５日前、木犀の香りに気付いた。
香りで存在を知らせるとは、なかなか風情がある。
と、ニヤニヤしながらクンクンしたが、花の姿は見えず。
その２日後、花が満開になった。（まだ7～8分咲きかも）
白花の銀木犀は、山吹色の金木犀より、一足早く咲きだす。
離れて見ると、白い花はほとんど目立たない。
20ｍ以上離れていても、香りが漂う。
姿は見えずに香りを感じ、驚きと、満足と、秋になったのだと思う安心感が満ちる。
ちょいと珍しい、イランイランの花もよく咲いている。↓
緑色のリボンがほどけるように咲き始め、咲き進むと黄色になる。
うつむいた花をのぞきこむと、こんな具合。↓
今年５月に大き目の鉢に植え替え、日向に出したので、なかなか花つきがよい。
真夏の日差しにも負けなかった。
これからたくさん咲くだろう。
もう少し外で日に当ててから、寒くなる前に室内に入れてやろう。
枯らしたくなかったんで、今までは、なるべく室内の日当たりに置いたが、案外丈夫だとわかった。
３～４年育てているが、よく日に当てた今年は、格段に花つきがよい。
緑色の花は、なんだか不思議な感じがする。