スペシャリティコーヒーが普通に飲めるようになってきました。
アフリカ系のも、かなり増えてきて、
浅煎りがトレンドになって来たんでしょうか。
とってもフルーティーなのも出てきています。
最初はそれを飲んだ時は、ビックリしました。
コーヒーは、フルーツである事を再認識しました。
最近は日本人が買い付けに現地まで行って、農業指導までしているようです。
日本の果物が、とっても美味しく作れるようになったのと同じ指導をすれば
コーヒーもどんどん美味しくフルーティーになっていくと思います。
そうすれば、浅煎りで果物本来の匂いを楽しめるんではないでしょうか。
スターバックスなどの深煎り系も嫌いではありません。
皆さんご存知のように、
いろんな素材とコラボさせて、絶妙な味を作り上げています。
我が地元の上島珈琲は、柿とかを混ぜた珈琲を出したりしています。
それと、豆のひき方とドリップの仕方でも大分変ります。
前にも書いたと思いますが、仕事場の近所の喫茶店は、
昔、おばちゃんが一人でやっていて、えぐいコーヒーを出していました。
それは、コーヒーの粉と水を鍋に入れて、とことん煮だす。
その結果、コーヒーの全てを抽出してしまい、
地獄の漆黒の液体が出来上がります。
おばちゃんは、これが一番うまいんやー、との賜ってました。
流石、人生の酸いも甘いも知り尽くして来たおば様です。
たとえ、白い底のコーヒーカップに残った1ミリの深さのコーヒーでさえ、
底が見えず真っ黒です。
エスプレッソが豆乳に思えるぐらいです、なんのこっちゃ。
よく、一緒に飲んでいる同僚と言ってたのですが、
ここの煮だした後の粉は、色まで抜けて真っ白になっているんちゃうか。
生産効率、還元効率、利益率、100%や !
道路に撒いたら、アスファルトの色を吸い取って透明になるんちゃうか。
これで頭を洗ったら、白髪になるんちゃうか。
オセロの裏表白と黒の駒をこの中に入れたら、両面白になって、
オセロじゃなくなるわ。
しかし、強烈な味でした、10㏄ほど飲んだだけで、おめめギンギンです。
やばい薬より効きそうでした、飲んだことないけど。
昔の有名な UCCの缶コーヒーも、
これに砂糖を限界まで溶かしたようなコーヒーでした。
昔の缶コーヒーは、今で言う、エナジードリンクだと思います。
元気になるドリンクですね。
不二家の缶コーヒーも、たまに売ってましたが、
コーヒー風味の砂糖ドリンクでした。
一口飲んだだけで、歯どころか、頭蓋骨まで溶けそうでした。
一本飲んだら、富士山をうさぎ跳びで登れそうです。
そういう時代でした、味がどうこうじゃなかったんです。
現代は、何でも美味しすぎます。
まずいは正義です、おいしいは悪です。
と思います。。。。 ?