青いイルカの夢㉙夜の海に降る雪
海のなかにも古井戸はあるこの恋、雪の味。へんな声が聞こえてきたのぞきこむ水面のしたに...
詩育日誌03.03サムシング・エルス
松のみどりはほんとは「翠」と書くらしいそれが、なにか?いやべつに、なにも。ただ、児島...
ゆらぐかけらShakenFragments㉑面
面のゆらぐかけらがつるつる光がものにあたって反射するから 表面のでこぼこが質感になる...
詩育日誌03.05ヤギの瓶と冬の虹
寒さもゆるんだ午後よい内容のつまらない映画を観る貧困とこころの病がテーマそこからぬけだす策がどこにもない結論から歩いて帰る良し悪しではないと言っていた職場の人と一緒になるあら、...
いま世界はうなだれている㊱欲望のばね
(ほんとのロウ梅はにせのロウでできている 編集長、すみません。ぬかるみを避けてページ...
詩育日誌03.07耳の散歩
皿のうえである日ピクッと耳が魚になって泳ぎだした散歩しよう バケツに入院しているお母...
青いイルカの夢㉚危ない海域
プールサイドにはだれもいなくなった帰ろうとするとなんか、変。 しずけさがこころになっ...
詩育日誌03.09異次元からの発芽
月を見る人光をやどす最終形を見あげている上弦だずっと自分だけいない砂漠を見ている横たわる顔が重たくなって 顔を持つ人両手で支えている横顔が三日月になってずれる尖ってきたあごが...
ゆらぐかけらShakenFragments㉒戒
戒のゆらぐかけらがべしべし肯定でもよいところを 否定で揺れている不殺生脳にある神経細...
詩育日誌03.11通勤
(通勤時間に、大津波におそわれる、なにごともない日常にいきなりの災い…想像してみた。) 瀬戸大橋線のホームで...