パン事情⑭An Zuyen Bakery

このお店も、タウン紙の安くておいしい店特集に出ていたもので、ある地元レストランのシェフに、その値段とうまさに大絶賛されていたお店。

“An Zuyen Bakery”は、ベトナム系のベーカリーで、ＳＥ（市内南東部）５４番通りとFoster通りに程近い小さなお店ながら、お客さんがひっきりなしに出入りする。

店内には、食パンや菓子パンのほか、ケーキやパイが所狭しと置かれ、評価の高いサンドイッチ類は、注文を受けてから作られる。

特にカップケーキ等はその大きさに圧倒され、地元アメリカ人も大満足の大きさ。イチゴとホワイトチョコのシュークリームが１ドルということで、試してみることに。また、明日のおやつに日本のロールケーキのようなケーキ（地元ではあまり売っていない）もチョイス。それに、評判のポークパテの塗られたサンドイッチも。

シュークリームは日本の洋菓子のような繊細さは全くないけれど、地元のケーキより若干甘さ控えめで、値段と大きさから言えば、これはこれでアリ。夫の選んだロールケーキは、Pandanと呼ばれる東南アジア特産の植物の汁が入って、緑色をしている。我々にはプレーンのケーキの方が良かったかも。サンドイッチは、評判どおり美味、そして確かに安い！ベトナム流サンドイッチ“バイン・ミー”の典型である、レタス等の代わりにニンジンなど野菜のピクルスがたくさん入って、パンもベトナムがかつてフランスの統治下であった名残かフランスパン系で、サクサクおいしい♪これで一つ＄２．２５は格安！

お店は、家からはかなり離れていて、頻繁には買いに行けないのが残念だけど、パンやロールケーキ類は日本食材屋の宇和島屋等でも購入可。