ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

散歩の途中に保護色なんかについて考えた

2021-11-13 13:36:59 | 街歩き、ドライブ、旅行



 ついこの間までは10月なのに真夏日だあ~とか言っていたのに気が付けば秋を通り越してすっかり冬の様相になってしまった。

 モコ助との散歩も厚着をして出かけます。
 橋の上を歩くと急に風が冷たい。
 この季節の川は水が澄んでいるので橋の上からでも丸まる太った小魚たちの泳ぐ姿が綺麗に見えます。
 横にはそれをお昼ご飯にしようとじっと見つめている方も・・・






 通りに名前もしらない面白い形をしたピンクと黄色の花が咲いていました。
 1か月前はヒマワリが咲いていた花壇もいつのまにかコスモスに変わっていました。
 紫陽花が咲いていた川のほとりにはボランティアさんにより菜の花の種が植えられました。
 1月頃には黄色く鮮やかな菜の花ロードが出来上がるのが楽しみです。





 トコトコと先を進むモコ助が何かのにおいを嗅いでいるので近づいてみると、「え?まさかこれは犬のウ〇ではないですか?」と一瞬不快指数80%を記録しましたが良く見ると、突然犬の鼻によるツンツン攻撃を受けてクルッと丸まった芋虫でした。




 この手の虫って珍しい形や色をしたのがいっぱいいますね。
 でもそれぞれに意味があり保護色や擬態で身を守っているのだそうです。
 先日youtubeで見た芋虫は秀逸で、体全体をこれでもか!とばかりに完全に「ヘビの頭」に擬態させて身を守っている奴で、何をどうしたらこんな変化を起こせるのか見当もつきません。

 ~ youtubeから ~


 やっぱり神様とかが雲の上でチョイチョイって短い棒なんかを振って変化させてきたのでしょうか?
 でも、ヒト様もこれからの環境変化に対しては神さまの力を借りずに身も心も変化していかないといけないのだけれど・・と思うオジサンなのでした。


 おまけ:保護色で気配を消した犬


花火で厄払いなのだ!

2021-11-08 22:12:52 | 日記


 相変わらず昼間はモコ助先生と二人きりで日中のほとんどが会話の無い生活。
 やっぱり人との会話って大事ですよね。
 最近、どうも人の名前が出て来ないとか漢字を忘れるとか・・
 仕事をしていた時には良かれ悪しかれ会話を繰り返し、脳もその度にそれに反応し対応していた。
 隠居してその必要も機会も無くなった脳は特に前頭葉なんかを中心に退化していってるのだろうな・・というもんもんとした日々なのであります。

 なんだか難しいことを書いてますが、要は暇であるという話です。
 暇であるということはなかなかブログネタも思いつかず、気が付いたらア~タ、もう1週間もほったらかしではないですか?
 何かパアッと気が晴れるようなことないかなあと思っていたのですが、昨夜のこと、突然、「ドーン!」という大きな音が鳴り響いた。

 ただただビックリして空に向かって吠えるヒトあれば、どこかで爆発事故でも起こったのだろうかとビビる人、はたまた韓流ドラマを見ながらソファーで眠ってしまいそのまま微動だにしない人など、家の中は騒然となったのであります。

 その後も次々と爆発音が続くので「あ、これは・・」とオジサンは気が付いた。
 夏祭りができなかった分の花火を今年も期日未定で打ち上げるとかどうとか言ってたような・・。

 足元をクルクル回りながら吠え続けるモコ助をむんずと小脇に抱えてカメラを掴んで2階のベランダに出てみると、おぉ、港の方角から真っ暗な空を赤や青や黄色に染めながら次々と花火が打ちあがっておるではありませんか。
 さっきまで強がって吠えていたモコ助も巨大な敵の正体を目の当たりにして急にビビったのか腕の中でピクリとも動かなくなってしまいました。





 市民へのサプライズプレゼントでしたが、空気を震わせるほどの衝撃波や色とりどりの眩しい光の力は、憎っくきコロナめを一掃し自分の体の不調なんかも一気に追い出してくれそうな厄払いみたいで何とも有難かいかなと思うオジサンでした。
 職人さん、スタッフさん、ありがとうございました。


犬の日にモコ助の大惨事を振り返る

2021-11-01 19:27:55 | モコ助先生


今日は「わんわんわん」で犬の日だそうな。
え?・・単なる語呂合わせですか?
ちょっと安直すぎませんか?
言い出しっぺの方、そこんとこ、どうなんですか、え?

・・という訳で我が家の犬の話です。

 モコ助先生は今年で8歳のトイプードル。
 人間で言えばすっかりオジサンなのに、家でも外でも訳もなく元気で走り回っています。
 こんなモコ助ですが、3か月で我が家に迎えてわずか半年で2回も入院したことがあります。


 1回目は上の犬歯が妙に長く伸びてきたなあと思っていたところ、ついには下あごの唇を突き刺すほどになってきました。
 病院の先生に相談したところ「そのうち抜けますよ」と見もしないで言うので、「見るだけでもお願いします」とお願いしてみてもらうと、「あ、こりゃいかん、すぐ抜きましょう」と言うことで全身麻酔による抜歯になったのでした。



 問題は2回目なのですが、まだ暗い冬の朝のこと、散歩から帰ったモコ助が足も拭かないうちに玄関に飛び上がったので「ダメ!」と下からリードを思いきり引っ張ったところ、まだ子犬のモコ助はとっさに反応できずに後ろ足をピーンと伸ばしたままの形で土間に落ちたのです。
 その瞬間に今まで聞いたことも無いような「ギャン!!」と言う絶叫をあげてその場にうずくまり、ずっと「キャンキャン!」と鳴き続けます。

 妻も異常に気付いて奥から飛び出してきました。
 私は鳴きまくっているモコ助をとにかく落ち着かせようと抱き上げたところ、また何か痛いことをされると思ったのか抱いている私の手を全力で何回も何回も咬んできました。

 子犬の細くとがった歯だったので、咬まれた穴から血が噴き出してかなり痛かったのですが、おそらくそれよりもずっと強い痛みの最中にあるモコ助を放り投げる訳にも行かず咬まれるままにして部屋に入り暖かいストーブの前にそっと降ろしました。

 妻に手の応急手当をしてもらっている間に、モコ助は後ろ足を引きずりながら前足だけで必死に這って自分のクッションベッドの近くまで移動していました。
 おそらく(こんな仕打ちをした私が)怖くて怖くてたまらなくて、自分のテリトリーまで逃げようとしていたのかも知れません。

 二人で水を飲ませたり体を撫でたりしながら動物病院が開くのを待ちましたが、モコ助は時折クゥーンと小さな声を出しながら体は小刻みに震えており、強烈な痛みが続いているようでした。

 やっと9時になり妻がクッションの上でモコ助を抱いて、私が絆創膏だらけの手で運転し動物病院に向かったのであります。
 すぐにレントゲンを撮ると、そこには衝撃的な画像が・・
 (この時の画像を貰おうと思ったらすでに削除されていた)
 モコ助の左の足の股関節(足の付け根)で骨盤に繋がっている足がすっぽり外れて、胸のあたりまでずれています。
 これはもう左足が付け根からちぎれてしまったのかも・・と覚悟をして先生に聞くと、「酷い状態だけど筋肉や神経が切れてはいなそうだから全身麻酔をして、力づくで入れてみますかね。」と言います。
 「元通りになりますか?」と聞くと、「まだ幼犬だから上手く行くかなと思うけど、もし付かない時は最悪は車椅子かなあ?」との答え。
 
 モコ助の前が少々手荒く躾をしてもびくともしない大型犬で、その感じで勢いよく引っ張ったためにこんなに大変なことになってしまった。
 わずか半年で車いすとかにさせてしまったら・・と後悔しきりでした。

 翌日に電話があり、「なんとか上手くはまりましたが、また外れてしまったので再度、全身麻酔をして入れなおしました。」とか・・
 あんな小さな体に続けて2回も全身麻酔って大丈夫なんだろうか?と心配は続きましたが、その後はなんとか順調に回復し、5日間の入院中に女子スタッフに懐いて後をトコトコ追いかけるので皆の人気者になっていたとか。
 迎えに行った時も私の顔を一瞬見たものの、また奥のスタッフさんの方に小走りで向かうのを見て嬉しいような寂しいような・・
 
 8歳になった今でも普通に寄り添っていくのは妻の傍らです。
 でもクルクルと目だけが私を追いかけているのは、ひょっとしたら今でも私に痛い目に遭わされたことが忘れられずに警戒しているのではないだろうかと思っているオジサンなのです。