てっぺいの、いつも写真でさわでぃーかっぷ

日本とタイと写真が好きなてっぺいの日常を綴った日記のようなものです。

【タイ映画】Happy Birthday

2009年06月25日 | タイPop、映画
昨日の朝、2008年末にタイで公開された映画Happy Birthdayを見た。

アナンダー演じるテーンとエーンチャヤナット演じるパオのラブストーリー。
監督のพงษ์พัฒน์ วชิระบรรจงって何気に、あのใจนักเลงを歌ってたポンパットだった!!

ざざっとのあらすじだと、
テーンが本屋で買おうとした写真集の中に落書き(コメント)がびっしり書かれていた。
テーンはその見ず知らずの書き主に返信して、いつしか本は交換コメントブック状態。
テーンのお勧めしたレストランにパオが来た事で知り合うけれども反発して喧嘩してしまう。
2人は謝りあい、テーンが口説いて次第にカップルになる。

テーンの誕生日に目の前でパオが交通事故にあって脳死になり人工心肺なしでは生きられない事になってしまう。
パオが誕生日にくれるはずだったメッセージカードに
「一生面倒みあうって約束しようね」って書いてあった通りに治療に専念するテーン。
次第に看病に疲れて精神までおかしくなってくテーン
親は最後には人工心肺を取ろうとするが・・・

みたいな話。

恋人が脳死だけど生きてるとか、やっぱり鬱展開はきついな・・・
献身的に愛をささげる男にタイ人女性は憧れてると思うんだけど、まさにそういう男を描いた映画。
付きあってそんなに時間が経っていない恋人がそんな状態になって、
自分が一生看病するって決めて、会社までやめてそうする人って実際いないでしょう。家族や嫁・旦那ならまだしも。

しかも最後の終わり方が曖昧。これはわざと曖昧にしてるんだろうけどパオは死んでると思う。
50年後に一緒に流星群を見に行くっていう約束を、妄想の中で実現させただけじゃないかな。
実際、途中でも妄想でパオと話してる場面がいっぱいあるしね。
最後の方に行くにしたがって妄想か現実かわからなくなってくる。
Pnatipでタイ人の意見をみたけど、死んでる・死んでないで意見が分かれてたよ。
治る方に期待してたけど、死んじゃったラストだとすると救いのある終わり方だと思う。

僕はこの映画はストーリーうんぬんよりも、アートディレクションが素晴らしいともう。
北部の景色がいっぱい出てきて、そのどれもがとっても美しい!
それを見るだけでも価値のある映画だと思う。





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