
つらなりのほつれ 44 エビは、あがらって
「である」や「ある」に、ちゃんとえらがないなんて。 グランベリーを食べながらこのまま...

つらなりのほつれ 45 ヤギスケッチ
うったては、いさぎよく。サーカスで生まれたゾウに草原を見せる決意で。 ヤギスケッチし...

詩育22.9.13アリの朝
アリが羽虫をかついでパニック症を歩いている 台風の通ったあとだから病室が散乱している ...

ゆらぐかけらShakenFragments 32 青
青のゆらぐかけらが瓶のなか 無脂肪の困惑を数滴たらして 粒子が煙をつぶやきながら懸濁...

詩育22.9.15 月暈
――2022年9月9日の満月。22時30分頃、雲からやっと顔を出した。三脚がなかった。マニュ...

22.9.16 芙蓉のお客
芙蓉が、咲いた。 3年前に植えた苗がわしの背たけほどに育った。芙蓉は 初秋の季語だ. いちにちを笑ってしぼむ酔芙蓉 酔芙蓉は、いちにち花だ。白からピンクに徐々に変化して夕方に...

エスプレッソコーヒーを淹れる①
エスプレッソマシンでコーヒーを淹れる。 エスプレッソマシンがアスクルから来た。 GAGGIAの「CLASSIC」というモデルだ。わしはむかし、エスプレッソは安くてもイタ...

エスプレッソコーヒーを淹れる②
黒い液体に立つ泡のおいしさに目覚めたのは、たしか南フランスのカマルグ、サント・マリー...

22.9.20 栗拾い①
台風で、栗が落ちた。 台風の次の朝、むこうの山から地平線を、鹿の親子がどどどどーと走りぬけた...

22.9.21栗拾い②
今日も栗拾いに来た。ヤギたちは必ずついてくる。うれしいを全身で表現する。 毬が痛いので長靴で踏んで割る。スニーカーは止めといたほうがいい。すぐにぼろぼろになる。 ひとが...