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童話と絵本の会

楽しい童話や絵本を集めています。気にいった童話や絵本があればお知らせください。

童話と絵本の会 2015.04.14

2015-04-14 17:46:59 | マ行の絵本
2015年4月14日(火)雨 14.5℃ 78%RH am9:25
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_まほうのかさ
__R・ファイルマン 原作 E・コウエル 再話 ジョン・シェリー 絵 松岡享子 浅木尚美 訳
__1999 株式会社福音館書店
__鶴舞図書館蔵書

むかし、あるところに ひとりの まほうつかいが いて、
1ぽんの かさを もっていました。 それは、まほうのかさでした。
あるばんのこと、まほうつかいは、なかまの あつまりに いちばへ
でかけ、やたいに そのかさを おきわすれてしまいました。

つぎのあさ、ひとりの おやくしょうが それを みつけ、
だれも もちぬしが いなかったので、うちに もってかえって、
おかみさんに わたしました。
おひゃくしょうも、おかみさんも、これが まほうのかさだなんて
ちっとも しりませんでした。
ところが、このかさは、それを てに もったまま、「1・2・3」と、
“3”まで かぞえると、どこに いても、つぎの しゅんかん、いえに
かえってしまう、“5”まで かぞえると、そのとき、いちばん いきたいと
おもっていたところに、いってしまう、“7”まで かぞえると、
くうちゅうに まいあがって、いちばん ちかくの きょうかいの
とうの まわりを グルグルグルグル まわる、という かさだったのです。

ヒューーー!
とたんに おかみさんは、そらに まいあがり、パラシュートのように
かさを さしたまま、きょうかいの とうの まわりを グルグルグルグル
とびまわっていました。
の絵が好きです。

御器所教会  ここをクリックすると、きよらかなパイプオルガンの音とともに、キレイなホームページが開きます。
ぜひご訪問ください。

    
御来訪ありがとうございます。

童話と絵本の会 2015.04.13

2015-04-14 01:55:47 | マ行の絵本
2015年4月13日(月)雨 13℃ 78%RH am9:30
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_マッチ箱日記 
__ポール・フライシュマン 文 バグラム・イバトゥリン 絵 島式子 島玲子 訳 
__2013 BL出版株式会社 
__鶴舞図書館蔵書

「この部屋の中で、いちばん好きなものを選んでごらん。そのお話をしてあげよう。」
「どれがいいかな。」
「おまえがこれだってものが、いいんだぞ。どれどれ、どんなものを選ぶのかな。
ひいじいちゃんのわしも、たのしみだ。」

「箱が好きなんだね。わしもお気にいりなんだよ。一本吸うかい? おじょうちゃん、はいどうぞ。」
「いらない。」
「もちろん冗談だよ。わしも吸わない。この箱に入ってるのは葉巻じゃないんだよ。」
「じゃあ、なにが入ってるの?」
「ほうら。」
「わ! ちっちゃい箱がいっぱい。」
「わしの日記だよ。ほんとうはマッチ箱なんだけどね。」
「『にっき』ってなに?」
「起こったことを書いておくんだよ。でもな、おまえくらいのころ、ひいじちゃんは、
読むことも書くこともできなかった。だから、マッチ箱にその日の思い出を入れること
にしたのさ。まずはじめに、この箱をあけてごらん。」

「お父さんと会ったときは、みんなおお泣きした。本当に父さんかどうか確かめるみたい、ひげの匂いを
かいだなあ。エリス島からニューヨークにはボートで入り、それからは電車に乗った。次の日、わしら7人は、さっそく缶詰工場で働き始めたんだ。魚をさばく仕事で、なまけないように一日中見張られていたよ。ぼろぼろの古いアパートに、船のなかと同じように詰めこまれてくらしていた。」
「自分のお部屋はなかったの?」
「そうなんだよ、なかったんだ。気にかけてくれるんだな、いい子だね。」
の絵が好きです。

御器所教会  ここをクリックすると、きよらかなパイプオルガンの音とともに、キレイなホームページが開きます。
ぜひご訪問ください

教会のホームページの原稿が、牧師よりメールで届き、ホームページに載せました。

   
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童話と絵本の会 2015.04.12

2015-04-14 01:10:53 | マ行の絵本
2015年4月12日(日)曇り 15℃ 60%RH am9:30
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_マックマウスさん 
__レオ=レオニ 作 谷川俊太郎 訳 
__2010 株式会社好学社 
__鶴舞図書館蔵書

どんなときでも かがみをみると、ティモシーは しあわせだった。
「ぼくってなんてハンサムな まちねずみなんだろう!」かれはおもった。
ところがあるひ、ティモシーはみた じぶんのかわりに くろいふくをきた
へんなやつが かがみのなかから こっちをみてるのを。
とびのいて、ひめいをあげて、かれはいのちからがら にげだした。

とつぜん くさのあいだから ちいさなねずみが すすみでた。
「こんにちは、わたしはスピニー。あなたは?」
「ぼくは・・・ぼくは・・・」ティモシーは まごついて もぐもぐいった。
のねずみたちは じっとかれをみつめた。
スピニーがほほえんだ。
「いいわよ、わたしが なまえをつけてあげる。マックマウスさん!」
ティモシーはびっくり。
「どうしてぼくがねずみだってわかったの?」
「あなたみたいな しっぽをもってるのは ねずみだけでしょ?」
スピニーがいった。

ねこがとかかろうとした そのとき、
ティモシーは はんぶんくさにかくれた さびだらけのわなを みつけた。
「あのなかへ!」とさけんで かれはスピニーをひっぱりこんだ。
ねこは きゅうブレーキ。
「どうすればいいの?」スピニーが ふるえるこごえで いった。
「みてろよ」とティモシーはいって、スピニーを
できるかぎり わなのうしのに おしつけた。
この絵はとてもスリリングです。

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ぜひご訪問ください。

Am10:15~11:30、礼拝に出席。
ローマの信徒への手紙 8章1~11節
「霊の思いは命と平和」 

   
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