ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

刺激を求めて街をさまようオジサン

2021-05-14 23:34:00 | 日記


 どうもこのところ物忘れが多くなったような気がします。
 テレビの芸能人の名前がすぐに出ないことは前からだけど、何のために2階に上がったのかしばらく考えたり、気になったことをスマホで調べようと思ったのにそのスマホを探しているうちに何を調べるんだったか忘れてしまったり・・

 これがただの老化なのか、あるいは何かの前兆なのか今のところ分かりませんが、本日ふと思ったのです。
 この1年というもの、朝から夕方まで殆ど誰とも会話をしなくなったことで脳が徐々に退化しているのではないかと・・・。

 仕事をしていた1年前までは職場に着いてから帰るまで上司や同僚と会話をし、急な会議で緊張したり悩んだり、頑張らねば!と気合を入れたり、昼休みも食事をしながらくだらない冗談で皆で笑いあったりという毎日でした。

 とにかくいろんな人との会話の中で目や耳から次々と新しい情報が入ってきて、それを頭の中で分析して、適切な行動や言葉として相手に返していた訳ですけれども、今の状況では圧倒的に脳への刺激が少ないわけですね。

 情報自体はネットやテレビから入っては来るけれども、それは受け身でしかなく考えて相手に返す必要がない訳で、だんだんと反応する力が衰えてきているのではないかと思ったわけです。

 これではいかんと急に思い立ち、買い物も無いのに近くの大型スーパーに自転車で向かいます。
 しばらくの間、店のベンチに座り店内アナウンスやお客さんの話し声、行動など、「ざわざわ」した生活の雰囲気を感じるだけでも、家に一人で籠っているよりはずっと刺激があって良いのかなと思いました。

 あまり長居をして怪しまれるといけないので、次に我が町の郷土資料館に初めて入ってみました。
 案の定、平日の昼間の入館者は私1人でしたが、前から興味のあった町の歴史や昔の地形、島津義弘公のことなど展示物を見ながら職員の方に質問すると嬉しそうにマンツーマンで教えてくれたし、久しぶりに他人との会話らしい会話もできてなかなか良い時間を過ごせた日でした。

 あとは今年も市主催の生涯学習講座の受付が始まったので、昨年に引き続きペン習字と水彩画を受講し、新しい仲間と会話もしながら楽しんでいこうかなと思います。

 また、このブログでもいろんな方の話を読んで、自分もいろいろと考えながら発信し、さらにコメントなんかを頂いた時には「なんか繋がっている」という実感が湧いてきて嬉しくなるオジサンなのでありました。