島ちゃんからもらった命のバトン

2009.1月急性骨髄性白血病発症。
2010.12月、旅立ち。
島ちゃんの軌跡と島ちゃんが遺してくれたもの。

ありがとう・・・

2009-09-26 08:08:32 | Weblog
今回は、クリーンルームに入らないだけでも楽な治療と感じます。

白血球は現在、1000前後なので大きな体調変化もなく、外へのウォーキングを

中止してるぐらいかな。  しかし、腕の筋肉は少し復活してきたけど、足の太も

も辺りの筋肉って戻らないなぁ。 ふくらはぎは、戻ってきましたけどね

早く白血球よ戻ってこないかなぁ(笑)←この言葉って抗がん剤治療してる人の

合言葉みたいになってますよね? 思わず(笑)を入れちゃいました。

今も全国で同じ思いの人が沢山いるはず。


で、今日のタイトルを何故に「ありがとう」にしたか・・・。

それは、先日の某、TV局の朝の番組で特集されていた、産まれた時から内臓疾患

を患って、9歳の短い生涯を終えた「宗太郎君」。 彼は生まれてからアメリカで

8歳で移植(殆どの臓器)をするまで、口からの食事をしたこともなく、殆どが

病院のベッドでの生活。自ら、親に対して欲しいものなどの欲も言わず、生きてき

ました。 日本では、未成年にたいしての臓器移植も認められていなくて(当時)

皆さんの募金、善意で、渡航手術費1億2000万円もかかったらしいです。

先進の日本がそういった所では遅れていますよね。(悲しい事です)

話が少しそれましたが、「宗太郎君」は、術後の予後が悪く、お母さんが、取って

はダメだと言う酸素マスクを自らの手で取り「お母さん、ありがとう、ありがと                                     う」と2回「ありがとう」とくりかえし、息を引き取ったらしいです。

みなさんは、「ありがとう」っていう、たった5文字の言葉を最近、真剣に真面目

に言えてますか? 僕は正直、言えてなかった気がします。この病気になって、

周りの迷惑を掛けた人には言えてる気はしますが、大事なものを忘れてた様な

気がします。 この事をブログに書こうかどうしようか、正直、悩みました。

なぜなら、これらの事を偽善だと言う人も居ると思ったから。

でも、あえて書いたのは、この病気になって真剣に周りの方に「ありがとう」と

思えたからです。 それと、私の勤める会社にとっては「ありがとうございまし                                     た」ってのが1番の大切な言葉だと思ったからです。                                    
現に、この言葉でのクレームは多いんですよね。言い方が悪ければクレームになり
                                     言い方が真剣だと凄く笑顔で喜んでもらえる。難しい言葉です。

あれ?話が反れていってるかな?  まっ、難しい事は置いておいて、「ありがと

う」くらいは、真剣に言ってみませんか?


正直、大きなお世話な話ですが、共感していただければ幸いだと思います。

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