島ちゃんからもらった命のバトン

2009.1月急性骨髄性白血病発症。
2010.12月、旅立ち。
島ちゃんの軌跡と島ちゃんが遺してくれたもの。

一番星

2011-12-25 19:03:46 | Weblog
今年のクリスマスも昨年とたいした変わりもない日になった。


この3連休は長男坊は野球の練習があり、次男坊はお家で、絵を書いたり、字を書いたりしている。

雪こそ降らないがとてもとても寒く家にいたいものだ。

サンタさんに何が欲しいのかお手紙書いときよ。と言ってはいたがそのお手紙もなく、なにが欲しいか聞いても「べつに何にもいらん」

と返答。次男坊は「ぼくはイチゴのケーキが食べたい。」と。

と、いうわけでイチゴのクリスマスケーキを買っただけで今年のクリスマスは終了。

そんな長男坊と次男坊に兄がプレゼントをそれぞれ持ってきてくれた。

ありがとう。

夕方、買い物に子どもたちと出かけた。

買い物帰りには外は暗くなっていて車の窓から外を眺めていた長男坊が「あ、一個だけめっちゃデカイ星が光ってる!おかあさん見て!」

と言うので、車をとめ空を見上げた。「ほんまや、めっちゃキラキラしてて、きれいやな。」

と言うと次男坊が「おとうさんが見てる。おとうさんや!」とお祭り気分に急にはしゃぎ出した。

そして車に乗って走り出すと寒いのに窓を開け星を見つずけ「おとうさんがずっと見てる。おとうさんがずっとついてくる!」

とキャッキャッとはしゃぎまくる。

次男坊が「サンタさんとおとうさんは一緒に住んでるの?」と質問。

長男坊はその質問に「おとうさんとサンタは一緒には住んでへんで。でもご近所さんやねん。」

次男坊はその回答に「ふ~ん、そっか、そっか。」と心よく納得していた。

いつもより少し遠回りをして帰り、家に入る時に次男坊が「おとうさん良い子にしてるからね。バイバイ」と言って家に入っていった。

長男坊は今日、野球の練習でエラーをした事を「今日の俺はアカンかった。だからサンタさんは来ないねん。今度は、エラーしないように

おとうさん見とってや。」と言って家に入っていった。

もう一度私も星を眺めた。

一つだけ大きくすごく光っていた。

子どもたちが言うように、私にもその星が島ちゃんに見えた。

そしてちょっと照れくさかった。

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