旭川の土手を走り、龍ノ口、牟佐を過ぎると岡山市と赤磐市の境界掲示板がある。そのあたりが馬屋。
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この家は築後年数、不明
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白壁塀に重厚な門。
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玄関も凝っている。
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襖を開けると掛け軸が見える仕組み。
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前庭は仏教意思(須弥山)を意匠している。
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大きい石を配した日本庭園。
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中庭は小さめの石の蓬莱庭園。
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畳の和室9室。
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縁側の廊下。梁は太い。ガラスはそれほど古くないが波打っている。
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茶室あり。
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台所と居間。
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洋館1室。
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昭和初期に増築されたらしい。
土蔵1棟(未蔵出)。
窓はすべて木枠にガラス。
障子や襖は傷んでいるが構造はがっしりしている。
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床3(表書院、裏書院、茶室)
屋根の梁も立派。
柱はヒノキの節なし柾目。
これまでいくつもの古民家を見てきたけど、これほどの木材を使っているものはなかった。
また細部の細工も「茶のこころ」を意識してデザインされている。
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よほどの数寄者が建てたのだろう。
とにかく収納スペースがたくさんあって、本やレコードや自転車を遠慮なく置ける。
大きな音量でオーディオを鳴らせる。
邪魔者にされていた古伊万里や備前の古い食器がいきる。
近郊外であるわりに自然が多い。
(両宮山古墳や備前国分寺跡がある)。
一目見て、購入を決めた。