昨日が新聞休刊日でしたので、今朝の朝刊に北山村の村議会議員選挙の結果が報道されていました。
私は、今回の選挙に対して知識もありません。
ですので、あくまで一例として取り上げさせていただきますが、背景や候補者個人の事は存じ上げませんので一般論として書かせていただきたいと思います。
まずは議会議員の定数が6人に対して8人が立候補されています。
ここだけみれば、そうかなとも思います。
では人口はと調べると、500人弱です。当日有権者数が448人。
1議席あたりの有権者数は、75人弱に1人ですね。
橋本市に換算すると、議員が736人いるのと同じ計算になりますね。
そして、投票率にも驚きです。
92.86%ほとんどの有権者が投票されています。
これだけの投票率であれば、民意が反映された選挙といえるでしょう。
そして、得票をみるとトップ当選の方が79票、最下位の方は2票です。
繰り返しますが、北山村の事情は全くわかりませんので一般論です。
こういった選挙は、政策よりも地縁血縁で決まりがちです。
どのような選挙戦だったのか興味があるところです。
しかし、個人の資質や縁を中心に選ばれたのではないでしょうか。
その際に、選挙で4年の信託を与えるわけですが、政策判断の際に白紙委任したといえるのでしょうか。
今、地方自治体議会では12月の定例会が行われています。
様々な政策課題が議論されていると思いますが、「有権者の声を代弁する」というのが
選挙のときだけのスローガン倒れになっていないだろうか?
しっかりとチェックしていただきたいと思います。
人口の少ない基礎自治体の場合は、どうしても難しいかもしれませんが、
政策重視の選挙で、真の民意が反映できる議会になればと思います。
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