ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

入院第5週目 2019年7月7日

2019-07-07 12:36:48 | 間質性肺炎


 7月1日、鹿児島全域では朝から雷が鳴り響く大雨となった。
 こんな天気になるとは思いもしなかったので妻に仕事を休んでもらって難病医療費助成の申請書を保健所に届けてくれるよう頼んでいたのである。

「事故など起こらなければ良いが・・」とベッドの上で案じていたが、ニュース速報ではあちこちで土砂崩れがあり通行止めになっている模様。
 やっと連絡が来て、回り道に迂回を繰り返しながら、通常なら20分で行ける保健所まで90分もかかったとのこと。
 入院して妻には頼りっぱなしである。感謝!感謝!

 今週は検査週である。
 木曜日には6分間歩行テストがあり、パルスオキシメーターを指に装着したまま廊下を歩いて酸素濃度を測定した。
 結果は入院時よりも改善しており歩行中もSpO2が96~97の範囲に治まっている。
 金曜日には血液検査、レントゲン、CT、肺機能検査のフルコース。
 まず血液検査だが血球数、肝機能等はほぼ正常。脂質系や血糖値も入院前のドックでは高めにより注意されていたのだが、院内ウォーキングと院内食という入院効果で、久しぶりに正常範囲に入っていた。
 胸部写真はじわっとではあるが曇りが薄くなっており、肺活量は入院時に3.19Lまで落ちていたが今回は3.44Lに回復、同様にDLCOも15.05から20.03に回復しており、「若干ではあるが縮んだ肺が膨らんでいる」ということらしい。
 そして何よりも入院時に4,961まで上昇していた間質性肺炎マーカーのKL-6が今日は3,138まで下がり、同様にSP-Dも485.6から一気に111.1と正常範囲まで降下した。
 KL-6について言えば、一般的に「1,000以上の患者は予後が悪い」と書かれているので単純に喜べないけれども、それでもこの1か月のステロイド効果は確認できたのかな。

 入院してしばらくは遠慮していた長男の孫ちゃんたちがお見舞いに来てくれた。
 いつもなら顔を見ると「じぃ~じぃ!」と叫びながら走って来るのだが、大きな病院という慣れない環境に加えて、ママがじいじは大変な病気なんだから静かにするんだよとでも言い聞かせたのか、面会室の椅子に黙ってチョコンと座って私を上目遣いで見ながら大人しくジュースを飲む飲んでいた。
 退院したら、また恐竜の人形でバトルをしょうねと約束して小さな後姿が廊下の端に消えていくのを見送ったのである。



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