平城遷都１３００年記念事業

（なぜか平城宮の敷地内を近鉄電車が走ります）

来年平城遷都１３００年祭が開催されます。
協会の秋里登会場運営部長の説明を戴き視察してきました。


平城宮跡を中心に県下全域で催される一大イベントです。
交通アクセスも、障がい者の方以外の車での来場はシャットアウトして、駅や郊外の駐車場から、シャトルバスを利用するように計画されています。
また、スタッフもボランティアを募集して、県民の祭りを目指しています。
詳しくは平城遷都１３００年記念事業協会のHPをご覧ください。

さて、この事業は予算圧縮されたとはいえ数百億円を投じた事業です。
もちろん、歴史的、文化財の価値もあり世界遺産です。
それを承知でですが、本当に現在の経済状況で必要なんでしょうか？
確かに予算圧縮されているのはわかりますが、この祭り終了後は全て撤去しなければならないそうです。　下には、貴重な遺跡ですから、土地を掘る事はできず、全体に土を盛らなければいけないそうです。
行政刷新会議の事業仕分けと同様に、趣旨は理解できるが、そのお金の使い方に多いに問題ありと指摘されています。

このお金で救われる命があるかも知れません。
徹底的にムダを省いて、私たちの暮らしの為に、苦しい家計から納めている税を有効に使っていただきたいと思います。