多分、この「呉須手 盃」は、他のちょっと高めの古伊万里でも買った際に、その売主から「オマケ」としていただいたものなのだろうと思います(^_^)
そのような状況で手に入れたものですから、ご覧のように、立派なものではありませんし、今でも金高なものではありません(><)
ブログネタとして紹介するものですので、気軽に見てやってください(^-^*)
呉須手 盃
立面
見込み面
底面
斜め上から見た底面
生 産 地 : 中国南部
製作年代: 清朝中期
サ イ ズ : 口径8.0cm 高さ4.0cm 底径3.7cm
詫びたたたずまいと庶民的雰囲気が良いです。古い盆の上に民芸徳利と一緒に置けば、いくらでも盃がすすむでしょう。
私も似た雰囲気の盃をもっているので、またブログアップします。
そうしましたら、これは、2020年12月12日に紹介した「伊万里 色絵 ナス宝珠文 茶碗」を買った時のオマケだったことが分かりました(^_^)
この「伊万里 色絵 ナス宝珠文 茶碗」はド派手ですし、立派な箱まで付いていて、結構な値段だったものですから、誰も買わず、売れないでいたんですね。
そこを、物好きな私が手にしたものですから、ここぞとばかりに売り込もうとして、この盃をオマケにするということで売りつけたわけですね(^_^)
まっ、この盃、オマケとはいえ、傷もなく、まぁまぁ使えますから、良いオマケだったのかなと思っています(^_^)
遅生さんも、これに似た雰囲気の盃を所蔵されているのですか。
ブログアップを楽しみにしています。
中国の南方方面で作ったんでしょうね。
見込みの文字、特徴的です。
景徳鎮の薄い磁器で飲むよりも、この手の盃の方が、よほどが酒が進みそうです。
ありがとうございます(^-^*)
padaさんも、やはり、これは中国の南方方面で作られたものとみますか(^_^)
見込みの文字のようなものは、文字なのでしょうか、それとも文様なのでしょうか、、、?
たまに見かけるような気がするのですが、あまり関心がないので、深く詮索することもなく過ぎています(~_~;)
「景徳鎮の薄い磁器」の盃では、ちょっと改まってしまって、酒がすすみませんね(笑)。独酌で、ちびり、チビリとやるには、この手の盃にかぎります(笑)。
見せていただき、とてもsiawase気分です。
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また、宜しくお願い致します(^_^)
そんなわけで、清朝末くらいの民窯の実用的な陶磁器の評価は低いのかなぁ・・と思います。(日本では清の立派なモノも人気が無い気がします。)
今回紹介のモノは高台内が無秞ですね。釉薬が掛かっているのとないもの・・産地が違うとか、時代が違うとか有りそうですがサッパリ分かりません!
もっとも、中国の陶磁器の歴史は長く、また焼かれた場所も広大ですから、つまらない、取るに足らないものまで取り上げてはいられないのかもしれませんけどね。
清朝の立派なものも、欧米では人気があっても、日本ではそれほどではないですよね。それに、物も大きいものが人気ですよね(古月軒は例外ですが)。
ましてや、清朝の小さな庶民的なものは、欧米でも日本でも人気がないようですから、図録等も発行されないようなので、いまだに良く分かりませんね(~_~;)