
つらなりのほつれ 45 ヤギスケッチ
うったては、いさぎよく。サーカスで生まれたゾウに草原を見せる決意で。 ヤギスケッチし...

つらなりのほつれ 44 エビは、あがらって
「である」や「ある」に、ちゃんとえらがないなんて。 グランベリーを食べながらこのまま...

詩育22.9.10 ひっそりとっとり
港が見えるカフェのマスターはインスタ嫌いだが まともに変わっているエチオピアを飲んだ ...

日記22.9.8ヤギをスケッチ
芸大から先生と学生さんたちが来た。ヤギたちをスケッチ観察調査した。「ヤギの目で社会を見...

詩育22.9.8 朝顔
怒りや悲しみで破顔するのではなく開花する 青をもっとちかくして朝顔を思考していたいの...

ゆらぐかけらShakenFragments(31)蝉殻
攻殻のゆらぐかけらをつらぬく標本針言語をつまんで聞き分けのいい石になるよこのビール飲...

つらなりのほつれ fray of sequence(43)怪談を降りる
蔦植物のからまった恣意性のカルカッタ墓標の液晶ディスプレイが遺棄されている。 きょうはとくべつ空がひくい。雲の端末がくっきり落ちている山のいただきは安心して目覚めのふとももを...

詩育22.9.5 おののくクサリ
「……」を、はねのけるように踵をかえした どうしてあんなことに、のタガを外した 大型のカワサキ急発進しながらなに言ってんだ、あいつ。 あとにのこされた傷のあとくされにお...

つらなりのほつれ fray of sequence(42)笑うラクダ理論
早送り映像のように、いいかげんな推論がラクダの背に乗ってウマの背を登る。 休憩中のラ...

詩育22.9.3 ハルピンは女真語で網干し場
ハルピンあるいは、ハルビンだったか西口にあった網干し場 動かそうとしても動かない現象...