日記22.9.1鳥取砂丘
鳥取に行った。賀露港はむかし来たことがあったが、ずいぶん雰囲気が変わっていた。 古い通りの両側に魚屋さんが並んでいて、大きな鍋で松葉ガニを茹でていたのを覚えている。観光客...
つらなりのほつれ fray of sequence(41)ラクダ、かんべん。
後輩ラクダが上から目線で吐きつづける正論、かんべんしてや。を、カピバラ流にかき氷して。 砂漠というほどでもない砂丘を歩いているとき、水飲み場はどういう原理で脳内を移動するのか...
詩育22.9.3 ハルピンは女真語で網干し場
ハルピンあるいは、ハルビンだったか西口にあった網干し場 動かそうとしても動かない現象...
つらなりのほつれ fray of sequence(42)笑うラクダ理論
早送り映像のように、いいかげんな推論がラクダの背に乗ってウマの背を登る。 休憩中のラ...
詩育22.9.5 おののくクサリ
「……」を、はねのけるように踵をかえした どうしてあんなことに、のタガを外した 大型のカワサキ急発進しながらなに言ってんだ、あいつ。 あとにのこされた傷のあとくされにお...
つらなりのほつれ fray of sequence(43)怪談を降りる
蔦植物のからまった恣意性のカルカッタ墓標の液晶ディスプレイが遺棄されている。 きょうはとくべつ空がひくい。雲の端末がくっきり落ちている山のいただきは安心して目覚めのふとももを...
ゆらぐかけらShakenFragments(31)蝉殻
攻殻のゆらぐかけらをつらぬく標本針言語をつまんで聞き分けのいい石になるよこのビール飲...
詩育22.9.8 朝顔
怒りや悲しみで破顔するのではなく開花する 青をもっとちかくして朝顔を思考していたいの...
日記22.9.8ヤギをスケッチ
芸大から先生と学生さんたちが来た。ヤギたちをスケッチ観察調査した。「ヤギの目で社会を見...
詩育22.9.10 ひっそりとっとり
港が見えるカフェのマスターはインスタ嫌いだが まともに変わっているエチオピアを飲んだ ...